沖縄は「もやし」が高い!? 節約食材である「もやし」が高い理由とは…

東京などでは安い時には「20円以下」で買えてしまう「もやし」ですが・・・実は沖縄では平均80円程度と、東京の4倍の価格で販売されているんです。なぜ、節約食材の代表格でもある「もやし」がこんなにも高いのでしょうか。詳しくお話ししていきたいと思います。

悲劇…節約食材「もやし」が沖縄では高いワケ

もやし

多くの方が、日々の暮らしの中でさまざまな工夫をして節約をしていると思います。特に食費を削るために飲みに行くことを減らしたり、安い食材を使ったりという工夫をしているのではないでしょうか。

そんな食費節約の「常識」を覆すあるコトが、沖縄にはあるのです―――…。

節約食材といえば、肉なら鶏むね肉、その他の食材なら豆腐や卵といった食材が安いということが知られています。また、これらは全国的に安いという傾向がありますよね。ですが、誰もが知っている「ある節約食材」がここ沖縄では高いというのです。

沖縄のもやしは高い!?

驚く

県外では、もやしはとても安い為、給料日前のかさまし食材として、とても重宝されています。もちろん普段の食卓でもアレンジがしやすく、さまざまな料理に加えられることが多い「もやし」。

なんといっても安いというのが最大の魅力で、1袋あたり約30円前後になります。

太もやしや細もやし、発芽もやしなどの種類によっても多少違いますがやはり30円前後のものが多く、食卓に登場する機会は多いでしょう。

ただ、沖縄のもやしはなんと1袋60~80円前後。ちなみに沖縄ではもやしを「マーミナー(マーミーナー)」と呼んでいます。

本土では19円というもやしもスーパーでよく見かけますが、それを考えると4倍ほどの値段になってしまいます。お買い物のたびに「もやし」を買っておかずを作るという方も多くいらっしゃるので、それを考えるとかなりお財布にダメージを受けてしまうことになりますよね。

もやしはシャキシャキとした歯ごたえ、よく火を入れるととろっとした食感になったり、和・洋・中なんでも合う、そして栄養価も高く安いという万能選手。

そんなもやしが高いなんて・・・と、移住してきた方が嘆くことが多いようです。

なぜ沖縄ではもやしが高いの?

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まず考えられるのは、需要と供給のバランスが取れていないこと。

沖縄で「もやし」というと、まず代表的なのはチャンプルー料理に使われること。もやしが主役である「マーミナーチャンプルー」もあり、沖縄ではよく作って食べられる料理のひとつです。もやしに限らずチャンプルーはよく食べられる料理ですが、中でも「もやし」はよく利用される食材です。

ただ、沖縄ではもやしを育てている農家が少ないことと食べられる量とのバランスが合っていないことから、もやしの価格が高くなってしまうということなんです。

もうひとつ、沖縄で売られているもやしを見てみると分かるのですが、「豆の部分」と「根(ひげ根)の部分」はたいてい切り落した下処理をした状態で販売されています。

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もちろん、ひげがついたものも売られていますが、どちらにしてももやしの値段は本土よりも高くなっています。こうした食感を良くしたもやしは沖縄だけでなく本土でも売られていますが、そのぶん少し価格が高くなっていますよね。

手間がかかっているため、さらに「もやし」が割高になってしまうということなんです。

「もやし=節約食材」というイメージが強いのですが、いざ沖縄に移住したらそうも言っていられなくなるかもしれません…。

ただ、チャンプルーに入れたもやしはシャキシャキとしてとっても美味しいので、少し高くてもやっぱり買ってしまうんです。

道の駅などは、スーパーに比べると安く購入できますので、スーパーのモヤシが高いと感じる方は、道の駅やファーマーズマーケットにも訪れてみてくださいね!


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広島から沖縄に移住してきたエミリです♪憧れの沖縄での生活を活かして沖縄の移住や文化について体験談を元にお伝え出来ればと思います。その他にも沖縄に関する様々な情報を発信していきます!