サポートが必要だからといって、沖縄の時間・空気を楽しむことを諦めるのはもったいない!沖縄を楽しむために知っておきたい、バリアフリー対応の施設やサポートサービスをまとめてみました。
沖縄旅行を計画する前に確認しておきたい【バリアフリーMAP】
沖縄旅行に関する最新のバリアフリー情報を知りたいのであれば、まずは「バリアフリーMAP」をチェックしましょう!
バリアフリーMAPには、「目的別選択」と「配慮者別選択」があります。
目的が決まっていたら「目的別選択」
まずは「目的別選択」。
これは「沖縄で今、何をしたいのか」が決まっているときに便利なサービスです。
目的別に大きく6つに分けているので、気になる項目をチェックすると知りたい情報が検索できるようになっています。
特に、沖縄旅行で気になる「泊まる」「食べる」「楽しむ」の3つは、旅行を計画するときにも使えて便利です。
このサービスを利用すれば、「沖縄旅行に行く」という漠然とした目的から、「沖縄で○○をする」という具体的な目的が見えてきます。
サポートが必要な方は「配慮者別選択」
次が「配慮者別選択」。
サポートが必要だといっても、「どんなサポートが必要なのか?」は人によっても違いますよね?
そのためこのサービスでは、
- 車いす
- 視覚障がい
- 聴覚障がい
- 高齢者・妊産婦
- オストメイト・内部疾患
- 乳幼児
の6つに分け、あなたに合った項目をチェックするだけでピンポイントに知りたい情報がわかるシステムになっています。
その他にも選択項目が沢山ある
さらに、バリアフリーMAPには地域を選択するシステムや、施設別選択、設備別といった項目もあります。
地域も沖縄本島だけでなく、離島も選択できますし、沖縄本島で人気の観光スポットを探す時にヒントとなる「市町村別選択」機能もあります。
もちろん、これらの選択機能は複数同時に使うこともできます。
なので、「車いす」「那覇」「楽しむ」を選択すると、那覇市内で車いす対応の観光スポットを探すことが出来るようになっています。
【視覚障がい者向け】デイジーバス案内は意外と便利
車社会の沖縄では、旅行中の移動にも車は欠かせません。
でも、聴覚障がいがある場合は、路線バスを利用するにしても…時刻表や案内看板が読めず困ってしまいます。
そんな時におすすめなのが、沖縄県内にある観光スポットへのアクセス情報をデイジー規格でまとめた音声ガイドサービス「デイジーバス案内」です。
使い方は簡単で、「沖縄県バリアフリーMAP」から「音声ブラウザ」に進むと「デイジーバス案内」が出てきます。
そこから、知りたいバスのデータを事前にダウンロードし、ご自身のデイジー再生機器で情報を確認してみてくださいね。
沖縄旅行で知っておきたいオストメイト対応トイレの場所
オストメイト対応トイレが必要な方に、沖縄旅行中で利用しやすい主な設置場所をまとめてみました。
国際通り散策に便利な場所
ゆいレールの「県庁駅前駅」のすぐ近くにあります。駅の改札口を出ると、すぐ目の前に国際通りがあります。
エレベーターを使って地上にでると、「パレット市民トイレ」があります。
こちらはオストメイト対応トイレになっています。
その他にも、「モノレール県庁前駅」や、国際通り中央付近にある「てんぶす那覇」、「那覇市役所」といった場所もオストメイト対応トイレとなっているので、ぜひご活用ください。
ゆいレールで那覇市内観光をするのに便利な場所
ゆいレールは、首里城をはじめとする那覇市内の観光スポットに駅がある便利な公共交通機関です。
現在ゆいレールには、「那覇空港駅」「県庁前駅」「首里駅」構内にオストメイト対応トイレがあります。
沖縄市観光に便利な場所
エイサーの街として有名な沖縄市では、「コザ」と呼ばれるエリアを中心にディープなオキナワンナイトを楽しむことが出来ます。
そんな沖縄市でチェックしておきたいのが、「コザミュージックタウン音市場」です。
こちらは、コザエリアを代表する建物となっているので、場所を探すのにも便利です。
美ら海水族館・海洋博公園観光に便利な場所
沖縄本島北部の観光スポットといえば、美ら海水族館のある海洋博公園は外せません。
そんな海洋博公園内には、現在11か所のオストメイト対応トイレが設置されています。
美ら海水族館に入館する前に利用するならば、総合案内所である「ハイサイプラザ」が便利です。
水族館見学のあとに利用するなら、出口右側にある「御成婚の森」または総合休憩所「美ら海プラザ」がおすすめです。
ちなみに、イルカのショーが無料で楽しめる「オキちゃん劇場」にも、オストメイト対応トイレがあります。
美しい夕日が見られる人気スポット「夕日の広場」に行くのなら、「夕日の広場展望レストハウス」が近くて便利です。
荷物は宅配便で先送りしてしまおう!
沖縄旅行は、2泊3日または3泊4日のスケジュールが人気です。
でも・・・このスケジュールとなれば、荷物はどうしても多くなってしまいます。
シーズンを問わず多くの観光客が訪れる沖縄ですので、シーズンオフを狙ってもやはり混雑は避けられません。
そこで、少しでも沖縄旅行で体に負担をかけずに楽しみたいのであれば、荷物は初泊の宿泊施設に先に送っておきましょう。
この方法は、沖縄旅行に何度も訪れるリピーターであれば、誰もが利用している裏技です。
ちなみに、ここでのポイントは「事前に宿泊施設に連絡をしておく」ということです。
施設によっても対応が異なりますが、ほとんどのホテルでは宿泊予定の部屋に先に荷物を運んでおいてくれます。
これなら、チェックインしてから部屋に入るまでもスムーズなのでとても便利ですよ。
【まとめ】便利な施設やサービスを使えば沖縄の楽しみ方も無限大
沖縄旅行はどんな人でも楽しめるというところが一番の魅力。
なので、「なにが出来るのか」ではなく「なにをしたいか」が沖縄旅行を計画するポイントです。
「○○だから」で諦めるなんてもったいない!今のあなただからこそ楽しめる沖縄が必ずあります。
今回紹介した以外にも沖縄県内には、サポートが必要な人に便利なサービスや情報を提供してくれる施設がたくさんあります。
こうしたサービスをうまく活用しながら、今あなたが一番やりたいことを体験しに沖縄に来てくださいね!
ちなみに国際通りに行かれる場合は「県庁駅前」、首里城に行かれる場合は「首里駅」が最寄り駅となっています。