夏は冷たいものがより一層美味しく感じられる季節です。夏の沖縄へ遊びに来たのであれば、ぜひ食べていただきたいのは「ぜんざい」です。ぜんざいが有名な千日さんへお邪魔してきたのでご紹介していきたいと思います。
創業45年の老舗「千日(せんにち)」ってどんなお店?
沖縄には美味しいものがたくさんありますが、中でも私が好きなのは「ぜんざい」です。
沖縄の暑い夏には欠かせない「ぜんざい」ですが、沖縄にはぜんざいが美味しいと評判のお店がいくつか存在します。今回は、その有名店の一つである老舗ぜんざい店「千日(せんにち)」をご紹介します。
「千日」さんは、ゆいレールの旭橋駅から約10分ほどの場所にあります。創業45年の老舗「千日(せんにち)」は、アニメ「ちびまる子ちゃん」に出てきそうな、懐かしい昭和の香り漂うたたずまいです。
筆者は、日曜日の午後に訪れましたが、さすがは人気店・・・既に満席でした!少し待っていたら、すぐに席が空いたので、テーブル席へ座ることが出来ました。
千日さんのメニュー
千日さんのメニューは以下の通りとなっています。
千日のメニュー
- アイスぜんざい 300円
- いちご氷 300円
- いちご金時(ぜんざい) 400円
- ミルク金時(ぜんざい) 450円
- いちごミルク氷 450円
- いちごミルク金時(ぜんざい) 500円
- 沖縄そば 550円
- 今川焼・たい焼き 各110円
- ホットぜんざい(冬限定) 500円
メニューは、ぜんざい4種類といちご氷2種、沖縄そばとシンプルです。沖縄では珍しい、今川焼とたい焼きもあります。
沖縄のぜんざいは本土とは全然違います
本土で「ぜんざい」と言うと、小豆を甘く煮た温かいおしるこのようなものを指しますね。
沖縄で「ぜんざい」と言うと、金時豆を黒糖で甘く煮たものの上に、かき氷をのせた冷たい食べ物です。最近は、旅行者が混乱するという事で「アイスぜんざい」とか「沖縄風ぜんざい」って言われたりもしています。
本土のような、ぜんざいを食べようと思ったら、「ホットぜんざい」と注文する必要があります。中には、ホットぜんざいを扱っていないお店もあるので、温かいぜんぜいを食べたいと思ったら、まずは店員さんに確認を!
沖縄のぜんざいは「あまがし」が進化したもの
沖縄県には中国や台湾から伝わったと言われている「あまがし」という豆菓子があります。「あまがし」とは、金時豆と麦、黒砂糖を煮た冷や菓子です。
もともとは、緑豆を用いて作られていた「あまがし」ですが、アメリカ統治下の時に入手しやすかった「金時豆」を使うように変化したのだそうです。
アメリカ統治時代の沖縄では、小豆が入手しづらかった影響もあり、小豆を用いた料理があまりありません。その影響なのか、小豆を用いたお菓子があまり人気がないようで、スーパーなどにある和菓子コーナーは、とても小さく種類が少ないんです。
「あんみつ」や「ところてん」を食べられる”甘味処”って、沖縄では殆ど見かけないんです。「あんみつ」や「ところてん」が懐かしく思う時もありますが、沖縄に移住してからは「氷ぜんざい」派になってしまったので、「あんみつ」や「ところてん」は帰省してからのお楽しみという事にしています♪
千日さんは、全てセルフサービスのお店です
さて、本題へ戻りましょう。千日さんは、注文から片付けまで全てセルフで行うお店です。カウンターで注文し、先にお支払いをします。食券が手書きの紙なので、より昭和の雰囲気を感じる事が出来ます。
この日は、混雑していたので番号を呼ばれるまでは少し時間がかかりました。お水やお茶がカウンターにありますので、セルフで入れて飲んで待っていましょう。
自分の番号が呼ばれたら、商品を受け取りにいきましょう!
アイスぜんざいといちご氷を注文
千日のぜんざいは、その大きさが有名で・・・高さがなんと30㎝くらいるのでは!?というほどの高さなんです!私の注文した「アイスぜんざい」300円だったので、コスパが最高です。
ふわふわできめの細かい氷は軽い舌ざわりで、とても美味しいです。ぜんざいは、氷の上からシロップはかかっていないので、横から氷を崩して金時豆と混ぜながら食べ進めていきます。
甘さ控えめに煮込まれた大きな金時豆は、食べ応え十分!小豆に似ているけれども、小豆には出せない絶妙な味なんです。千日のぜんざいには、白玉などのトッピング類は一切入っておらず、純粋に甘く煮た金時豆と氷を味わう感じです。
「こんなに大きいぜんざい、一人で食べられるのか」と心配でしたが、あっという間にぺろっと完食してしまいました♪しっかりと甘みはありますが、あとに残る感じはありません。さっぱりといただけるので、甘いの苦手な男の人も食べられるんじゃないでしょうか。
いちご氷もでかい!
ちなみに・・・こちらは娘の注文した「いちご氷」300円。
こちらも高さが約30cmほどあります。子ども1人には、少し多かったので、子ども同士でシェアさせると丁度いいかと思います。
セルフサービスのお店なので、食べ終わったお皿は、カウンターへ返却するようにしましょう!
千日さんは、昔ながらの素敵なお店
筆者がぜんざいを食べている間も、どんどんお客さんが入ってきて、至る所で相席になっていました。店の奥からは・・氷を削る音が絶え間なく聞こえていて、お店のおばちゃんも大変だなぁと思ってしまいました。
旅行者でも気軽に行けるような場所にあるので、ぜひ沖縄へお越しの際は、沖縄風の氷ぜんざいを食べてみてくださいね!
今回は混雑していたので、次回はあきらめた「たい焼き」をリベンジしたいと思います!ごちそうさまでした。
基本情報
- 営業時間
- 11:30~20:00
- 定休日
- 月曜日
- TEL
- 098-868-5387
- 住所
- 〒900-0033 沖縄県那覇市久米1丁目7−14
- 公式ホームページ
- ありません
- クレジットカードの利用
- 各利用不可
- 駐車場
- あります
- Wi-Fi
- 利用不可
- 海の見え具合
- 海は見えません
千日までのルート
現在地から千日までルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
那覇空港から車で行く場合
那覇空港から千日まで4.2km、車で約9分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
那覇空港からゆいレールで行く場合
那覇空港駅旭橋駅徒歩で千日へ向かいます。
那覇空港駅から旭橋駅までは大人260円、小人130円。約11分(5 駅)で 旭橋駅に到着。旭橋駅から千日までは徒歩で約11分(900m)です。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
- スマイルホテル那覇シティリゾート
- 千日からスマイルホテル那覇シティリゾートまでの距離約160m
- 東横イン那覇旭橋駅前
- 千日から東横イン那覇旭橋駅前までの距離約500m
- 沖縄ナハナ・ホテル&スパ
- 千日から沖縄ナハナ・ホテル&スパまでの距離約550m
- ホテルリブマックス那覇
- 千日からホテルリブマックス那覇までの距離約650m
近く(5km圏内)にある飲食店
- 玉那覇ウシ商店
- 千日から玉那覇ウシ商店までの距離約28m
- まーさん台所 居酒屋JIN陣
- 千日からまーさん台所 居酒屋JIN陣までの距離約11m
- あぐろ焙煎珈琲店
- 千日からあぐろ焙煎 珈琲店までの距離約120m
- 麺屋一龍
- 千日から麺屋一龍までの距離約44m
最寄駅・最寄のバス停
- 最寄駅
- 最寄駅は旭橋駅です。旭橋駅まで約850m、歩いて約11分です。県庁前駅からは歩いて約12分です。
- 最寄のバス停
- 沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。
かき氷を食べるために訪れている方が殆どなので、お店の回転率は良さそうです!