新型コロナは「うつらない」も大事だけど「うつさない」はもっと大事!

「若い世代」の新型コロナウイルスに対する考え方が問題視されていますが、本当に若者だけが問題なのでしょうか・・・?「うつらない」事も大切ですが、一番大切なことは「うつさない」という事。

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年齢は関係ない!個々の価値観の問題だと分かった

club

「若い世代は感染しにくい」「感染したとしても重症化しない」と、不確実な情報が世界中に広まり、若い世代が自由に行動した結果、若い世代への感染・重症化が世界中で相次いでいます。

ニュース番組などで「コロナウイルスは全く気にならない」「自分には関係ないからパンケーキを食べに行くところだった」などといった、東京の若者たちのインタビューが放送されているのを目にし…お気楽で自己中心的な考え方に落胆する一方で「こういった意見は年齢はあまり関係ないのではないか・・・」と、最近では思うようになりました。

その理由としては、筆者の周りを見ただけでも、50~60代がいつも通りの生活を送っている人が多いという事。

泡盛

筆者自身は、沖縄の感染者2例目が出た頃から「もしも自分が無症状感染者だったら」という想定で行動範囲を考えるようにしており、色々と自粛し…必要最低限の外出はしないように心がけています。

それに対し、50~60代のビジネスマンが普通に飲みに出歩いたり、模合をしていたりと、自由気ままに生活している人の多い事に疑問を抱かずにはいられません。

報道の影響で、若者ばかりが自由な行動をとっていると捉えられがちですが、そこに年齢は関係なく個々の性格や価値観、倫理観が大きく関係しているように思えてなりません。

ジェシカ

ちなみ、いつも通りの生活を送っている方に「なぜ自粛しないのか」尋ねたところ…「みんなが自粛していないのだから、自分だけ自粛したところで何も変わらない」「付き合いがある」と・・・。

あまりにも自己中心的な発言に、ガッカリさせられてしまいました。

自分が感染していた場合の濃厚接触者や影響などを考えてみて欲しい

友達

新型コロナウイルスの怖さは、【無症状】の人がいるという事。

裏を返せば、元気で何の症状もない「今この記事を読んでくださっているあなた自身」が感染者である可能性も否定できないという事です。

人は無意識のうちに何の根拠もない自信を持って生活しています。コロナの件で言うならば、検査を受けたわけでもないのに「自分は感染していないだろう」という謎の自信です。

無症状の方がいる以上、誰が感染していてもおかしくない状況なので、自分が感染している可能性も視野に入れて行動しなければいけない状況です。

にもかかわらず…、多くの方が「自分は感染していない」「感染しない」という事を疑うこと無く生活しているんです。

一度でも、「無症状の自分が身近な人たちに菌をうつしてしまったら・・・」と想像したことはありますか?

まずは、自分が感染してしまった場合、身近な人にどのような影響を与えるのか想像してみてください。

自分が感染した場合の濃厚接触者を想像してみる

上の図を見てください。ただの兼業主婦である筆者でさえも、感染してしまった場合、色々な方面に迷惑をかけることが容易に想像がつきます。

両親や妹弟などの中には、接客業をしている人がいるので、家族が働いているお店が営業を自粛すれば…地域の方々が食料品を購入出来ないなど、迷惑がかかる事も想像できます。

簡単に想像しただけでも、これだけの事が想像できるので、被害は自分が考えている以上のものになると考えていいでしょう。

なにより、自分は軽症で済んだとしても、自分が感染させてしまった大切な家族・友人に万が一の事があった場合…あなたはその事実を受け止めきれますか?

「自分があの場所にいかなければ」「あの時あの人に会いに行かなければ」と後々後悔しても遅いんです。

新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから今日までの間に、世界中では多くの死者が出ており、大切な家族・友人を亡くされた方が多くいらっしゃいます。

是非一度、自分が感染してしまった場合、周りの方々にどういった影響を与えてしまうのか・・・考えてみてください。

ジェシカ

下の表を作ってみたので、想像する事が難しい・苦手だという方は、表を埋めてみてくださいね!

感染した場合の影響を考える

この表では枠が足りないという方は、自分がそれだけ沢山の人に感染させてしまう恐れがあるという事を自覚しましょう!

新型コロナウイルスが疑われる場合、どこに連絡をしたらいいの?

電話

沖縄県では、新型コロナウイルスに関する相談窓口を設けています。

「もしかしたら・・・」と心当たりがある方は、下記の番号へご相談ください。

新型コロナウイルス感染症 相談窓口(コールセンター)
098-866-2129

ご自身の症状や渡航歴、感染者との接触歴で心当たりのある方は、下のフローチャートで最寄りの保健所を確認してください。

また、新型コロナウイルスに関して疑問を持っている方も多くいらっしゃるかと思います。

厚生労働省のホームページでは、新型コロナウイルスに関するQ&Aのページを設けていますので、疑問や不安がある方はこちらからご確認ください。

そろそろマスクを自分で作る事も考えよう

布マスク

マスクが手に入らなくなってしまった頃から、ドラッグストアやディスカウントショップなどでは開店前からマスク目的の大勢の人が列を作るようになりました・・・。

半年前には、「マスクが手に入らなくなる」なんて…誰が想像したでしょうか・・・。

筆者自身も、最後にマスクを購入出来たのは2月初めの頃で・・・それ以降は一度も出会えていません。

筆者と同じように、だいぶ長い間マスクが手に入らない方や、そろそろ家にある在庫のマスクが切れそうだ・・・という方は、今後自分で作る事も視野に入れておきましょう。

【簡単】布マスクの作り方と布マスクの洗い方

ゴムとハンカチさえあれば、簡単に作る事が出来る布マスクです。毎日洗って消毒する事も簡単なのでオススメです。

ジェシカ

布マスクについては否定的な意見も多いようですが、咳やくしゃみの症状がある方は、他の方に感染を広めない為にも是非着用をお願いします。

【まとめ】自分勝手な行動が人の命を奪うかもしれない事を自覚しよう

悲しむ

世界が危機的な状況になっているにもかかわらず、沖縄には毎週末 県外から多くの旅行者が訪れています。

沖縄県は離島も含め、どこの市町村にも旅行者がいるような観光地だらけの小さな島です。

3月31日には、県外から旅行で訪れていた方が、県内の病院を訪れ、医療関係者15名が濃厚接触者になったという話もありました。

食品を買いにスーパーへ出かけても、旅行者がいるような状況なので…いつ・どこで・誰が感染してもおかしくない状況だと思っていますし、正直沖縄県も…いつ感染爆発を起こしても不思議ではないと個人的には思っています。

沖縄には(2020年3月1日時点で)1,457,451人の人が暮らしており、それぞれ考え方や性格などに違いがある事は充分に理解しています。

ですが、「自分が人の命を奪ってしまうかもしれない」「自分が命を落とすかもしれない」と考えた時に、そんなリスクを犯してまで「行きたい場所」なのか、「絶対に参加しなければいけない飲み会なのか」・・・という事を一度しっかりと考えてみてください。

名前

今は、人間一人一人の倫理観が問われる時期です。
命さえあれば、コロナ終息後にはまた好きな場所にも行けるし、毎日飲みに行くことだってできます。
沖縄の言葉で言うならば「命どぅ宝」です。
何もかも命あってのことなので、自分と周りの方の命を第一に考えて行動しましょう。


ABOUTこの記事をかいた人

ジェシカ

沖縄県の那覇市で生まれ育ったジェシカです♪旅行・カフェ・文房具&雑貨・家電・コスメが趣味!海外にもよく行くので、海外の情報も合わせて発信出来たらと思います!