沖縄にいざ移住してみると、想像していた以上にいろいろなことでカルチャーショックを受けます。でも、それらすべてが楽しめるようになれれば、立派な沖縄移住の達人！では、実際に移住した私が困った事・驚いたことをご紹介していきたいと思います。
ページガイド車は、こまめに洗車をしないといけない
沖縄では車を持っていないと、仕事もできなければ日常生活にも困ります。
しかも、一家に一台ではなく「お父さんの通勤用の車以外に、お母さんが普段使う生活用の車や、子どもが大学に通学するための車がある」のように、一家で複数台の車を持っているのが沖縄では当たり前です。
なにしろ…沖縄では、あまりにも車中心の生活が浸透し過ぎてしまっているため、家から徒歩10分のスーパーやコンビニでさえ車に乗って出かけます。
そんなマイカー天国の沖縄で、最も大切なのが「こまめな洗車」です。こまめに車を洗車するのは「車好きが多いから」ではなく、沖縄ならではの深刻な事情があります。
塩害から車を守ろう！
沖縄は周囲を海に囲まれている島国です。
海から少し離れた場所であっても潮風の影響はあり、特に台風の後などは全く海が見えない地域に住んでいても洗車をしておかないと塩害によってすぐに車にサビが出来てしまいます。
その為、台風の翌日のコイン洗車場は、「超」がつくほどの長蛇の列が出来ます。
車が汚れているわけでもないのに…こまめに洗車をするなんてことは、本州出身の移住者から見れば面倒だとしか思わないかもしれません。
でも、沖縄移住生活で車の維持費を少しでも節約したいのであれば、面倒でもこまめに車を洗車することが大切なのです。
車に乗っているだけでも日焼けする
一年を通して日焼け止めが手放せない沖縄では、たとえ車に乗っているだけでも気を抜くとすぐに日焼けしてしまいます。
運転席はもちろんですが…助手席に乗る場合も、きちんと日焼け止めをしていないと、すぐに肌が真っ赤になってしまいます。
もちろん強烈な日差しが降り注ぐ沖縄では、後部座席に座っていても日焼けはします。
後部座席の場合はフロント側からの日差しは避けられるものの、窓側からの紫外線は避けられません。うっかり気を抜いていると、窓側の腕だけ日焼けしているという悲惨な結果になってしまいます。
完全武装の運転手も県内にはかなりいる
車に乗っている時でも日焼けの心配をしなければいけない沖縄では、紫外線対策のために全身完全武装をしている運転手の姿を見かけることがあります。
畑仕事やガーデニングをする時に重宝する日よけ付きの帽子はもちろんのことですが、その上でサングラスにマスク、腕にはUV仕様のアームカバーを取り付けます。
間違いなく紫外線対策としては完ぺきなのですが、見た目としてはかなり怪しい…。でも沖縄で美白を目指すなら、それぐらいの覚悟はしなければいけません。
ちなみに、アームカバーを忘れてしまった時の応急処置法もあります。やり方は簡単！UV仕様のジャンパーを前から着るだけです！つまり、背中側が前に来るように着るだけです。
こうすればアームカバー代わりにもなりすし、少なくとも何もしないよりはフロントガラスから入ってくる紫外線によって日焼けをするリスクを回避することが出来ます。
地名が読めないと目的地にたどり着けない
沖縄の地名は、漢字を見ただけでは読めないものがたくさんあります。
地元出身者であればほぼ誰でも読める「安里（あさと）」「喜屋武（きゃん）」「具志頭（ぐしちゃん）」も、移住初心者にとってはほぼ読めないでしょう。
ただ、沖縄に住んでいても…どのように読めばいいのか、よく分からない地名もあります。
その代表が「保栄茂」「「仲順」「大工廻」です。この地名は順番に「びん」「ちゅんじゅん」「だくじゃく」と読みますが、後に行くほど地元でも読めない人の割合が上がってきます。
このように…沖縄にはたくさんの難読地名があり、移住者にとっては初めて目にする地名のすべてが難読地名に見えるはずです。
でも、この難読地名を少しずつでも覚えていかないと、沖縄で暮らしていくことは難しい…。とにかく地名が読めなければ、道を尋ねても地元の人だって答えようがありません。
沖縄の移住生活を楽しむためには、難読な沖縄の地名を少しずつでも読めるようにすること！これに限ります。
この方法は、沖縄県民の間では車に乗る際の定番の紫外線対策ですよ。