テレビなどでよく〇〇第1位の県は沖縄県!という事を耳にしませんか?沖縄には全国的にみて1位なものが多くあります。どのような1位があるのか見てみましょう。
ズバリ、沖縄県が全国トップなことって?
「沖縄」と聞いて、みなさんはどんなことをイメージするでしょうか。暑いところ、海や空がとっても美しいところ、サンゴがあるところ…などなど。また、沖縄に住んでいる人たちはとても人柄が良く、とっても楽しそうなところ!だというイメージがありますよね。
そんな沖縄ですが、実は失業率や有効求人倍率が全国ワーストであったり、ちょっとマイナスな部分もあったり。しかし!逆に沖縄が全国トップだということもたくさんあるんですよ!
飲食に関する部門
かつお節・削り節の消費量
ゴーヤーチャンプルーをはじめ、チャンプルーにかける削り節、そしてソーキそばなどかつおダシをとることが多いからでしょうか。これは全国でもダントツの消費量だと言われています!ビタミンやたんぱく質、ミネラルなどたっぷりと栄養を含んでいるので健康にも良いと言われていますよ。ダシを使うというのは日本の文化ですのでこれからもダシを使った美味しい料理の発展を期待したいですね♪
ベーコンの消費量
1位は沖縄県、2位は北海道ということで、北と南がワンツートップ。沖縄県はハンバーガーの消費量もダントツに多いことから、よく使われているのだと考えられます。アメリカ軍基地をはじめ、沖縄ではお子さんが多い土地柄もあってこういったハンバーガーなどのファストフード店がよく利用されることも、理由ではないでしょうか。
ケンタッキー・フライド・チキンの店舗数
実は、沖縄県がトップ。県内の店舗数ではなく、人口10万人あたりについて店舗数が多いということになります。特に沖縄ではおじいちゃん、おばあちゃんがケンタッキーを好み、受験や就職などなにかのお祝い事の時には食卓にケンタッキーが並ぶという家庭も多くあります。
また、沖縄ではケンタッキーは料理の1品としても人気で、白いご飯と食べるケンタッキーは格別と好まれています。さらに、食べ終えたチキンの骨はダシを取って使う家庭もあり、ケンタッキー愛を感じます。発泡酒・第3のビール
ざっくりとビールとはいっても、最近ではビール・発泡酒・第3のビールという種類がありますよね。ビールの消費率の中でも、発泡酒・第3のビールの消費比率がもっとも高いのが沖縄県になっているんです。
ビールよりもリーズナブルな発泡酒・第3のビールは、県民の所得とも関係しているのでしょうか。また、沖縄にはオリオンビールという沖縄でトップのシェアを誇るビールもありますね。
飲み屋の数
人口10万人あたり・20歳以上の人で見ると、沖縄県は飲み屋の数がトップとなっています。多くの人が飲み屋で夜の時間を楽しみ、また飲み屋で働いていることがわかります。
なぜこんなにも飲み屋が多いのか・・・それは恐らく沖縄の文化であるもあいも関係しているかと思います。
また、よくテレビなどでも居酒屋などで飲んでいる方々が映って酒好きな県民だと思われるかもしれませんが、実はみんながみんなお酒に強いという訳ではありません。若い方々は泡盛が苦手でチューハイを飲む方も多くいます。
医療や福祉、カルチャー部門
医療や福祉、カルチャー部門には皆さんが想像できないようなものが並んでいます。様々な文化や労働環境などが影響している部分が見えてきます。
精神科・心療内科の医師数の割合
ちょっとびっくりしてしまいますが、精神科・心療内科の医師数の割合がトップです。色々な要因が考えれられていますが、精神科や心療内科へ通う方の多くは高齢者だと言われていて、なぜ高齢者が多いのかというと沖縄戦による強いストレスで悩み続けている方々が多いという調査結果もあります。
その他にも沖縄では失業率や出生率の高さなど生活に困ることが多いなども影響しているかもしれません。
書道教室の数
実は沖縄では、人口10万人あたりの書道教室の数がダントツでトップ。お子さんが書道教室に通うのはもちろんですが、沖縄のおばぁたちはみんな達筆なのかも!?
教会の数
人口10万人あたり、教会の数がダントツに多いのが沖縄。外国の方が多いということや、歴史あるキリシタンなどの名残があるのでしょうか。プロ野球選手の出身地
これも人口10万人あたりでみていると、2016年の現役で登録されているプロ野球選手の出身地は、沖縄県がトップ。阪神タイガースの佐村・トラヴィス・幹久選手や、ヤクルトスワローズの川上竜平選手も沖縄県出身の選手です!
沖縄のさまざまなランキング部門
ここまでは部門別に色々なランキングを紹介してきましたが、ここからは部門別ではなく沖縄ならではのランキグと言えるようなものをご紹介。
離婚率
沖縄は、ここ数年・・・連続して離婚率の高さが日本一となっています。沖縄の離婚の原因は、収入が低い事や出来ちゃった結婚率の高さなどが挙げられています。
年間の平均気温
2015年では沖縄県の年間平均気温が23.6度となっています。ちなみに最低気温が33.8度で最低気温は9.6度となっています。温暖化の影響で年々平均気温が上がってきています。平均気温から見るとやっぱり沖縄は暑い!というイメージを持たれるかもしれませんが、一昔前までは沖縄が真夏の時期は一番気温が高かったのですが、今では他県のほうが気温が高いという事はざらにあります。冬は沖縄が一番気温が高いので、年間を通して見ると過ごしやすい気候という事になります。
年間の真夏日数
真夏日というのは30度以上の事を指しますが、沖縄では早いところだと3月から海開きが始まりますので、真夏日数が多くなるのも納得。
郷土愛
ブランド総合研究所が行った調査で、出身県についてどれくらい愛着があったり自慢に思うかという25の項目を調査して算出されたもの。沖縄県の出身者は、自分が生まれ育った沖縄県について愛着が強いという傾向にあるようですよ。
子育て世帯数
子育てをしている世帯が日本でもっとも多いのが、沖縄県。兄弟姉妹数も沖縄県が全国でトップとなっています。その裏では離婚率も上位に。
15歳未満の人口
沖縄県は人口100人あたりの15歳未満の人の数がズバ抜けて多くなっていて、お子さんがどんどん誕生しているのがわかります。また、これと関係しているのかわかりませんが、ゲームセンターの数も沖縄がナンバーワンなんだとか。ファーストフード店の数やゲームセンターの数など、子育てや娯楽に関することも比例しているのはおもしろいデータですね。
このように沖縄が全国トップであるということは意外とたくさんあります。また、離婚件数や貧困率、ほかにも男性肥満率などマイナスなことのトップ、つまり全国ワーストだということも多いのが沖縄です。しかし、統計やランキングを見てみると思わぬ発見がたくさんあり、おもしろいものですね。
沖縄には美味しい食事に美味しいお酒が沢山あります。そんな中でどのようなものが他県よりも突出しているかご存知ですか?想像通りのものもあればそうでないものもあるので見ていきましょう。