「今年は厄年だから厄払いに行きたい」と考えた時に、御祈祷料やのし袋などについて様々なことが疑問として浮かんできます。沖縄県内で最も人気のある波上宮・護国神社・普天満宮・成田山の厄除け祈願について詳しくまとめてみたので、厄払いに行きたい方は参考にしてみてください。
厄を払いたい!気になる金額やお寺・神社について
毎年初詣に行くと、その年に厄を迎える方々の年齢や生まれ年などが張り出されています。
「厄なんて気にしない!」という方もいれば、「厄年が怖くてたまらない・・・」なんて方もいて、厄年の受け止め方は人それぞれです。
2023年に厄年を迎える男性・女性は、どんな方なのか・・・また、厄払いの御祈祷やオススメの神社やお寺について詳しくお話ししていきたいと思います。
そもそも厄年って何?
厄年とは、平安時代よりも以前から根強く信じられている風習で、災いが多く降りかかるとされている年齢の事をいいます。
根拠が曖昧なため、迷信とも言われていますが、男性は社会的責任を多く担い、精神的にも肉体的にも疲れてしまい体調を崩しやすい時期・・・・。
女性だと、思春期や妊娠で体に変化がある時期に当たっていたり、ホルモンバランスに変化がある時期に厄年と重なっていることから、体調を崩す可能性がある時期だと言われています。
統計的に見ると、実際にはそんなことはないようですが・・・・男女ともに多忙な時期に当たっている事には変わりないため、厄年だと認識して自分の体調に気を遣う事はいい事なのかもしれません。
2023年に厄年を迎える男女は?
男女とも、心身ともに変化や負担が大きい時期に当たるといわれている厄年・・・。今年は一体、何年生まれの方々が厄年に当たるのか見ていきましょう!
2023年(令和5年) 厄年の男性
2023年(令和5年)に厄年を迎える男性は、下の方々です。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
2023年 令和5年 |
2000年 (平成12年) たつ 数え年が24歳 |
1999年 (平成11年) うさぎ 数え年が25歳 |
1998年 (平成10年) とら 数え年が26歳 |
1983年 (昭和58年) いのしし 数え年が41歳 |
1982年 (昭和57年) いぬ 数え年が42歳 |
1981年 (昭和56年) とり 数え年が43歳 |
|
1964年 (昭和39年) たつ 数え年が60歳 |
1963年 (昭和38年) うさぎ 数え年が61歳 |
1962年 (昭和37年) とら 数え年が62歳 |
2023年(令和5年) 厄年の女性
2023年(令和5年)に厄年を迎える女性は、下の方々です。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
2023年 令和5年 |
2006年 (平成18年) いぬ 数え年が18歳 |
2005年 (平成17年) とり 数え年が19歳 |
2004年 (平成16年) さる 数え年が20歳 |
1991年 (平成4年) さる 数え年が32歳 |
1991年 (平成3年) ひつじ 数え年が33歳 |
1989年 (平成2年) うま 数え年が34歳 |
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1988年 (昭和63年) たつ 数え年が36歳 |
1987年 (昭和62年) うさぎ 数え年が37歳 |
1986年 (昭和61年) とら 数え年が38歳 |
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1964年 (昭和39年) たつ 数え年が60歳 |
1963年 (昭和38年) うさぎ 数え年が61歳 |
1962年 (昭和37年) とら 数え年が62歳 |
女性は、男性よりも厄年が多いので注意しましょう!
厄除けの祈祷料やのし袋は?
厄払いをお願いする際は、紅白の水引きの掛かった普通の熨斗袋(のしぶくろ)を使用します。
厄払いに関しては、のし袋が無くても問題ないとも言われていますが、多くの方がのし袋にお金を入れてお支払いをしているようです。
表書きは、初穂料または玉串料と書きます。御祈祷料でも構いません。
また、熨斗袋に入れるお札は新札(ピン札)が良いとされています。
沖縄で厄払いにオススメな神社・お寺をご紹介!
厄除け祈願の際に納める初穂料は、お寺や神社によって金額が異なります。また、御祈祷後に授与されるものに関しても違いがあるので、参考にしてみてくださいね!
波上宮
波上宮の主なご利益は、厄除け・安産・家内安全・病気回復・病気治癒・商売繁昌・受験合格・交通安全など・・・。
こちらは、琉球八社の一つで最上位に位置する神社です。琉球八社については、下の初詣の記事をご覧ください。
波上宮は、御祈祷料は5000円で、御祈祷後に授与していただけるものに「こまもり(財布に入るくらい小さなお守り)」が含まれています。また、御札も二枚いただけます。内、一枚は寝室用の御札なのだそうです。
企業さんの御祈祷の依頼が多いようで、1月1日・2日以外は個人の御祈祷が受けられない時間があるそうです。3日以降に厄払いに行かれる方は、必ず個人の祈祷を受付ている時間を確認してから訪れるようにしましょう。
御祈祷に関する詳細
- ご祈祷受付時間
1月1日:0時から18時まで1月2日:7時から18時まで1月4日は、会社祈願のみ受付の為一般祈願は受けていません。13日以降は、通常通り10時から16時15分まで受付
- ご祈祷料
5000円
- 御祈祷後に頂けるもの
御札を2枚・こまもりを授与
- 受付・予約
予約制ではありません。受付出来ない時間もありますので、波上宮に問い合わせてから行くと確実です
- 住所:沖縄県那覇市若狭1-25-11
- 電話:098-868-3697
- 駐車場:無料駐車場 20台完備
- 公式ホームページ:http://naminouegu.jp/map.html
沖縄県護国神社
- ご祈祷受付時間
1月1日~3日:8時から20時まで1月4日~5日は、会社祈願のみ受付の為一般祈願は受けていません。1月6日から10日まで:8時30分から18時までそれ以降は、通常通り9時から16時30分まで受付
- ご祈祷料
5000円
- 御祈祷後に頂けるもの
お守り・お札
- 受付・予約
予約制ではありません。当日、護国神社にて受付
沖縄県護国神社の主なご利益は、家内安全、厄祓い、交通安全、商売繁盛、社運隆昌、進学成就、縁結びなどなど・・・。
旧内務大臣指定護国神社になっている為、沖縄戦で犠牲になった一般住民、遭難学童及び文官関係戦歿者も祭神として祀られている神社なんです。
護国神社は、御祈祷料が5000円のみとなっている為とても分かりやすく、授与していただけるものにお守りが含まれているので、満足度が高いのではないでしょうか。
御祈祷に関する詳細
- 住所:沖縄県那覇市奥武山町44番地
- 電話:(098)857-2798 (9:00 ~ 16:30)
- 駐車場:無料駐車場 完備
- 公式ホームページ:https://www.okinawa-gokoku.jp/
普天満宮
普天満宮の主なご利益は、五穀豊穣、交通安全、縁結び、安産祈願、商売繁盛、学業成就、航海安全、豊漁、諸願成就など・・。この中でも特に、縁結びにご利益があると言われています。
こちらも、波上宮と同じく琉球八社の一つです。沖縄県中部最大の聖地とも言われ、参拝者が多い事でも有名です。
普天満宮の厄払いの特徴は、3000円~1万円まで 自分の気持ちで金額が決められるという事。納める金額によって、御祈祷後に授与されるものは若干異なりますが、厄を払ってもらえる事には変わりありませんので、安心して御祈祷を受けてください。
御祈祷に関する詳細
- ご祈祷受付時間
1月1日~3日:9時30分から17時まで1月4日は、会社祈願のみ受付の為一般祈願は受けていません。それ以降は、通常通り午前10時から17時まで受付
- ご祈祷料
3000円~10000円
- 御祈祷後に頂けるもの
御祈祷料を3000円納めた方はお札を授与御祈祷料を5000円納めた方は御札より少し大きめの木札を授与御祈祷料を10000円納めた方は御神酒と木札を授与
- 受付・予約
予約制ではありません。当日、普天満宮にて受付
- 住所:沖縄県宜野湾市普天間1−27−10
- 電話:098-892-3344(AM9:00-PM6:00)
- 駐車場:無料駐車場 完備
- 公式ホームページ:http://futenmagu.or.jp/
沖縄成田山 福泉寺
沖縄成田山 福泉寺の主なご利益は、交通安全、無病息災、家内安全、商売繁盛 など・・・。
沖縄成田山 福泉寺は、大本山 成田山の別院ですので不動明王が祀られています。ご利益は数えきれないほどあると言われています。
こちらはの御祈祷料は、5千円・1万円・2万円と決まっていますが、「祈祷後に何かお守りやお札など授けていただけるのか」と聞いたところ、「特にそのようなことはしておりません」との回答を頂きました。
何か、形あるもの(御札やお守り)で1年間守っていただきたいと考えている方は、別の神社・お寺で厄除けをお願いするか、ご自分でお札・お守りを購入する必要があります。
御祈祷に関する詳細
- ご祈祷受付時間
1月1日~3日:朝から夕方頃まで1月4日は、会社祈願のみ受付の為一般祈願は受けていません。それ以降は9時から16時ころまで
- ご祈祷料
5千円・1万円・2万円
- 御祈祷後に頂けるもの
そういうものはないそうです。
- 受付・予約
予約制ではありません。当日、沖縄成田山福泉寺にて受付
- 住所:沖縄県中城村伊舎堂617番地
- 電話:098-895-2076 (9:00-16:00)
- 駐車場:無料駐車場 完備
- 公式ホームページ:http://okinawa-naritasan.com/
自分の気持ちが向く神社・お寺を選ぼう!
上で紹介したのは、厄払いの御祈祷を受けたい方々に最も人気のある神社・お寺です。もちろん、他の神社やお寺さんも厄除け祈願を行っているところは多くあります。
昔から足を運んでいる神社やお寺がある方などは、そちらで受けたほうが良いとも言われています。
評判や知名度、お寺(神社)のご利益なども大切ですが・・・・昔から通っていたり、お寺(神社)との相性も大切だと言われていますので、自分の気持ちが向くところで御祈祷を受けてみてくださいね!
御祈祷を終えた後に御神酒を出してくれることがありますが、車の運転手である場合は、飲酒運転になってしまいますので少量であっても飲むのは控えましょう。
唇につく程度で止めておく・・・または、神社によっては眉間にお酒を付けるように促すところもあります。神主さんにドライバーである旨を相談して、従うようにしてくださいね!
悪いことが起こると「厄年だから・・・」と、厄のせいにしてしまいがちです。「厄のせいにしてしまいそうだ」という方は、年初めに厄払いを受けておきましょう!
厄払いを受けておくことで「厄払いを祓ったから、この程度で済んだ」と思えるようになるかもしれません!