日本が取り組まなければいけない問題の一つとして性的少数者(LGBTs)のことが大きな課題として挙げられています。今や性的少数者(LGBTs)の数は20人に1人の割合だともいわれていますが・・・性的少数者(LGBTs)への配慮や設備などが追い付いていないのが現状です。そんな中、沖縄県那覇市にあるホテルパームロイヤルNAHAさんが性的少数者(LGBTs)の方の為の設備を新たに導入したそうなのです。どのような取り組みが行われたのか見ていきましょう!
性的少数者(LGBTs)に優しいホテルパームロイヤルNAHA
那覇の国際通りのど真ん中に位置する「ホテルパームロイヤルNAHA」。
こちらのホテルは2015年の楽天トラベルアワード シティ・ビジネス部門 お客様の声大賞 沖縄エリアを受賞し、お客様の満足度93.8%と顧客の満足度が高いホテルとして知られています。
そんな「ホテルパームロイヤルNAHA」は、那覇市が「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言(通称:レインボーなは宣言)をする4年も前から、性的少数者(LGBTs)への優しい観光地づくりを行ってきたホテルでもあるんです。
今回、パームロイヤルNAHAさんが新たな取り組みを始めたことで話題になっています。どんな取り組みを始めたのか見ていきましょう!
国内初?!性的少数者(LGBTs)の方に配慮したトイレを設置!
性的少数者(LGBTs)の方の問題として、トイレの問題をよく耳にしますよね。
性別は女性だけど・・・見た目は男性、その逆の場合もあり、性別通りのトイレに入ってしまうと周りが困惑してしまう事があります・・・。そして、ご本人さん自身も産まれた時の性別が女性(男性)であっても、現在は男性(女性)として生活しているので、どちらのトイレを利用したほうが良いのか悩んでしまい・・・結果としてトイレを我慢してしまうそうなんです。
体の性とは違う性で生きるトランスジェンダーの人々。男女共用のトイレを探すのにとても苦労しているのだそうです。
性的少数者(LGBTs)にとって・・・悩みの種となってしまっている公共のトイレ。その問題にいち早く「ホテルパームロイヤルNAHA」さんが着手しました。
「ホテルパームロイヤルNAHA」の中に、県内で初めて性的少数者(LGBTs)の方が利用しやすいトイレが出来たんです!
「国際ゲイ&レズビアン旅行協会」(IGLTA)に加盟している42ヵ所でも初の試みのようなので、もしかすると国内初の試み・・・という事になるかもしれません。
ですが・・・「性的少数者(LGBTs)の方用トイレ」として設置してしまうと、入る際に周りの方の目が気になり・・・逆に入りづらくなってしまいますよね。そういう声を踏まえたうえで、おむつ交換台や便座近くに手すりを設置するなどして、多目的に利用できるトイレとして配置したそうなんです。
トイレの扉には、抽象的なピクトグラムに色は緑色を使用するなど、性的少数者(LGBTs)の方が気兼ねなく使うことが出来るよう配慮されています。
ホテルパームロイヤルNAHAさんは、今後も性的少数者(LGBTs)が利用しやすいホテル・観光地になるよう、色々と改善していく予定なのだそうです。
本当に素晴らしい活動をしているホテルだと思います。パームロイヤルNAHAさんの今後の活動・活躍に期待したいです!
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「ホテルパームロイヤルNAHA」さんは、性的少数者も楽しく観光や旅行が出来るようにする事を目指す「国際ゲイ&レズビアン旅行協会」(IGLTA)に加盟しているLGBTsフレンドリーのホテルなんです!そのようなホテルは全国に42か所あると言われています。