運転免許証は種別によって更新期間が異なりますが、2020年の運転免許証更新手続きは、コロナ感染防止のため、沖縄県内でも手続きの方法が例年と異なっています。そこでコロナ感染予防対策として変更された、沖縄県内での運転免許証更新手続きについて分かりやすく解説します。
感染予防対策として更新時に持参した方がいい物とは?
運転免許証の更新には、免許証の区分に関係なく交通安全講習を受講しなければいけません。
講習の開始時間はあらかじめ決められているため、講習開始時間に合わせて運転免許センターを訪れる必要があります。
講習を受ける前には適性検査や写真撮影などがあるため、講習開始時間の30分前が最も混雑します。感染予防の為にも、時間に余裕をもって訪れましょう。
筆記用具は持参がおすすめ
またボールペンを持参することも、感染予防対策になります。
免許証更新を行うためには、最初に申請書の記入が必要です。さらに安全運転講習受講時にも、筆記用具が必要になります。
施設では例年通り筆記用具の準備を行っていますが、使用のたびにボールペンの消毒が必要になるため、消毒作業が職員の負担になっています。
負担軽減と感染予防のためにも、更新に行く際はボールペンを持参するようにしましょう。
日曜日の受講は極力避ける
運転免許証の更新手続きは、日曜日も受け付けています。ただし日曜日の更新手続きは、例年でもかなりの混雑がおこります。
さらに2020年はコロナ感染予防対策の影響で、例年以上に日曜日は混雑しています。
運転免許証の有効期限に余裕がある場合は、できるだけ日曜日以外に受講できるよう調整してみましょう。
なお、どうしても日曜日にしか更新手続きができない場合、十分に時間のゆとりをもって出かけるのがおすすめです。
感染予防対策のために講習会場の入場制限が行われている
免許証の更新では安全運転講習の受講が必須ですが、コロナ感染防止のため、沖縄県では講習会場の入場制限が行われています。
運転免許センターの安全運転講習の場合、予防対策によって講習会場に並べられたテーブル1台につき1名しか座れないようになっています。
さらにテーブルの間隔もあけ、人と人との距離が近づきすぎないよう、会場の配置が変更されています。
そのため2020年現在の講習会場の定員は、例年の半分程度になっています。なお定員に達した場合、満席となった講習の受付は終了します。
密を避けるなら午前よりも午後がおすすめ
日曜日よりも平日のほうが混雑を避けられますが、平日でも午前と午後で混雑の状況が変わります。
どの免許証区分でも、午後よりも午前中の更新手続きのほうが混雑します。
時間に余裕があるのであれば、午後に実施される講習を受講するのがおすすめです。
なお、午後の講習も定員オーバーになると受付が終了するので、施設には早めに到着して手続きを済ませるとよいでしょう。
事前に手続きをすれば更新期限は延長できる
コロナ感染予防対策として、運転免許証の有効期間を延期する措置がとられています。
通常は誕生日の前後1ヶ月が運転免許証更新期間となっていますが、特別措置を利用すれば、期限後3ヶ月間まで有効期限が延長されます。
特別措置の対象となるのは、令和2年12月28日までに更新期限を迎える人となっています。(今後対象期間が変更される可能性もありますので、気になる方は沖縄県警察本部交通部運転免許課【098‐851‐1000】に直接お問い合わせください。)
期限前の申請が必要
運転免許証の有効期限の延長措置を利用するには、期間延長の申請が必要です。
申請の締め切りは有効期限を迎える前となっており、期限後の申請はできません。
最寄りの警察署でも申請は可能
延長措置の申請は、運転免許センターで受付しています。
ただし運転免許センターは更新手続き希望者で混雑しているため、最寄りの警察署でも申請の受付ができます。
申請する際には、窓口で「コロナウイルスによる影響を理由に延長措置の申請をしたい」と必ず申し出るようにしてください。
なお、申請手続きは無料です。
申請の受付時間は各警察署によって異なります。そのため事前に受付時間の確認を行うとよいでしょう。(申請書は以下のページからダウンロードできます)
代理人でも申請可能
コロナウイルスに感染または濃厚接触者となった場合は、代理人が窓口で更新手続きを行うことができます。
代理人が申請する場合は、委任状が別途必要になります。(委任状は以下のページからダウンロードできます)
郵送でも申請できる
直接窓口で申請しなくても、申請書の郵送でも延長措置の受付が可能です。
ただし郵送で行う場合は、運転免許証に記載されている住所が沖縄県内であることが条件です。
申請が受理されると延長措置手続き済みのシールが返信されます。そのため、申請時には返信用封筒の用意も必須となります。
郵送で延長措置の申請をした場合、手続き済みシールが発行されるまでに2週間程度時間がかかることがあります。
シールが発行されるまでに運転免許証の有効期限が切れてしまうと、シールが届くまでは車・バイクの運転ができませんのでご注意を!
送付書類や送付先住所に関しての詳しい詳細はコチラをご確認ください。
【まとめ】感染対策を行い密を避けて行動しよう
いかがでしたか?
免許センター内でも検温や消毒・換気、座席の間隔をあけるなど・・・様々な対策がとられています。
混みあう時間帯や曜日などを、どうしても避ける事が出来ず心配だという方は、更新期限延長なども検討してみてくださいね。
運転免許証センターへ行く際は、マスク持参・マスク着用を心がけましょう。
除菌シートやアルコール消毒液などを持参するのもオススメです。