マリンスポーツを楽しむ場合に必要不可欠なのが日焼け止めクリームとラッシュガードです。日焼け止めクリームやラッシュガードは何を基準にして選べばいいのか、またどんな事に注意したらいいのか見ていきましょう。
日焼け止めやラッシュガードの必要性を知っておこう!
ハワイやグアム、沖縄に行くとなるとまず気になるのが紫外線ですよね。
なんていう方がいらっしゃいますが、ハワイやグアム・沖縄の紫外線量をなめてはいけません!
旅行者の方で日焼け対策をせずに、海で一日中遊んでいる方が結構いらっしゃいますが、そんな方は背中にやけど級の日焼けをしてしまい「仰向けでは痛くて眠れなくて本当に散々な目にあった・・・」なんて、あるあるネタになっちゃうくらい・・・よく聞く話なんです。
こうなってしまうと、日焼けではなくヤケドです!全身にヤケドを負ってしまわないためにも、日焼け止めクリームは男性でも必須ですよ!
中には、日焼け止めクリームは落としづらくて使用する事に抵抗があるという方がいらっしゃいますよね。そんな方は、ラッシュガードを着用するようにしましょう!
せっかくの旅行の思い出が痛いものになってしまわないように、しっかりと対策をとっておきましょうね!
日焼けをしたくない!それなら紫外線について知っておこう!
紫外線って一体何なのか知っていますか?みなさんが良く知っている「虹」。実は紫外線は虹にも関係しているんですよ。
虹の色の並びは、虹の内側から順に「紫→藍→青→緑→黄→橙→赤」となっています。一番外側の円の色は必ず赤、一番内側の色は必ず紫なんです。紫から徐々に赤に向かうにつれて光線の波長が長くなっていくと言われています。
紫色よりも波長が短く人間の目では見ることができないものを紫よりも外(内側)にある光線という事で「紫外線」、赤色の虹よりも波長が長く人間の目では見る事が出来ないものを、赤よりも外側にある光線という事で「赤外線」という風に私たちは呼んでいるんです。
※虹に関しての説明はたくさんありますが、虹ではなく紫外線や日焼けがメインのお話なので簡単にご説明しました!
紫外線と一口に言っても3種類に分けられる!
実は皆さんが「紫外線」と呼んでいるものは、大きく3種類に分けられるんです!
UV-C → UV-B → UV-Aの順番でエネルギーが強くなり、肌へ大きなダメージを与えます。
紫外線の種類が分かったところで、SPFやPAについてお話したいと思います。
日焼け止めに書かれているSPFやPAって何?
みなさんが日焼け止めを購入する際に基準にしている事はどのような事ですか?
とりあえずSPFの数字が大きくて、+マークがいっぱい付いてるやつ買っちゃえば間違いないよね!
ミッチェルと同じような考え方をしている方も多いのではないでしょうか?日焼け止めを購入する際に基準にすることの一つとして、「SPF」や「PA」があると思います。
なんとなく、SPFの数字が大きければ日焼けを止めてくれるような気もするし、PAに+がたくさんついていれば、効果が絶大!という感じがして、これさえ塗っておけば絶対に日焼けをしないだろうという気になってしまいますよね。
ですが、実際には・・・日焼け止めを塗ったにも関わらず「日焼けをしてしまった・・・」なんてことはありませんか?
それは、日焼け止めの選び方や使い方を間違えている証拠です。日焼け止めを使用するからには、SPFとPAの意味を理解し、正しい使い方を学びましょう!
SPFって何?
SPFって何の略か知っていますか?
SPFとは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略です。
SPFは、皮膚がんやシワ・くすみの原因となる紫外線UV-Bに有効だといわれています。
ちなみに、多くの方が勘違いされているのですが「日焼け止めを塗ったから絶対に日焼けをしない!」というわけではないんです。
日焼け止めは、日焼けをしないようにするものではなく、日焼けをしてしまう時間を遅らせるためのものなんです。
SPFの効果は人によって異なる
どれくらい時間を遅らせることが出来るの!?
と、疑問に感じた方も多いでしょう。
そこで、目安として見ていただきたいのが、SPFの後の数字です。日本人は、紫外線に当たって大体10~20分程度の時間で日焼けをしてしまうといわれています。
日焼け止めクリームに記載のあるSPFは「日焼け開始時間を○倍の時間に遅らせることが出来ますよ」という効果持続時間の目安表記なんです。
なので、「日焼けをしてしまう時間×SPFの数字」で、どのくらい後から日焼けが始まるのかを算出することが出来るんです。
体質によって日焼けをしやすい人、しにくい人という方がいらっしゃいます。体質の差でも、日焼け止めの効果は大きく異なるということなんです。
自分自身が紫外線に当たって「何分くらいで日焼けし始める体質」だという事を知ってる人なんて実際にはいませんよね。
なので、日焼け止めの効果がなくなる時間をおおよそで計算して、こまめに日焼け止めを塗りなおす必要があるんです。
日焼け止めを塗りなおすことで、日焼け止めの効果を持続させる時間を延長することが出来るんですよ!
女性の方は化粧をしているので日焼け止めの塗りなおしが難しいですよね!
そんな時は、飲むタイプの日焼け止めを服用し、UV効果のあるファンデーションなどでこまめに化粧直しをすることで、日焼けを予防することができますよ!
PAって何?
PAとは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略です。
コラーゲン切断してしまうUV-Aに有効だといわれています。(コラーゲンが切断され、切れてしまった部分はシワになってしまうんですよ。)
PAの見方は単純で、+が多いほど効果があるということなんです。ですが「効果が大きい=肌にとっては負担が大きい」という事も頭に入れておいてくださいね!
人間の老化の原因の8割が紫外線によるものだといわれています。その8割を予防することが出来れば、男・女どちらも綺麗に年老いていく事ができるというわけです!
老後、「シミ・シワ・タルミ・くすみで悩みたくない!」という方は、季節を問わず日焼け止めは必需品なんです。
日焼けも大きく2タイプに分けられる!
日焼けのタイプは大きく二つに分けられます。
すぐに黒くならず、顔が赤くなってしまうタイプの人は「タンバーン」タイプといって、UV-B波の影響を受けやすいタイプとなっています。
また、サンバーンタイプとは逆に、赤くなることはなく、すぐに真っ黒になってしまうというタイプの人は「サンタン」タイプに分類され、UV-A波の影響を受けやすいタイプとなっています。
それぞれ体に受けやすい影響も異なってきますので、自分の日焼けタイプを知っておくことも重要です!!
日焼け止めクリームは規定量を守って初めて効果が発揮される!
日焼け止めクリームの塗り方ですが、多くの方が間違った塗り方をしていると言われています。
日焼け止めクリームは規定量が決まっており、その量を守らずに勿体無いからとチビチビ塗っていては全く効果を発揮しません!
ちなみに、顔だけでも500円サイズくらいの量を使わなくては効果が弱まってしまうと言われています。
旅行中は顔だけでなく身体全体に一日何度も塗りなおさなければいけないので、旅行中に日焼け止めを全部使い切るぐらいの気持ちで勿体ぶらずに使いましょう!
海に入った後は、必ず日焼け止めを塗りなおして!
海に入って出てきたら必ず塗りなおすようにしましょう。防水タイプ(ウォータプルーフ)の商品もありますが、紫外線の強い場所では海に入った後は出来るだけ塗りなおすようにしていた方が無難でしょう。
そして、効果の強い日焼け止めクリームを沢山使用した後は、しっかりとクレンジング剤で落とすようにしましょうね。
ヒルコス オイクレ
無香料、無着色、パラペンフリー、旧指定成分無添加の商品です。植物エキス由来のオイルで、日焼け止めをしっかりと落としてくれます。日焼け止めだけでなく、メイクや毛穴の角栓も浮かせて落としてくれるので、普段使いできるのも嬉しいですね!赤ちゃんにも使用する事ができ、ゴシゴシと力を入れなくても綺麗に浮かせて落としてくれます!
【個人的にオススメ】塗り直し不要の飲む日焼け止め
数年前から「飲むタイプ」の日焼け止めを目にするようになりましたよね♪
塗り直しいらずで、日焼け止めによる肌荒れの心配もないので、飲むタイプの日焼け止めは個人的にかなりオススメです。
ですが、日焼け止めとしては効果が弱いものも紛れているので見極めが肝心!!
現在、私が愛用しているのは「ホワイトヴェール」という商品です。
以前は、皮膚科や美容外科のみで取り扱っている「U・Vlock」という商品と、「ヘリオケア」を外出時間に合わせて使い分けていましたが、今年から年中焼けにくい身体を作る為に「ホワイトヴェール」へチェンジしました!
なぜ、ホワイトベールにチェンジしたかというと、美容医学界で注目されている「ニュートロックスサン®」が高配合されているから!
この、「ニュートロックスサン」ポリフェノールが配合されている「ホワイトヴェール」で、日焼けを未然に防いでいるという訳なんです。
ホワイトベールは一日2粒~4粒の服用が目安となっているので、通常は2粒服用し、外を出歩く時間が多い日は4粒服用しています。
飲み忘れてしまった場合でも、帰宅後に服用すれば日焼けを抑える事が出来るので、めちゃくちゃ便利なんです!
初回購入時に、日焼け止めジェルもおまけとしてついてくるのですが、これがまたおすすめ!
白浮きしませんし、ベタベタする感じもないので、日焼け止めの油分で肌荒れがしやすいという方におすすめです!
日焼け止めクリームの選び方
上でお話した通り、SPFの数値やPAの+記号が多いほど、日焼け防止の効果が上がります。
ですが、SPFの数値が高ければ高いほど肌に負担がかかるという事を頭に入れておく必要があります。
実際に行く国や場所によって適度なSPFの数値を選ぶといいでしょう。
グアム・ハワイ・沖縄などの紫外線量が多いリゾート地ではSPF50+を選んだほうが良いでしょう。
下記の日焼け止めクリームはSPF50+の有名な日焼け止めクリームです。
ノンケミカルUVミルク
ウォータープルーフタイプなのに、白浮きせず、しかも無添加!それなのにこのお値段で購入できるのでとてもお買い得商品といえます。無香料・無着色・無鉱物油・ノンパラベン・ノンアルコール・タルク*タール系色素不使用・紫外線吸収剤不使用となっています。
クレドポーボーテ クレームプロテクションUV
スキンケア効果で今の肌をエイジングケアしながら紫外線によるダメージをしっかり防ぐ、クリームタイプの日やけ止めとなっています。クリームの色がベージュなので、白浮きすることなく、化粧の下地としても使用することができます。ニキビになりにくい処方で作られているのも嬉しいポイントの一つです!
小さなお子さんと一緒に使える日焼け止め
上の商品は大人向けの商品となっていますが、赤ちゃんや小さなお子さんも一緒に使うという場合には下の商品をオススメいたします。
UVナチュラル(UV Natural)
防腐剤を含む化学薬品を一切使わず、全ての原料は100%自然由来!その為、0才からの赤ちゃんお肌や敏感肌の方も安心して使用することが出来ます。天然オイル成分をたっぷり配合して作った日焼け止めなので美容クリームと言っても過言ではない商品となっております。
アルガマリス UVビオクリーム
アルガマリス UVビオクリームは、肌にやさしい処方ながらUVA・UVB共に最高基準です。アレルギーテスト済みなので、1歳~のお子さんから安心してお使いいただけます。
ラッシュガードの選び方
日焼け対策にラッシュガードもオススメです。
ラッシュガートというのは、マリンスポーツやアウトドアでよく使用されていて日焼け防止・スリ傷防止・キズ隠しなど幅広く活用されています。
女性の場合は水着や下着の上から着用する方が多いです。最近はオシャレで可愛いラッシュガードもあります。
ラッシュガードの選び方のポイントを簡単にまとめてみました!
- UPFを見よう!
- UPFというのは紫外線保護指数で、UVカットの世界的基準値です。
UPFの数値が大きいほど紫外線の影響を防ぎます。最高値は50+ですので、ラッシュガードを購入する際はUPFの記載をチェックしましょう。
- 手の甲まで袖があるものを選べ!
- 二番目に大切なのは手の甲まで袖があるか無いかです。
親指が通せる穴が袖にあるタイプは手の甲まで袖を伸ばすことができるので、そのタイプを選ぶようにしましょう!
- フードが付いているタイプを選べ!
- 二番目に大切なのはフードが付いているかどうかです。
フードが付いていれば紫外線から首や顔の横まで守る事が出来るのでオススメです。
後はデザインや値段等で選ぶとよいでしょう。上記の三つを満たしているラッシュガードを選んでみましたので紹介します!
レディース ラッシュガード
UPF50で、UVカット最高レベルの商品です。シンプルで使いやすく、体型をカバーできるようなデザインになっているので女性にオススメな商品です。こちらのお店で購入すると、防水スマホケースとタトゥーシールが付いてきますよ♪カラーバリエーションは6色展開となっています。
ラッシュガード レディースパーカー
下の商品のレディース用ラッシュガードです。UPF50で紫外線を徹底的にブロック!女性としては嬉しい、お尻まですっぽりと覆い隠してくれる理想の長さ!その他にも、防蚊加工がされている糸を使って作られているので、蚊にさされる心配もありません。下の商品と合わせて購入すれば、ペアルックで着る事が出来るのでオススメです!
ラッシュガード メンズパーカー
上の商品のメンズ用ラッシュガードです。UPF50となっており、色が淡い白などもしっかりとUVをカットしてくれます!また、使用している糸に防蚊加工を施しているため、蚊が多い場所でのビーチパーティーや登山などでも活躍する商品です。全15色!
Hurley ラッシュガード
1999年に伝説のカリスマサーファー・BOB HURLEYが立ち上げたファッションブランド「Hurley(ハーレー)」の商品です。UPF50+で紫外線をシャットアウト!伸縮性が優れているので、サーフィンなどのマリンスポーツにも向いています。カラーバリエーションは5色展開となっています。
紫外線や日焼け止めに関する豆知識
日焼け対策をする上で、知っておいたほうがいい紫外線や日焼け止めに関する豆知識をご紹介いたします。
紫外線量が多い天気は?
もちろん晴れの日が一番紫外線量が多いといえます。晴れの日の紫外線量を100%とした時、曇りの日は70%、雨の日は30%くらいになります。
一日の内で紫外線が強い時間帯は何時から何時まで?
10時頃から14時頃が紫外線が強く、中でも正午(12時)が一番紫外線が強くなります。
紫外線が地面に反射して日焼けすることがあるって聞いたけど、どんな地面が反射するの?
紫外線の反射率はアスファルトで約10%、芝生が10%以下、砂面が10~25%、雪面は80~90%、水面で10~100%だといわれています。また、登山などで注意しなければいけないのは、高度が1000メートル上がるごとに約紫外線が10%ずつ強くなるという事を覚えておいてくださいね!
余った日焼け止めクリームは来年の夏も使えるの?
日焼け止めクリームの使用期限は開封後半年以内が望ましいとされています。未開封のままであれば3年以内に使用するようにしましょう。直接お肌に塗るものなので、品質が悪くなってしまっていて肌が荒れてしまっては大変です。使用期限はしっかり守るようにしましょう!
高価な日焼け止めはそれなりに効果があるの?
美容成分が含まれていたり、肌に負担がかかりにくいような素材を使っていたりと、各メーカーで違いはありますが、SPFやPAの数値さえ気にしていれば安いものでもちゃんと効果はあります。高いものをもったいぶってチビチビと使ってしまうよりも、安いものをこまめに塗りなおすほうが効果がありますよ!
赤くなるだけで日焼けしない人は皮膚がんになりやすいって本当?
なりやすいとまでは言いませんが、すぐに皮膚が赤くなってしまい焼けない人は、すぐ黒く焼けてしまう人に比べて、肌が弱いんです。その為、焼けてしまう人に比べると皮膚がんになってしまうリスクが高くなってしまうといえるんです。
絶対に日焼けを甘く考えてはいけないですよ!もちろん、大人だけでなくお子さんも日焼けをしっかりと予防しましょうね!
「俺は男だし、全然関係なーい!」