全国津々浦々ご当地パンというものが存在しますが、沖縄のご当地パンだって負けてはいません。味・ボリューム・インパクト!その全てを兼ね備えた沖縄ご当地パンをご紹介します!
沖縄のご当地パン ①ゼブラパン
沖縄県民にとって、このパンの存在を知らない人はまずいません。
パッケージの包装を突き破るんじゃないかと思われるほど、その存在感を発揮している長方形のパン。そして、そのパッケージには、ゼブラ柄が美しいシマウマがさっそうと駆け抜けるイラストが…。
そのシマウマの首には、どんな意味がつけられているのかさっぱりわからない、黄色のプラカードがぶら下がっています。
すでにこの時点で、いろいろな点に突っ込みが入るのですが、沖縄県民は、そんな細かいことにはまったく気にしません。
大胆に包装を破ると、巨大な長方形のパンを取り出し、迷うことなく真っ二つにカット!
その断面には、沖縄県民が愛してやまないピーナッツクリームと黒糖風味のペーストがサンド!
パンの大きさからは想像ができないのですが、パンそのものは意外とふっくらとしていて、主張しすぎない程度のピーナッツクリームと黒糖風味のペーストが相性バッチリなんです。
オキコおすすめの食べ方はトースト!
オキコオススメの食べ方は、表面に焼き色がつく程度にトーストする事!
クリームが少し溶け、一層美味しくなるのだとか!!!!ぜひ、試してみてくださいね♪
※商品の価格は記事作成時点の価格です。価格は変動する事が御座いますので、実際の価格はオンラインショップの商品詳細ページでご確認下さい。
沖縄のご当地パン ②なかよしパン
ゆる~い感じのけるのイラストが大きく書かれているのが、これまた沖縄県民熱愛のご当地パン「なかよしパン」です。
なかよしパンを製造しているのは、1951年創業のぐしけんパン。地元では、オキコパンに次ぐ有名なパン屋で、県内に13店舗展開している地元密着型のパン屋です。
なかよしパンも、みっちりと詰まった長方形のパンに、バニラ風味のバタークリームがサンドされているパン。これだけの説明だと、「ゼブラパンの真似か?」と思うかもしれません。
残念ですが、それは違います。なかよしパンのすごさは、その巨大さにあるのです。
沖縄県内のコンビニでも「なかよしパン」を見かけるのですが、コンビニで販売されているものの多くがゼブラパン2個分程度の大きさ。これでも十分に大きいのですが、実はこれで「ハーフ」。
では、通常サイズのなかよしパンはどれくらいかというと…ほぼ枕サイズ!
大きさだけで言えば、間違いなく枕にできるなかよしパン。
子供の数が多い沖縄では、食パンよりも、子供が好きなバタークリームがサンドされて、しかも十分な量を確保できるなかよしパンのほうが圧倒的に人気があるのです。
6.3インチ(16.5㎝)のスマホが小さく見えてしまうくらい大きい!8人で仲良く分け合って食べる事が出来る「なかよしパン」の大きさは圧巻です!
なかよしパンは味のバリエーションも豊富
ちなみに、なかよしパンは味の種類も豊富なんです。
今回ご紹介したのは、ノーマルタイプ(ココア生地にバニラクリーム)ですが、それ以外に以下の商品があります。
- なかよしピーナツ
- ピーナツクリームがサンドされている
- なかよしダブルクリーム
- ジャージークリームとカスタードクリームを交互にサンドしているので二種類の味が楽しめる
- なかよしわんぱくキッズ
- ミルククリームとチョコクリームが交互にサンドされているので二種類の味が楽しめる
- なかよしプレミアム
- 生地にチョコシートを折り込み、ピーナッツクリームとメープルクリームを交互にサンド!三種類の味が楽しめる
どれも美味しいので、是非 全種類食べてみてくださいね!
沖縄のご当地パン ③うず巻サンド
パンにクリームを塗りつけてうず巻状にしたパンは意外といろいろな地域でみられるのですが、沖縄のご当地パンである「うず巻サンド」は、そんじょそこらのうず巻きパンとは一味違います。
まず、パッケージは、ぐるぐると目を回している女の子のイラスト。「うずまき=目を回す」という超ストレートな解釈が伝わってきます。
「商品のネーミングにひとひねり入れてやろう」という気概は全く感じられないこのパッケージ。とはいえ、パッケージに何の違和感も持たずこのパンを愛し続ける沖縄県民には、開発者がパッケージのアイデアにかける労力そのものが無意味。ようするに、おいしければ、パッケージがどうであろうと問題はないのです。
そんな沖縄県民の胃袋をつかんでいるのが、うず巻サンドの特性バタークリーム。パンの合間をみっちりと埋め尽くすように塗りつけられたバタークリームは、食べるとじゃりじゃりとした食感があります。
実はこのクリームには、結晶のままの砂糖が練りこまれています。なので、口に入れると、砂糖のジャリジャリとした食感にぶつかるというわけです。
「うず巻きサンドのジャリジャリとした食感がたまらない!!」というファンも多いんですよ!
沖縄のご当地パン ④King’s
長年のロングセラー商品の一つに、ぐしけんパンから発売されているKing’s(キングス)というパンがあります。
このパンの特徴は、なんといってもデニッシュ生地のパンということ!!
バター香るパン生地は、さくっと軽く軽く、中にサンドされているバタークリームとの相性は抜群です!
King’sは、子どもに人気があるのはもちろんの事・・・「子ども時代から食べている」という長年のファンも多く、大人にも人気の商品なんです。
デニッシュパンは、口の中に広がるバターの香りがたまらないですよね♪
沖縄のご当地パン ⑤スナックパン
台風接近の時に必ず買い込むのが、オキコパンの「スナックパン」。
ホットドック用パンの長さをそのまま生かしつつ、細身のスタイルにパンをシェイプアップさせ、全体的に引き締まった印象に変えた見た目。
口に入れるとほんのりと甘いのですが、パンそのものの甘味であり、それ以外の小細工を一切省いたシンプルなパン。それだけに、ほかの菓子パンよりも日持ちするのが台風対策用にうってつけの理由です。
しかも、1袋7本入りなので、子供のおやつにちょうど良いサイズ!年齢を問わず食べやすい味なので、沖縄では買い置きしているご家庭が多い商品でもあります。
少しパサついた感じの食感ですが、それがまた不思議とクセになる商品です。ミルクに浸して食べる方も多いのだそうです。
※商品の価格は記事作成時点の価格です。価格は変動する事が御座いますので、実際の価格はオンラインショップの商品詳細ページでご確認下さい。
沖縄のご当地パン ⑥北海道ミルクパン
第一パンから販売されている北海道ミルクパンは、上で紹介した「なかよしパン」には及びませんが、こちらも大きいことで有名。
こちらの商品も、ちぎって分けて食べる事が出来るようになっています。
北海道ミルクパンの中には、たっぷりのミルククリームが入っており、優しいミルクの甘さがクセになる一品です。
パンもふわっふわで美味しく、中に入っている北海道産のミルクを使用したミルククリームがたまらない!!
他にも色々ある!沖縄のご当地パン!
今回ご紹介した沖縄ご当地パンは、ほんの一部にすぎません。
沖縄の三大パンメーカー「オキコ」「ぐしけんパン」「第一パン」には、オリジナルの商品が沢山存在するので、沖縄旅行へ来た際には、是非コンビニやスーパーのパンコーナーを覗いてみてくださいね!
ちなみにゼブラパンは、昭和22年創業のオキコパンが製造。地元では最大シェアを誇る大手パンメーカーにおいても、このゼブラパンはナンバーワンのロングセラー商品なのです。