アメリカ(ハワイ・グアム等)でのガソリンの入れ方

レンタカーを借りるという事は給油をしなければいけませんよね。それは日本国内でも海外でも同じです。レンタカー会社によっては、返却時にガソリンを満タンにしなくてもいいというプランがありますが、それ以外の場合はほとんど海外での給油を経験することとなります。中には「外国で給油なんて、怖くてできない」という方もいらっしゃいますが、システムさえ覚えてしまえば意外に簡単にこなすことができます。やり方を覚えるためにもまずはチャレンジしてみてくださいね♪

単位も表記も違うアメリカのガソリンスタンド!

アメリカ(ハワイ・グアム等)でのガソリンの入れ方

日本では、ガソリンスタンドの看板に1ℓあたりの金額が記載されているお店を多く見かけますよね。ハワイやグアムでは、1リットルではなく1ガロンの金額が表示されています。

ジェシカ

1ガロンは約3.8リットルだよ!

「ガソリン高いなー!」なんて驚かないようにしてくださいね。このように、液体量を表す単位も違えば、油種の表記も若干異なります。まずは、油種の表記を見ていきましょう。

まずはガソリンの種類を知っておこう!

ハワイやグアムのガソリンスタンドでは以下の4つのガソリンが取り扱われています。

  • 「diesel」
  • 「Regular」
  • 「Plus/Super」
  • 「Super/Premium」

とは言ってもガソリンスタンドによって表記が異なる場合があります。

レンタカーを借りてガソリンを入れる場合は基本的に「Regular(レギュラー)」を給油すれば問題ありません。レギュラーガソリンは、ガソリンスタンドによって「Regular(レギュラー)」・「Unleaded(アンレディット)」・「Regular Unleaded(レギュラーアンレディット)」などと表記されていることが多いです。 「Unleaded(アンレディット)」とは「無鉛ガソリン」という意味で、今でいうレギュラーガソリンと同じ物なんですよ。もしも、ハイオクを給油したい場合は、「premium Unleaded(プレミアムアンレディット)」がハイオクと同じものなのでそれを選択するようにしましょうね。

ミッチェル

アメリカのガソリンスタンドにあるガソリンは3~4種類あり、それぞれ品質や価格が異なります。以下の順で価格が上がっていきますので注意してくださいね!

diesel → Unleaded → Unleaded Plus → Premium Unleaded

(軽油) → (レギュラー) →  (中間)   →  (ハイオク)

ガソリンの入れ方の手順 ―現金払い編―

現金払い ガソリンを入れる際、現金かクレジットカードでの支払いになります。まずは、現金で支払う場合の方法をご説明いたします。現金払い・クレジットカード払いの場合も基本的に同じような流れになります。

ステップ1

まずは給油機の横に車をつけてエンジンを切ります。まず、この時点で選択しないといけない事はセルフサービスなのかフルサービスなのかです。日本と同じようにセルフサービスのほうが値段はお得です。今回はセルフサービスを選択してガソリンを入れてみましょう。

給油機がセルフサービスとフルサービスで分かれているガソリンスタンドもあります。給油機に「Shell Serve」と記載されていたらセルフサービスで、「Full Serve」と記載されていたらフルサービスです)セルフサービスを選んでも中にはサービスで給油をしてくれるところもあります。

ステップ2

給油機の番号を覚えてキャッシャーに行き給油機の番号とガソリンの種類を伝えてデポジット(前金)を支払います。

例えば・・・「5番の給油機でレギュラーを$10ぶん給油したい」という場合は以下のようにお願いしましょう。

ミッチェル

「Number Five.Regular Ten dollars please(ナンバーファイブ レギュラーテンダラーズプリーズ)」

「5番の給油機でレギュラーを満タンまで給油したい」という場合は以下のように伝えましょう!

ジェシカ

「Number Five. Regular Full Up Please(ナンバーファイブ レギュラーフルアッププリーズ)」

給油機の番号、ガソリンの種類、ガソリンを入れる量を伝えたら給油機に戻ります。キャッシャーに行く場合は、荷物の盗難にあう危険があるので貴重品は持ち歩くようにしましょうね!

ジェシカ

Full Upは満タンって意味なので覚えておきましょうね!

ステップ3

給油機の前に立ち、給油するガソリンの種類を選択します。一番最初にお話したようにレンタカーの場合はRegular(UnleadedやUnleaded Plusと記載されているところもあります)を選択します。

ステップ4

給油口のキャップを外し(給油口を開ける際、車種によってはキーが必要な場合もあります)ポンプのノズルを持ち上げたらロックを解除する為に「Regular」のボタンを押す。(ボタンではなくポンプノズルの土台のレバーを上に上げてロックを解除するタイプもあります)

ステップ5

ノズルを給油口に差し込みグリップを握ると給油が始まります。払った金額分または満タンになった時点でカチッと音がなり給油がストップします。カチッっと音がなったらノズルを戻して給油キャップを閉めます。(ポンプノズルの土台のレバーを上に上げてロックを解除するタイプの場合は土台を下に下げてポンプノズルを元に戻します)

ステップ6

キャッシャーに行き給油機の番号を伝えて精算します。最初に支払った前金から差し引いたおつりを貰って給油完了です。

ガソリンの入れ方の手順 ―クレジット払い編―

クレジットカード払い

クレジットカードで支払う場合は上記のステップ2の手順は飛ばして手順3の最初にクレジットカードを給油機に差し込んでサッと抜きます。(ガソリンスタンドによっては「REMOVE THE CARD(カードを抜き取ってください)」と表示されるので、その後にカードを抜きます。)一部のガソリンスタンドでは盗難カード対策などにより、日本で発行されたクレジットカードを読み込むとエラー表示が出ることがあるそうです。(下記の注意事項を参照!)

スライド式の場合はクレジットカードをスライドさせます。その後は手順通りに進んでステップ5まで進めば完了です。

クレジットカードはサッっとすばやく抜かないとエラーになる事があります。また、 クレジットカードを使用する際、ZIP CODE(郵便番号)の入力を要求される事があります。アメリカの人々が使っているクレジットカードにはZIP CODEが当たり前にインプットされているそうなんです。もしも、ZIP CODEを求められた場合は、日本の郵便番号を入れても当然エラーになりますので、キャッシャーへ行って上記のステップ2に加えてクレジットカードで支払いたい事を伝えましょう。そうすればクレジットカードで支払いが出来ます。カードで支払いたい旨を伝えられない場合は、現金やトラベラーズチェックでの支払いに切り替えるようにしましょう。