最近沖縄を騒がせているニュースと言えば・・・観光地に近いビーチにサメが目撃されている事です。ローカルニュースでは大きく取り上げられていますが、全国ニュースではあまり報道されていない為、旅行に来る予定がある方には是非知っていてもらいたいお話しです。沖縄のどこに、どんなサメが出没したのか見ていきましょう!
観光スポットで有名な北谷の海水浴場にサメ!?
最近、沖縄で騒がれているニュースと言えば・・・人気の観光スポット「北谷(ちゃたん)町」のビーチにサメが出没しているというニュースではないでしょうか。全国ニュースではあまり取り上げられていませんが、サメの姿が確認されてからというもの、沖縄のローカルニュースでは毎日のように「北谷近辺の海で泳がないように」という放送をしています。
北谷の海でサメが目撃されることがなかったので、地元の方も皆驚いています。
近々沖縄に来られる予定がある方には、是非とも知っておいてほしい話題なので、どんなサメがどこに現れたのか詳しくお話ししていきたいと思います。
北谷町(ちゃたんちょう)とは・・・
沖縄県の中頭郡に位置する町で、米軍基地が近くにあることから異国感あふれる町並みが広がっており、海外に遊びに来たかのような感覚になれる場所です。北谷町には大型ショッピングセンターや、グルメ、グルメ、そして有名な観光スポットである美浜アメリカンビレッジもあり、1日中遊べる観光で人気のエリアなんです。
北谷のどこに、どんなサメが出たの?
北谷町にあるサンセットビーチ遊泳区域から、たった200メートルしか離れていない海岸でサメは目撃されました。
北谷で目撃されたサメはなんと・・・人に危害を加えた件数が世界で最も多いと言われている「オオジロザメ」であることが分かったんです。
オオジロザメは、クラゲネットも越えてしまう危険性があるので、サメが捕獲されるまでは絶対に海へ近づかにようにしてください。
沖縄近海で生息しているサメの種類
沖縄近海では以下のようなサメが生息していることが分かっています。
- ホオジロザメ
- オオジロザメ
- イタチザメ
- メジロザメ
- ネムリブカ
この中で「人食いサメ」として有名なのが、「ホオジロザメ」・「オオジロザメ」・「イタチザメ」の3種です。残りの2種は全く人を襲わない・・・という訳ではなく、襲われたという事例も少ないですが存在しますので、注意するに越したことはありません。
過去に沖縄でおきたサメによる事故
実は、昔から沖縄ではサメによる事故が度々起こっているんです。どんな事故があったのか見ていきましょう。
- 1989年
宮古島で漁師の男性がサメに襲われて、左脚大腿部を噛まれて大けがを負いました。
- 1996年
宮古島でサンゴの生育調査を行っていた男性が、サメに下腹部を噛まれて亡くなる事故が起きました。
- 1997年
宮古島でタコ漁をしていた男性が、サメに両足を噛まれて亡くなる事故が起きました。
- 2000年
宮古島の砂山ビーチで仲間とサーフィンをしていた男性が、サメに襲われて亡くなりました。
- 2005年
宮古島の沖合でモリ付きをしていた男性が、左肩を三針縫う大けがを負いました。
- 2015年
糸満市の大度海岸でサーフィンをしていた男性が、サメに襲われて右足に大けがを負いました。
サメによる事故は昔から度々起きています。遊泳禁止の指示が出ている場所での遊泳は絶対にしないでくださいね!
サメに遭遇したらどう対処したらいいの?
沖縄の海は綺麗でマリンスポーツを楽しむために沖縄を訪れる方も沢山いらっしゃいます。もしも・・・マリンスポーツ中にサメに遭遇したらどう対処したらよいのでしょうか。
サメに遭遇したらこれだけは絶対に守って!
- サメに刺激を与えず、静かにその場を離れる
- 水しぶきを立てないようにする
突然サメに遭遇してしまったら、誰がもパニックになり慌てて逃げようとバシャバシャと水しぶきを立ててしまいますが、水しぶきを立てるという行為は実はとても危険なんです!何故かというと・・・サメの性質の一つとして、水しぶきに向かってくる習性があるからなんです。
サーフィンをする方は特に注意!
サーフボードの上に乗っているサーファーは、水中にいるサメの目線から見ると・・・ウミガメやアザラシに見間違えられやすく、サメに狙われやすいと言われています。もしも、サメに餌と勘違いされてしまい、ターゲットになってしまった場合は以下のことを試してみてください!
サメの急所を狙う
サメの攻撃対象になってしまっている場合は、その場を離れようとしても・・・もう間に合わないので、その場合はサメの急所を攻撃しましょう。
サメの鼻には神経が集中しているので、鼻を思いっきりパンチするのが一番いいと言われています。ですが、既にサメに噛まれてしまって鼻を攻撃することが難しい・・・という場合には、目やエラなどのサメの弱点を狙って攻撃しましょう。
サメに襲われた人の中には、サメの弱点を攻撃して、九死に一生を得た人も存在します。サメに襲われ、逃げられない状況になってしまったら戦うことも大切だという事を頭に入れておいてくださいね!
サメに襲われないための予防法は?
サメに襲われない為に、以下のことに気を付けましょう!
- サーフボードの上では足をバタつかせない!
ウミガメやアザラシに見間違われて襲われることがあります。
- 流血したら陸へ上がる
何らかの理由により流血してしまった場合でも、そのまま泳ぎ続けるのではなく、速やかに海から上がりましょう。サメは1キロ離れた先にある血の匂いも嗅ぎつけてやってきます。
- サメの出没情報を確認しておく
サメが出没しやすい場所へは近付かないでください。
- 貴金属は身に着けない
肌の露出を避け、光る金属類は避ける。サメは目が悪いので光に反応して寄ってくる習性があります。
- サメが活発に動く時間をさける
夕方・夜間・夜明けには海に入らないようにしましょう。サメが獲物を探して活動する時間帯は海に入るのを避けましょう。
- 海で排泄物を出さない
海の中で排出物を出さないようにしてください。サメは臭いにとても敏感です。排出物の臭いを嗅ぎつけて、獲物だと勘違いし・・・襲ってくることがあります。
- 海には複数で入る
絶対に海に1人で入らないようにしてください。2人以上いるとサメも警戒します。万が一、1人がサメに襲われてしまっても、他の人が救助することもできます。
- サメ撃退グッズを身に着ける
世の中には「サメ撃退グッズ」なるものが販売されていますが「100%絶対に大丈夫!」だと言い切れるものはありません。お守り・・・程度に考えておいた方がいいでしょう。
SHARK BANZは人々を攻撃からサメを阻止するために、特別な特許取得の磁気技術を使用しています。サメがSHARK BANZを身に着けている人に近づくと、バンドからの電磁波によりサメの電気受容体を破壊しすぐに離れて行く効果があります。
価格(税込)
楽天:11,780円~ / Amazon:11,057円~
※商品の価格は記事作成時点の価格です。価格は変動する事が御座いますので、実際の価格はオンラインショップの商品詳細ページでご確認下さい。
沖縄の海で度々目撃されるサメ。ダイバーなどがサメに襲われたというニュースを聞くたびに心が痛くなります。人間に危害を加えるサメに襲われないために、サメが目撃されている海へは入らないなど、自分で出来ることは実践し、自分の身を守るようにしましょう。
海には危険生物がいっぱいいます。ですが、忘れてはならないのは・・・海の生物の領域に足を踏み入れているのは人間だということです。海でのルールは絶対に守り、安心・安全に沖縄の海を楽しんでくださいね。
サメが捕獲されるまでは北谷にあるサンセットビーチとアラハビーチの2か所を閉鎖していました。(現在は既に封鎖を解除しています)