読谷村にあるむら咲むらで「琉球ランタンフェスティバル」が毎年12月~2月の間に行われています。まだ行ったことが無いという方も多いのではないでしょうか?ランタンや提灯の温かな灯りで癒されてみませんか?
むら咲むらのランタンフェスティバルの灯りで癒されてきました!
沖縄県読谷村にある 体験王国むら咲むらでは現在、「琉球ランタンフェスティバル」が開催されています。
体験王国むら咲むらに行かれたことが無い方は、どんな場所なのかわからない方もいるかもしれませんので軽く説明をしておきたいと思います。
「体験王国むら咲むら」は、名前の通り様々な体験が出来る施設となっています。種類も豊富で、なんと101もの体験が出来るんですよ!どんなものがあるかというと・・・
体験王国むら咲むらで体験できること
- 伝統工芸 製作体験
かんから三味線・やちむん(陶芸)・紅型・吹きガラス・花織などの製作体験など・・・
- マリン体験
ジンベイザメシュノーケリング(ダイビング)・青の洞窟・グラスボート・体験ダイビング教室など・・・
- 芸能文化体験
琉球舞踊・エイサー・カンカラ三線・空手教室・琉球衣裳での写真撮影など・・・
- 生活文化
びん玉編み体験・芭蕉紐アクセサリー作り・オリジナルランプ作成・漆喰シーサー色付け体験など・・・
- スポーツ体験
乗馬体験・セグウェイ・ククルサーキット
- 農業体験
サトウキビ収穫体験・黒糖作り体験・紅芋収穫体験・沖縄方言講座など・・・
- 手作り料理体験
薬膳茶ブレンド講座・ちんすこう作り・沖縄そば打ち体験・沖縄豆腐作り・沖縄家庭料理教室など・・・
上に書いた以外にも、多くのことが体験できます!
普段訪れても楽しめる「むら咲むら」ですが、現在ランタンや行灯篭、琉球ランタンオブジェで敷地内を灯しています。
読谷村では毎年この時期に”よみたん夜あかりプロジェクト”というものを行っており、ランタンやイルミネーションなどで読谷村を照らしています。そんな、よみたん夜あかりプロジェクトですが、むら咲むら以外では「ホテル日航アリビラ」や「沖縄残波岬ロイヤルホテル」「渡具知ビーチがんじゅーファーム」「電照菊」「道の駅 喜名番所(きなばんじょ)」などが参加しています。そのメイン会場が体験王国むら咲むらなんです。
では、さっそくメイン会場となっているむさ咲むらには、どのようなランタンやオブジェが飾られているのか見ていきましょう!
沖縄とランタン(提灯)
琉球王朝時代の沖縄は、中国から様々な事を学び、中国の文化を多く取り入れてきました。
その中の一つに、中国式ランタンがあり14・15世紀 琉球王朝の町並みはランタンの灯りで埋め尽くされていたのだそうです。
そんな琉球王朝時代の街並みを再現し、ランタンの灯りで夜を楽しもう!というイベントが琉球ランタンフェスティバルなのです。
琉球ランタンフェスティバルの入園料や開催期間は?
ランタンフェスティバル2016の詳細
- 開催期間
2016年12月3日~2017年2月26日まで
- 点灯時間
18:00-22:00(最終入園21:30まで)
- 入園料
大人 600円/中高生 500円/小学生 400円/幼児 無料
通常、むら咲むらは9:00~18:00までの営業なのですが、ランタンフェスティバルの期間中は、22時まで営業しています。
ランタンフェスティバル期間中も、ランタンフェスティバルが始まる18時までは、通常の体験王国として営業しています。体験王国というだけあって、32の工房で101種もの体験が出来るんです。
ランタンフェスティバルに行く前に「通常のむら咲むらで遊んでみたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
むら咲むらさんに確認したところ・・・18時前に入場した場合でも、ランタンが点灯されたらそのまま会場を見て回って構わないそうです。(チケットの買い直し不要!)
むら咲むらでは、基本的に入場料のお支払いは一日1回までとなっているそうで、一度入場料を支払っていれば、再入場も可能!なので、ランタンフェスティバルが始まる前に入場料を払っていた場合は、再入場でランタンフェスティバルを楽しめるのだそうです。
ちなみに、通常の入場料はランタンフェスティバルの料金と同じ金額になっています。20名以上の団体の場合は、上記の金額からお一人様50円引きとなるそう。
ランタンフェスティバルの様子
ランタンフェスティバルには初めて訪れたのですが、思っていたよりも沢山のランタンや提灯があったので驚きました!
「琉球王朝時代は、こんな街並みだったのか・・・」と考えながら見て回りましたが・・・町中がランタンの灯りで灯されていたなんて、とても羨ましくなりました。それくらいとても幻想的で綺麗でした。
ランタンフェスティバルでは、ランタン以外にも琉球ランタンオブジェなどもあり、一般の方の作品なども展示されていました。
それ以外にも、三板(サンバ)を演奏している女性のランタンオブジェや、ミンサー柄のオブジェなどもありました。
あまり普段はランタンを見る機会などないので、とても新鮮で・・・ランタンやオブジェの優しい灯りでとても癒されました。
施設内の一部の様子を360°撮影したので、施設内の雰囲気は下のVRをご覧ください。
上の写真は360°見渡すことができるので、写真を左右にスクロールしたり、VRボックスなどでご覧ください。
ミンサー柄とは・・・
琉球王朝時代の八重山が発祥だと言われているミンサー柄。ミンサーの柄は、沖縄の工芸品や織物などでよく見かけます。
五つのます目柄と四つのます目柄は「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・」という意味が込められているんです。
琉球王朝時代 通い婚の風習があった時代に、女性たちが旦那様の事を想ってミンサー柄を織り、贈っていたと言われています。
ミンサー柄の織物には、よく藍色の地が使われています。それにも意味があり、藍色に染める際は、何度も藍で染める事から「藍(愛)を重ねる」という意味も込められているんですよ!琉球王朝時代の女性達はロマンチックな方が多かったんですね!
会場内ではプロジェクションマッピングも!
会場内では、無料で観覧できるプロジェクションマッピングも行われていました。
プロジェクションマッピングが上映されるのは、19時・20時・21時の3回です。上映時間は7分程度でしたが、無料で見れるものとしては満足のいくものでした。
また、上映開始直前から席が込み合います。「椅子に座って見学したい!」という方は、少し早めに会場へ入る事をオススメします!
上映が開始される5分前に場内アナウンスで、上映間近であることを知らせるアナウンスが流れていました。上映が始まるまでの間、他を見学することが出来るので、ありがたいですね!
ちなみに、Taikiとは・・・
このプロジェクションマッピングは、読谷村 字 宇座出身の「泰期(たいき)」という人物の物語となっています。泰期は、14世紀後半に中山王の命令で中国へ行き、中国との交易を始めた人物だと言われているんです。
プロジェクションマッピング「Taiki」は、泰期が中国と琉球を行き来する様子をイメージして作られたものなのだそうです。
ヤギ(ヒージャー)を発見!
むら咲むら内では、ところどころ「動物のにおいがするな・・・」と感じる場所がありました。
様々な体験が出来るむら咲むらでは、ヤギや馬などが飼育されているようです。馬は見かけませんでしたが、ヤギはランタンフェスティバルのイベント会場で飼育されていましたよ!
ヤギのエサはすでに売り切れていました!ランタンフェスティバルが始まる前には売り切れてしまうのかもしれません。
一度は絶対に行ってみてほしいランタンフェスティバル
ランタンフェスティバルを見学するためには、入場料(大人だと600円)が出ますが・・・正直、600円以上の価値があったと思います。
考えていたよりも、規模も大きかったですし、何よりランタンの灯りって本当に魅力的で素敵なんです!!普段、蛍光灯の灯りしか目にしていない私たちにとっては、琉球王朝時代の街並みを再現したランタンフェスティバルはとても新鮮で心奪われるものがありました!
まだ一度もランタンフェスティバルに行ったことが無いという方は、ぜひ一度訪れてみてほしいと思います!
ヤギもいますし、広い原っぱなどもあるので小さなお子様がいても十分に楽しめますよ♪
基本情報
- 開催期間
- 2016年12月3日~2017年2月26日
- 点灯時間
- 18:00~22:00(最終入園21:30)
- 入場料
- 大人600円/中高生500円/小学生400円/幼児無料
- TEL
- 098-958-1111
- 開催場所
- 〒904-0323 沖縄県中頭郡中頭郡読谷村高志保1020−1
- 公式ホームページ
- http://murasakimura.com/
- クレジットカードの利用
- 各種クレジットカード利用可(入園料のみクレジットOK。園内の飲食店等は現金のみ。):
- 駐車場
- 無料駐車場があります
- Wi-Fi
- 駐車場付近は繋がりますが、園内はつながりません。
むら咲むらまでのルート
現在地からむら咲むらまでルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
那覇空港から車で行く場合
那覇空港からむら咲むらまで32km、車で約1時間31分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
- ホテル むら咲むら
- ホテルむら咲むらは、体験王国むら咲むらと同じ敷地にあります。
- ホテル日航アリビラ
- むら咲むらからホテル日航アリビラまでの距離約1.3km
- コンドミニアム モリマーリゾートホテル
- むら咲むらからコンドミニアムモリマーリゾートホテルまでの距離約1.7km
- ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ
- むら咲むらからジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズまでの距離約2.8km
近く(5km圏内)にある飲食店
- レストラン泰期
- レストラン泰期は、むさ咲むらの敷地内にあります。
- 琉球屋敷 謝名亭
- 琉球屋敷 謝名亭は、むさ咲むらの敷地内にあります。
- オーシャンズピザ
- むさ咲むらからオーシャンズピザまでの距離約800m
最寄駅・最寄のバス停
- 最寄駅
- 付近に駅はありません。
- 最寄のバス停
- 沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。
ランタンの灯りは不思議と心が穏やかになる気がします。何だかホッとするし、癒されます!