沖縄移住を本気で考えるために住み込みバイトをするのなら、どのくらいの期間を目安に住み込みで働くのがベストなのでしょう?目安やメリットなどをまとめてみました。
移住前の住み込みバイトのメリット
沖縄移住を本気で考えている人の多くが、「本当に沖縄で生活できるか心配」だと感じています。
不安に思う理由は様々ありますが、「沖縄の生活になじめるのか」「地元の人と仲良くできるのか」「安いといわれる賃金で生活が出来るのか」などが主な理由にあります。
そんな方々の間で、ひそかに注目され続けているのが「沖縄で住み込みバイトをする」という方法です。
沖縄では、住み込みで働くことが出来るバイトの求人が意外と多いです。しかも、短期バイトだけでなく、長期の住み込みバイトもあります。さらに希望があれば、社員登用もできるケースもあります。
短期のバイトに多い職種とは…
住み込みバイトの職種も様々です。
短期バイトで多いのは農業系のバイトです。特に人手が必要なサトウキビの収穫バイトは、毎年多くの求人があります。
また、海の近くで宿泊業を行っている場合は、ダイビングのインストラクターとしての求人もあります。
長期のバイトに多い職種とは…
長期のバイトで多いのはリゾートバイトです。
これは、沖縄本島だけでなく離島でも常に求人があります。
待遇もそれぞれ違いますが、中にはキッチンや家具・家電が一通りそろっているワンルームを寮として提供しているケースもあります。
住み込みバイトではリアルな沖縄生活が見えてくる
沖縄に観光としてやってくる時には、基本的に誰もがウェルカムです。
観光スポットを回ればフレンドリーにスタッフから声をかけてくれますし、バス停でバスの到着を待っている間も地元住民が「どこから観光に来たの?」と気さくに話しかけてきます。
でも、これはあくまでもあなたが「観光客である」ということが関係しています。
沖縄の人だっていろいろな人がいます。人見知りがひどくて声をかけてもそっけない態度の方もいますし、仕事で失敗をすれば思いっきり怒られることもよくあります。
ただし、これが沖縄で生活するという事です。地元として沖縄に住んでいれば、観光客にとってみれば「美しすぎる!」といわれる海も毎日見慣れているただの海にしか見えません。
「めんそーれ」と言って挨拶をするのも、よほど年配の方でなければほとんどしません。
「うちなータイム」という言葉があるだけに沖縄の人は時間にルーズだと思われていますが、沖縄のビジネスマンは時間に意外と厳しいです。
ただ、こうしたことは観光地では見られません。観光客として沖縄を見ている時の風景はあくまでも「おもてなしの為に作り上げられた街・時間」なのです。
このギャップは実際に体験してみなければわからないと思います。
【まとめ】住み込みバイトは最低でも3か月は続けよう
住み込みバイトには短期から長期まであります。
短期バイトというと「数日から数週間」というイメージがあるかもしれませんが、分類とするとこれは間違いです。
短期バイトは「3か月未満の契約」の場合をいい、3か月以上になると長期バイトとして扱います。
ちなみに、これはプチ移住体験においても同じことが言えます。
最初の1か月は生活をすることに無我夢中ですから、沖縄の良いイメージしか見えません。次の2か月目でようやく沖縄生活の中で自分のリズムが出来始めます。
3か月目に入ると「本当に沖縄生活が自分に合っているのだろうか?」と考えるようになります。
もちろん、この疑問に対して素直に「YES」と答えられたのであれば、あなたは間違いなく移住を決断します。でも…、この質問に答えが出せないのであればあなたは移住を諦めるか、その計画を延期するはずです。
つまり沖縄移住の為に住み込みバイトをするのであれば、最低でも3か月以上は沖縄に滞在する必要があるといえます。
「沖縄でやっていける!」という結論がはっきりと出るまでは、何度か短期バイトに参加して、自分で納得できるようになるまで、じっくり考えるのも手だと思います。
「沖縄での生活が自分に合っている」と判断し、移住した方の多くは、この先沖縄から出ようとは考えていないようです。
筆者ファミリーも移住組ですが、今のところ地元に帰る(移り住む)予定はありません。まずは、短期バイトで移住体験をしてみましょう♪
こうした住み込みバイトのメリットは、なんといっても「沖縄で実際に働きながら生活をすることが出来る」ということに限ります!
観光で沖縄を訪れるのとは違い、働いて生活をすることが出来るのが「住み込みバイト」ですから、沖縄移住体験といっても良いでしょう。