APEMAN C860のレビュー!オススメのドライブレコーダー!

みなさん車にドライブレコーダーは付けていますか?筆者はドライブレコーダーの購入を決めてから・・・ドライブレコーダーについて色々と調べ、勉強しました。これから購入を検討されている方の為に、ドライブレコーダーを購入する際に抑えておきたいポイントなどを共有したいと思います!APEMAN C860もレビューしていますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次 ページガイド

ドライブレコーダーは何の為に付ける?

事故

ドライブレコーダーの利用目的と言えば、大半の方が「事故や当て逃げの証拠を残す」といった目的で付けられています。

近年では、ニュースなどでも煽り運転による事故などが多く取り上げられ、ドライブレコーダーの必要性を感じている方も増えたのではないかと思います。

その他にも・・・

  • 設置していると自動車保険料が安くなる保険会社がある
  • Youtuber(ユーチューバー)がドライブ映像を撮影するため

といった利用目的があるそうです。

このように、様々な目的で設置されるドライブレコーダーですが、国内で販売されている数も多く、値段もピンキリです。

ミッチェル

買うとなると安い物に手を伸ばしがちですが、ちょっと待ってください!まずは、この記事でドライブレコーダーに関する知識や選び方などを、学んでから購入する事をオススメします。

ドライブレコーダーのGPSはなんの為に必要?

GPS

販売されているドライブレコーダーの中には、GPS機能が付いているものがあります。GPS機能が付いている事で、どのようなメリットがあるのか見て行きたいと思います。

日付の自動設定をしてくれる

時計

GPS機能を搭載しているドライブレコーダーは、日付の設定を自動で設定してくれます。

ただ、GPSが付いていない機種でも、最初の1度だけ・・・手動で設定してしまえばいい事なので、これはあまりメリットとは言えません。

但し、週に1回程度など“時々”しか車に乗らない場合、ドライブレコーダーによっては、バッテリーの問題で日付がずれたりするので・・・そういった方にはGPS機能が付いていると役立つかもしれません。

位置や速度の記録

車

GPS機能が付いている事で、走行した経路の記録をしたり、速度を記録することができます。機種によっては、離れた場所(会社や自宅など)からでも、位置や走行距離をリアルタイムで見る事も出来ます。

また、速度の記録についてですが・・・、GPSから取得された位置によってスピードを割り出すものですので、正確なスピード記録は期待できないものだと考えて下さい。

特に…事故を起こした時などは、記録された速度を証拠とするよりも専門の方に動画から速度を割り出してもらったほうが正確なようです。

ミッチェル

以上の事から、GPS機能は必須機能という訳ではありませんが、時と場合によっては便利な機能だといえます。

ドライブレコーダーのレビュー記事に惑わされないで!

パソコンで検索

ドライブレコーダーを購入する前に色々なサイトで情報を集めるかと思います。そこで注意しなければいけない事がいくつかあります。

通販サイトのレビューは当てにし過ぎない

レビュー

最初は、「どういった機種があるのか・・・」と、とりあえず通販サイトでレビュー件数が多く付いているドライブレコーダーを見るかと思います。

ですが、通販サイトのレビューを鵜吞みにし過ぎてはいけません。

最近の通販サイトのレビューは、サクラなど自作自演のレビューも多い為、通販サイトのレビューは・・・あまり当てにしてはいけません。(もちろん、ちゃんと一般の方が投稿したビューも紛れています。)

なので、過剰に信じる事はせず、参考程度に読むようにしましょう。

“オススメ5選”など実際に実機を使っていないレビューも危険

注意

実際に…実機を購入せずに、通販サイトの売り上げ順でオススメを決定して、「オススメ商品5選」などと紹介しているサイトを多く見かけますが、そのようなサイトも・・・あまり当てになりません。

通販サイトの売り上げランキングも、上の項目で説明した「レビューの件数」などが影響してくる為、「売り上げ・レビュー件数=性能」がいいという訳ではありません。

ミッチェル

何も調べずに、売り上げがいいもの(レビューが多く、評価が高いもの)から購入する人も多いので、本当にいい物が埋もれたままになっているのが現状です。

You tubeの動画も見極めが必要

You Tube

Youtuberなどがドライブレコーダーのレビューとして撮影した動画をYoutubeにアップしていますが、アップロードする際に技術的な問題で画質が落ちている事が多々あります。

なので、実際は画質がキレイに撮れるドライブレコーダーなのに、Youtubeで見ると画質が悪いなんて事もよくあるのでご注意を!

固定概念を無くす

世界

日本という国に住み、日本の技術に誇りを持っている私たちは、昔から「日本製(Made in Japan)」という言葉に強く胸を打たれますし、購買意欲が掻き立てられます。

日本製品は、素晴らしい商品が多く満足度も高いのですが・・・世界に目を向けてみると日本よりも他国のほうがリードしている面もあります。

例えば、日本人の多くが避けがちな中国製のスマートフォンも世界に目を向けると日本製よりも売れているのです。

もちろん安すぎる中国製には粗悪な物もありますが、ちゃんとしたメーカーの製品であれば質の高い物もちゃんとありますので、その辺の見極めも大切だと思います。

近年では、海外の製品(スマートフォンやテレビなどの電化製品)も、目を見張るものが多くあります。

海外製品は、日本製品に比べると安く手に入るものも多くあるので、ぜひ「国産」にこだわらず・・・海外製品にも目を向けてみていただきたいです。

ミッチェル

海外製の商品も「安くて良質な商品がある」という事を知っていただきたいです。

ドライブレコーダー購入時にチェックしたい必須項目

チェック

ドライブレコーダーを購入する際に最低限チェックしておきたい機能がいくつかあります。例えば・・・

  • 駐車録画機能の有無
  • WDR機能またはHDR機能の有無(逆光を補正してくれる機能)
  • F値の設定
  • フレームレートに関すること
  • 画角について
  • 信号機がちゃんと映るのか
  • ノイズ対策について
  • カメラの画質
  • 電源の取り方

など、ドライブレコーダーだけでも・・・これだけの事をチェックして購入する必要があります。

機械が苦手だという方にとっては「何のこっちゃ」と思われるかもしれませんので、確認しておきたい機能について下で詳しくお話ししたいと思います。

駐車録画機能の有無

この機能はどういった機能かと言うと、運転中だけでなく、エンジンを停止している駐車中でも録画してくれる機能です。

性能は様々で、「駐車中ずっと録画するもの」や、「車体に衝撃を感知した時に録画を開始するもの」などがあります。

ミッチェル

「駐車録画」以外にも「駐車監視機能」や「駐車記録機能」といった表記がされます。

WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能またはHDR機能

WDR機能とは、逆光補正をする機能です。

日中運転していて太陽の光が強すぎて白飛びしてしまうシーンも補正してくれます。また、トンネルなど暗い場所から明るい場所へ出る際も「白とび」や「黒つぶれ」などの明暗差を自動で調整してくれます。

WDRと並び、HDR機能というものもありますが、基本的な機能は同じようなもですのでどちらかが付いていればよいでしょう。

F値はF2.0前後

F値とはレンズの明るさで、数値が低ければ低い程、明るくなります。F2.0前後であれば昼夜問わずキレイに録画する事ができます。

フレームレートは30fpsあればOK

フレームレートについて簡単に説明すると、動画はパラパラ漫画と同じで、1秒間に何コマの画像をみせるかで動画の滑らかさが変わります。

パラパラ漫画

30fpsだと1秒間に30コマの画像を見せる事ができ、滑らか映像となります。

ミッチェル

ちなみに通常のテレビは「30fps」です。

画角は広いものを!

ドライブレコーダーは事故などの場面で活躍する訳ですが、その時に画角が狭くて「肝心なところが映ってなかった・・・」なんて事があります。

そんな事にならないように、出来るだけ画角が広いものを選択しましょう。

LED信号機に対応

最近増えてきているLED信号機ですが、実は目には見えない速さで点滅しているんです。

その為、ドライブレコーダーがLED信号機に対応していないと…点灯しているはずの信号機が「消灯しているように映る」という現象がおこってしまいます。

これは、フレームレートのコマの周期とLED信号機の点滅の周期が重なってしまう為に起こる現象です。

LED信号機に対応しているドライブレコーダーであればこのような事にはならないので、今後さらに増えるであろうLED信号機に対応した機種を選ぶことが大切です。

ノイズ対策がされているものを選ぼう!

車内にナビや地デジ、ETCが無い場合は気にしなくてもよいのですが、ナビや地デジ・ETCがある場合はノイズ対策がされていないドライブレコーダーを購入してしまうとナビや地デジが写らなくなったり、画質が落ちたりします。また、ETCの場合…ノイズの影響でゲートが開かないなんて事も。

そうならない為にも、ノイズ対策がされているドライブレコーダーを選ぶ必要があります。

ミッチェル

ノイズ対策がされていても、相性などによってはノイズの影響を受ける事もありますので、その場合はドライブレコーダーの取り付け位置を変えなるなど対応が必要です。


その他にも、Wi-Fi機能や音声録音機能、手動撮影機能など様々ありますが、この辺は「用途に合わせて・・・」といったところです。

ミッチェルが重要視した2つの機能とは?

ピース

上の機能までは、色々なサイトでよく説明されています。肝心なのはここからです!

ミッチェルが、さらに重要視したいのは以下の2点です!

リアカメラの画質

ドライブレコーダーを付けるのなら、フロント(前方)だけでなく・・・リア(後部)にもカメラが付いていた方が絶対に便利だと思います。

ドライブレコーダーをフロント(前)だけに設置してしまうと、後ろから追突されてしまった場合、残念ながら何も撮影されないので意味がありません。また、最近増えている“あおり運転”などを録画することもできなくなってしまいます。

なので、事故などのトラブルを撮影する目的でドライブレコーダーを購入するのであれば、フロントとリアがセットになっているものを購入しましょう。

ミッチェル

リアカメラ(後部カメラ)がセットになっているドライブレコーダーの多くは、リアのカメラの画質が極端に悪くなる傾向にありますので、リアの画質が良いものを選びましょう。

駐車録画機能を使用する際の接続方法

フロントカメラだけなら、シガーソケットから電源を取る事が出来る機種は多くありますが、リアカメラ(後部カメラ)もついていて駐車録画機能も使いたいとなると・・・殆どの機種がシガーソケットからではなく、ヒューズやオーディオから電源を取る方法となり、設置に専門知識が必要となります。

専門知識をお持ちの方であれば、取り付けも問題ないでしょうが、知識のない方の場合、設置してくれる工場へもっていくしかありません。(その場合、工賃なども発生します。)

ですが、今回レビューしている機種は、フロントカメラとリアカメラが付いていて駐車録画機能も付いています。さらにシガーソケットから電源を取るだけで設置が出来るタイプなんです。

ミッチェル

・・・いかがですか?一言でドライブレコーダーと言っても機種によって性能は様々です。今回は、上記の要点をすべてクリアした商品を購入したのでご紹介したいと思います!

ドライブレコーダーを選んでみた

パソコン

今回ドライブレコーダーを購入するにあたって、色々な機種を調べ…すべて動画で画質などもチェックしました。

今回、比較した機種は以下になります。(※あまりに安すぎる機種は、性能がそれなりなので8000円以上の機種を対象としています。)

※上記の発売日はAmazon.co.jpでの取り扱い開始日となります。

上記の機種から、コストパーフォーマンス重視で選んだのが「APEMAN C860」です。

APEMAN C860以外の機種を「なぜ選ばなかったのか」についてですが、まず第一にフロント(前面のカメラ)とリア(後部のカメラ)がセットになっていない物は省きました。

その後は、性能を比較したり、値段に対しての画質など・・・上述した購入時にチェックしたい必須項目を当てはめながら選んでみました。

上記の機種の中には、コンパクトなサイズの商品もあります。とても魅力的ではありますが・・・コンパクトであるがゆえに、性能の縮小(ノイズ対策が無い等々)や、リアカメラの画質が極端に落ちたりします。

なので、小ささの魅力だけで商品を選ぶことがないよう注意しましょう!

ミッチェル

とにかく高性能であれば・・・値段は気にしないというのであれば、コムテックのZDR-015がオススメです!

【APEMAN C860のレビュー】スペックを見てみよう!

APEMAN C860 ドライブレコーダー

まずはAPEMAN C860のスペックをご紹介!スペックは、以下の通りとなっています。

ブランドapeman(エイプマン)
型番RB-C860-JP
商品重量649 g
液晶画面サイズ2.7インチ TFTディスプレイ
レンズ広角150°高解像度広角レンズ
f2.0 アイリス
6G+IRレンズ
センサー4M CMOS 1/3インチ
ビデオ解像度1440P-30FPS
1296P-30FPS
1080P-60FPS
1080P-30FPS(前後カメラ)
システム言語初期設定は日本語でした
メモリーカード8GB~32GBのTFカード
(※Class10またはそれ以上)
ファイル形式MOV(実際はMP4でした) / JPG
メモリカードTFカード(別途購入)は、Class 10以上で32GBまでのものを推奨
マイク高感度マイクロフォン内蔵
出力mini-USB2.0、あるいはHDMI出力
バッテリー容量420mAh
(※夏の高温化の環境でも、爆発を防ぐ事ができます。)
カート

APEMAN ドライブレコーダーC860

今回レビューの為に購入したドライブレコーダーです。楽天では販売されていないようです。

amazon

APEMAN C860の注目したい性能・機能

驚く

筆者が購入した「APEMAN C860」の、注目すべき性能や機能をご紹介していきたいと思います。

フロントは最大1440p!リアは1080p!30fps!F値2.0!

APEMAN C860の価格は中堅クラスですが、フロントとリアのカメラの画質がなんと1080P!リアカメラを使わない場合、フロントの画質は1440Pにもなります。

この値段で、リアのカメラの画質が1080Pもある製品はなかなかありません。そして、フレームレートも30fpsなので動画も滑らかです。

SONY IR赤外線センサー搭載!さらにWDR

カメラの性能は、妥協する事の無い素晴らしい性能となっております。

IR赤外線センサーが付いている事で、夜間も明るく撮影する事ができ、さらにWDR機能によって白とびや黒つぶれ、逆光にも強くなっています

ノイズ対策済み

ノイズ対策済みではありますが、製品との相性や設置する位置によっては電波干渉する恐れがあります。この辺は、ノイズ対策済みとなっている製品すべてに言える事です。

駐車監視機能

駐車監視をオンにする事でエンジンを切っている状態でも衝撃を感知すると自動的に録画が開始します。

動き検知機能

駐車中に、人の動きを感知すると自動的に録画が開始します。

ヘッドライト警告

夜間に、ヘッドライトをつけずに走行するとアラームで知らせてくれる機能です。

もちろん、トンネルに入った際も「ヘッドライト警告」の機能が作動します。

過労働運転警告

過労働運転警告とは、長時間運転し続けていると、休憩を促すような警告を出してくれる機能です。

APEMAN C860の場合は、1時間単位で4時間までの設定が可能です。

イベント保護

Gセンサー(加速度センサー)が突然の衝撃を検知したら、ファイルが上書きされないようにロックされ自動的に録画が保存されます。

この機能がある事で、重要な映像が上書きされる事を防ぐことが出来ます

ループ録画

録画中にカードの容量がいっぱいになった場合でも、データの古い順に新しいデータに上書きしてくれます。

その為、容量がいっぱいになったとしても・・・手動でデータの削除をする必要はありません。

LED信号機もOK

東日本と西日本の異なる電源周波数であっても、しっかり録画できます。

ビデオ形式はMOVではなくMP4

取扱説明書にはMOVと記載されていましたが、実際にはMP4で保存されていました。

MP4のほうが扱いやすく、ほとんどのPCで再生できるので便利です。また、録画する際は「音声も録音するかどうか」を設定する事も可能です。

APEMAN C860の付属品を見てみよう!

APEMAN C860には以下の内容が付属されています。

APEMAN C860の付属品
  • フロントカメラ
  • リアカメラ
  • 車の充電器ケーブル3.5m(フロントカメラとシガープラグを繋ぐケーブル)
  • シガープラグ
  • 両面テープ×3
  • 取扱説明書
  • リアカメラ用ケーブル5m(リアカメラとフロントカメラを繋ぐケーブル)
  • USBケーブル(PCとフロントカメラを繋ぐゲーブル)
  • 吸盤式マウント
  • テープ式吸盤

N-BOXにドライブレコーダーを設置してみた

今回APEMAN C860を取り付けたのはN-BOXです。

N-BOXは、フロントガラスに 安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」という衝突防止カメラが付いています。

その為、フロントガラスの上部中央に設置することが出来なかったので、衝突防止のカメラの左横にドライブレコーダーを設置しました。

N-BOXの衝突防止カメラの横にドライブレコーダー
APEMAN C860リアカメラ
APEMAN C860
ドライブレコーダー
APEMAN C860 フロントカメラ

取り付けは、業者に頼む事なく自分で簡単に設置することが出来ました。また、電源もシガーソケットからなので、電源を取る為の専門知識なども必要ありません。

配線をキレイに隠す方法は車種によって違うので、ここでは割愛させて頂きます。

バッテリー内蔵なので何かと便利

good

フロントカメラ+リアカメラ+駐車監視機能があるにもかかわらず…電源をシガーソケットから取るだけで設置が完了します。

また、APEMAN C860は本体にバッテリーを内蔵している為、エンジンを切った後に駐車監視機能を動作させる為の電気は、内蔵のバッテリーから電力を使用します。

また、内蔵バッテリーのおかげで、エンジンを切った後も、日付や時間などの設定がリセットされる事もありません。

内蔵バッテリーで、どの程度の期間…日付の設定が保持されるのかを検証したところ、10日間エンジをかけない状態でも設定がリセットされる事はありませんでした。検証は10日間までしかしておりませんが、10日経ってもバッテリーはまだまだ沢山残っていたので、かなりの日数エンジンをかけない状態でも大丈夫なようです。

そして、万が一…事故でエンジンが止まったとしてもバッテリーでの駆動に切り替わり、大切な映像をしっかりと保存してくれます。

APEMAN C860の取扱説明書はあまり役に立たない

APEMAN C860取扱説明書

取扱説明書は日本語で記載されているのですが、翻訳がおかしな部分があります。読めない程では無いので…その点はスルーするとして、そもそも取り付け方法は一切記載されていません

唯一役立つのは、本体の設定にはどのような項目があるのかを見る事が出来るくらいでしょうか・・・。

まぁ・・・、取付に関しては、付属しているケーブルなどを見れば何となく分かりますし、電源もシガーソケットからなので設置自体難しいものではありませんでした。上の「APEMAN C860の付属品」という項目の画像を見れば、どのケーブルがどんな役割か分かるかと思います。

画像を見てもさっぱり分からない方は、念のため業者さんに設置を依頼したほうが良いかと思います。

オートパワーOFFの設定が説明不足!

説明書

オートパワーOFF設定に関する説明は、以下のような記述となっています。

・オートパワーOFF

[1分]初期値 [3分] [5分] [オフ]

設置する時間で録画しないまたは操作がないと、本機は自動的にオフします。

引用元:APEMAN C860説明書より

ミッチェル

オートパワーOFF機能に関する説明は、これ(上記)だけなんです。日本語が変なのも少し気になりますが、それよりもこの説明文だけでは勘違いしたまま使用する方も多いと思うので、少し説明を付け加えたいと思います。

まず、上の説明文を読んでみて、あなたはどのように理解しましたか?

きっと、多くの方が「エンジンを切って1分後にドライブレコーダーの電源が切れる」と解釈されるかと思います。・・・ですが、実際は違うんです。

説明が少ない為、筆者自身も色々と調べてみて分かったのですが、「1分(初期設定)」「3分」「5分」のいずれかで設定する場合は、録画は手動で停止しなければならないようです。

「じゃあ、何のための分数設定なのか?」と思われた方もいるでしょう・・・。

この機能は、手動で録画を停止した後、何分後にドライブレコーダーの電源を切るか・・・という設定のようなのです。。(録画自体を手動で停止しない限り、時間を設定していても意味がありません。)

車

実際のオートパワーOFFの説明

[ 1分 ] 初期設定
手動で録画を停止した後、1分後にシャットダウン
[ 3分 ]
手動で録画を停止した後、3分後にシャットダウン
[ 5分 ]
手動で録画を停止した後、5分後にシャットダウン
[ オフ ]
エンジンを停止して10秒後、自動的にシャットダウン

正直、筆者としては・・・この機能の必要性がいまいち分かりません。。

「毎回録画を手動で停止するなんてめんどくさい!」と思われた方、ご安心ください!!オートパワーOFF設定を「オフ」にすれば、エンジンを切ってすぐに「10秒」のカウントダウンが始まり、自動でドライブレコーダー本体をシャットダウンしてくれます。

ミッチェル

「そもそも初期設定は【オフ】のほうが良かったのでは…?」と思ってしまう…微妙な機能でした。

APEMAN C860の駐車監視機能の感度について

C860

駐車監視機能をONにする事で駐車中に衝撃があった際、自動で録画を開始してくれる機能です。

感度の設定は、本体メニューの「Gセンサー感度」という項目で設定します。「Gセンサー感度」項目には、以下の3つの選択肢があります。

  • 低い
  • ミディアム
  • 高い
  • オフ

実際に、軽い衝撃を与え、全ての機能の反応を検証してみました。

設定検証
低い・本体を爪でコツコツとしても反応無し
・デコピン程度の衝撃だと反応有り
・車のドアを強く締めても反応無し
・車体を揺らしたりする程度では反応無し
ミディアム・車のドアを強く締めても反応無し
・本体を爪でコツコツとすると反応あり
高い・車のドアを強く締めても反応無し
・本体を爪でコツコツとすると反応あり
・ドライブレコーダー本体周辺の
 フロントガラスをコンコンと叩いても反応あり
ミッチェル

車を軽く揺らしてみましたが、全てのモードにおいて反応はありませんでした。

ただ、「ミディアム」と「高い」の設定に関しては、ドライブレコーダー本体をコツコツと爪で叩くと反応しますし、「高い」の設定に関してはドライブレコーダー本体周辺の窓ガラスを手でコンコンとすると反応しました。(窓ガラスを手でコンコンとするのは、車をゆらすよりも弱い衝撃ですが反応してます。)

・・・検証した結果、恐らく駐車中に車体に軽いかすり傷を負った程度では反応しないのではないかと感じました。ただ、実際に傷をつけてみる訳にはいかないので、正直なところ…なんとも言えません。

言える事は、念のため…一番感度のいい「高い」の設定にしておいたほうが良いのではないかという事。(筆者はとりあえず「高い」の設定にする事にしました。)

※ちなみに検証車種はN-BOXです。車種によっては、ドアの重さも違いますので参考程度に・・・。

ミッチェル

駐車中に「擦り傷程度でも録画が作動するようにしたい」とお考えの場合、以下のような3万円を超えるクラスのドライブレコーダー(感度を細かく調整出来ます)でないと厳しいかと思います。

カート

コムテックドライブレコーダー ZDR-015

高性能であれば値段は気にしない!という方にお勧めです!

楽天 amazon

今回の目的は、なるべく低価格でフロント(前面)とリア(後部)のカメラが高画質で設置が簡単なものを選ぶというのが目的なので、上記のようなハイクラスのドライブレコーダーは対象外です。

また、感度が良すぎると以下のようなデメリットも発生します。

  • ドアを閉めた振動で録画が始まる
  • 強風で車体が揺れた場合でも録画が始まってしまう
  • 高クラスのドライブレコーダーで駐車監視機能を使うには、取り付けが簡単では無い為…業者への依頼が必要(工賃が発生)

といったデメリットもあるようです。沖縄は、日常的に風が強いので、頻繁に強風による録画が発生してしまいそうです。

ドライブレコーダーによる電波干渉について

カーナビ

冒頭でも少し触れましたが、車にカーナビやTV、ETCなどが付いている場合はドライブレコーダーがノイズ対策がされていないと電波の影響を受けてしまう事があります。その結果、TVが映らなくなったり、TVの画質が落ちたり、カーナビのGPSの位置が狂ったしてしまう事も…。

今回、ドライブレコーダーを設置した車にはTVとカーナビが付いています。APEMAN C860はノイズ対策がされてはいますが、ノイズ対策がされていても機器との相性や取付位置によっては影響を受ける事もあります。(※ハイクラスのドライブレコーダーも同様です。)

・・・という事で、実際に設置するまで不安ではありましたが、取り付けてみた結果・・・まったく問題ありませんでした。

どの程度、電波干渉するのか気になったので、意図的にアンテナが配置されている側に設置してみたのですが、何も影響も受けませんでした。

ちなみに、設置しているカーナビではテレビをフルセグで見る事が出来るのですが、そちらもフルセグのままノイズの影響を全く受けることなく見る事が出来ています。

【動画あり】動画の画質を検証してみた

フロントカメラ

APEMAN C860で撮影した映像の比較検証をしていきたいと思います。

まず、検証するにあたって、映像に関する設定を以下のようにしました。

動画

今回の動画の設定

  • 露出補正:0.0(初期値のまま)
  • 録音:オフ(初期値のまま)
  • WDR:オン(初期値はオフ)
  • 明滅頻度:60Hz(初期値は50Hz。検証地域が西日本の為、60Hzにしています。)

※検証するにあたって、ナンバープレートの一部や人物はモザイク処理しております。また、映像の明るさや彩度などは一切加工しておりません。

動画を再生する際、スマートフォンやタブレットで再生する場合は問題ありませんが、PCなどで再生する際に動画を全画面表示にすると映像が荒くなってしまう場合があります。

その際は、映像の画面を縮小する事で画質があがり、本来の映像の画質に近づきます。

小さいディスプレイで再生した場合、ナンバープレートがはっきり分からないかもしれませんが、正しい大きさで1コマずつ映像を確認してみると・・・動画再生中に判別できないナンバーも判別できるほどちゃんと撮影されています。

下の動画は1920×1080の解像度です。

上記の動画を見て分かるように、LED信号機も問題無く撮影できています。東日本にお住まいの方は、明滅頻度50Hz(初期値)のままでOKですが、西日本にお住まいの方は60Hzに設定して下さい。

ただ、今回ドライブレコーダーを設置した車種(N-BOX)のヘッドライトが、純正でLEDライトが使用されています。その為、夜間の走行では…前の車のナンバープレートが明るく照らされてしまい、白飛びする場面もありました。

白飛び

今回の検証では露出補正を初期値のままで撮影しているので、露出補正を調整する事で白飛びを抑える事が出来ると思います。

また、車のリアガラスが純正でプライバシーガラスとなっています。

リアガラス

リアカメラの映像を見ると、明るさや画質がフロントカメラの映像と比べると多少落ちている事が分かります。

プライバシーガラス(カーフィルム)の影響も多少あるかとは思いますが・・・、恐らくフロントカメラより、リアカメラの性能は多少劣っているのではないかと思います

ミッチェル

とは言っても、フロントカメラとリアカメラの解像度は1080P(1920×1080P)と同じですし、プライバシーガラスを通して撮影した映像が、このレベルであれば…ドライブレコーダーとしても問題無いレベルといえるのではないでしょうか。

【まとめ】APEMAN C860の評価

C860

実際に使用してみた感想ですが、説明書はあまり参考にならないものの・・・本体の機能やカメラの画質に関しては、満足・納得のいくものでした。

フロントカメラとリアカメラがセットになっているドライブレコーダーの場合、リアカメラを使用する場合は、電源をシガーソケットからとる事が出来ないものが殆どですが、APEMAN C860はシガーソケットだけで動作させる事が出来るので設置も簡単でした。

コスパや性能が良く、オススメの商品なので、ドライブレコーダーを検討されている方は、ぜひ使ってみてくださいね!

ミッチェル

【結論】12,080円で、これだけのスペックであれば上出来!

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2017.05.13

APEMAN C860 ドライブレコーダー