沖縄にいると、どこのお店でも見かける「ちんすこう」。沖縄県の人気お土産トップ3に入るほどの、定番土産の一つですよね。そんな沖縄を代表する琉球菓子「ちんすこう」ですが、予約しないと手に入らない「ちんすこう」があるって知っていましたか?これから沖縄旅行へ来られる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本家!新垣菓子店のちんすこう
沖縄の定番土産と言えば・・・紅芋タルトやちんすこうなどがあげられますよね。特にその中でも、ちんすこうは種類や販売しているメーカーさんがとても多く、どれが美味しいのか・・・どれを買ったら喜ばれるのか、と頭を悩ませる方が多くいらっしゃいます。
そこで、今回ご紹介したいのは「予約なしでは買うことができない」ちんすこうです。予約しないと買えないものなので、空港やお土産品店で見かける事はまずありませんし、沖縄の人でも食べた事がないという方も多い一品です。
何度も沖縄を訪れており、そろそろ変わった商品を買って帰ってみたい!という方にオススメなので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
本家新垣菓子店ってどんなお店?
本家新垣菓子店は、2017年現在で創業なんと102年という超が付くほどの老舗中の老舗!お店として創業する前から、琉球王家から琉球菓子の依頼を受けていたそうで、その間昔からの製法や家族経営で手作業で作り上げるといった事をずっと守ってきている為、一日分の生産量が限られているんです。
その為、1日に作れる量が予約だけで売り切れてしまうため、お土産品店などに並ぶ事がない商品なんです。
そんな本家新垣菓子店のお店は、首里城にほど近い首里の赤平町にあります。
首里城からは、約1.5km(徒歩15分程度)しか離れていません。
本家新垣菓子店は、戦前からその味が有名なお店だったため、琉球王家の御用菓子のお店・献上品として利用されていたことでも有名なお店なんです。
そんな、本家新垣菓子店のちんすこうを予約注文し購入してみました!
ミッチェル&ジェシカが購入したのは、46個入りで2700円でした。その他にも、1個単品販売から12個入り・20個入り・23個入り・36個入りなどもあるようです。
国際通りでよく見かける新垣菓子店とは別物?
国際通りに「新垣菓子店」店舗を見かけたり、新垣菓子店という箱に入ったちんすこうを目にすることがあるかと思います。あの「新垣菓子店」と「”本家”新垣菓子店」は同じものなのかと、気になっている方も多いのではないでしょうか?
国際通りやお土産品店で販売している新垣菓子店さんは、昭和7年に本家新垣菓子店さんからのれん分けした会社なんです。その後、平成11年に有限会社新垣菓子店を設立し、南城市玉城村に大きな工場を構えました。
有限会社となった新垣菓子店さんは、様々なことにチャレンジし、ちんすこう入りアイスクリームや、35COFFEEとコラボレーションしたコーヒー味のちんすこうを販売するなど、ちんすこう会社の第一線で活躍しているお店さんなんです。
新垣ちんすこうアイス200ml×10個セット
塩バニラ味のアイスクリームとちんすこうがコラボした沖縄限定のスイーツ!200ml×10個セットとなっています。
価格(税込)
楽天:2,760円
新垣ちんすこう(24袋)
国際通りやお土産品店でも販売されている有限会社新垣菓子店さんのちんすこうです。
価格(税込)
楽天:1,296円 / Amazon:1,296円
※商品の価格は記事作成時点の価格です。価格は変動する事が御座いますので、実際の価格はオンラインショップの商品詳細ページでご確認下さい。
多くの方が口にしている新垣ちんすこうは、のれん分けした有限会社新垣菓子店さんのちんすこうなんです。ちんすこうといえば「新垣ちんすこう」という熱狂的なファンもとても多いですよね。
いよいよ開封!中には本家新垣菓子店の華麗なる歴史が・・・
琉球王家御用菓子と大きく書かれた包装紙を開けてみると・・・きらびやかな金箱がお目見えします!中には、内容紹介と新垣家の略史が記載されている黄色い紙が・・・。
略史を読んでみると・・・徳川家13代就任に際し、琉球王族である伊江王子に随行し、4年も江戸で琉球菓子を作っていた経緯や、1863年頃 新垣筑登之親雲上淑規が初めて、ちんすこうを作り出し、その後琉球銘菓として受け継がれてきたという歴史が記載されています。
今では種類や販売メーカーも豊富にあるちんすこうですが、本家新垣菓子店が元祖・・・という事なんです。150年もの間伝統の味を家族で大切に受け継いでいるお店なんです。
実際に首里城御用菓子のちんすこうを食べてみた!
材料は、砂糖・ラード・小麦粉といたってシンプル。
私たちがよく食べているちんすこうは、しっとりしていたり、ホロッとしたような口当たりのものが多いですが、本家新垣菓子店さんのちんすこうはサクッと軽い口当たりがクセになります。とてもシンプルで、優しい手作りならではの味わいです。
私たちがイメージするようなちんすこうよりも、食感がクッキーに近い感じだったので、ちんすこうが苦手な方でも美味しく食べられる一品です。
本家新垣菓子店のちんすこう予約は遅くても10日前に!
本家新垣菓子店への予約は遅くても10日前までに行うようにしましょう。
1週間前だと場合によっては予約できない事もあるそうです。繁忙期になると、1カ月前には予約が埋まってしまう事もあるようなので、旅行者の方は特に・・・余裕をもって予約をしておきましょう。
単品1個からでも予約を受けてくれるそうですよ♡
運が良ければパレットくもじでも買える!?
予約なしでは買えない事が殆どですが、運が良ければ那覇市の国際通り近くにある「パレットくもじ」でも購入できる事があります。
1階の銘店菓子コーナーの奥の方に、ちんすこうなどを取り扱っているお店があります。そちらに、火曜日・金曜日のみ数量限定(少数)で販売されており、こちらも予約などで売り切れてしまう事も多いそうですが、運が良ければ少しだけ残っている事もあるそうです。
デパートりうぼう(パレットくもじ)での取り扱いは、23個・46個入りの二種類のみの販売なのだそうです。
一度は本家本元のちんすこうを食べてみて!
上でもお話しした通り、首里城や琉球王家の御用菓子であった本家新垣菓子店。長きにわたって琉球国王から愛されていた本家新垣菓子店が生み出したちんすこうは、沖縄を代表するお土産の一つにまで成長しました。
現在でも、150年以上も前のレシピを守り、手間暇かけて一つ一つ手作りしている本家新垣菓子店さんのちんすこうは、本当に絶品です。
「いつもと違うお土産を購入したい!」「美味しいちんすこうを探している」という方は、ぜひ予約を入れて購入してみてくださいね!
基本情報
- 営業時間
- 月~金曜日 10:00~19:00 / 日曜日 10:00~17:00
- 定休日
- 土曜日
- TEL
- 098-884-3413
- 住所
- 〒903-0811 沖縄県那覇市首里赤平町1-3/dd>
- 公式ホームページ
- なし
- クレジットカードの利用
- 利用できません
- 駐車場
- 1台あります
本家新垣菓子店までのルート
現在地から本家新垣菓子店までルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
那覇空港から車で行く場合
那覇空港から本家新垣菓子店まで10.6km、車で約27分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
那覇空港からゆいレールで行く場合
那覇空港駅儀保駅徒歩で本家新垣菓子店へ向かいます。
那覇空港駅から儀保駅までは大人330円、小人170円。約25 分(13 駅)で 儀保駅に到着。儀保駅から本家新垣菓子店までは徒歩で約3分(260m)です。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
- ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- 本家新垣菓子店からダブルツリーbyヒルトン那覇首里城までの距離約1.5km
- 沖縄都ホテル
- 本家新垣菓子店から沖縄都ホテルまでの距離約1.6km
- スーパーホテル那覇・新都心
- 本家新垣菓子店からスーパーホテル那覇・新都心までの距離約2.9km
- リブレガーデンホテル
- 本家新垣菓子店からリブレガーデンホテルまでの距離約3km
近く(5km圏内)にある飲食店
- ギボカフェ
- 本家新垣菓子店からギボカフェまでの距離約120m
- ゴヤケーキ首里店
- 本家新垣菓子店からゴヤケーキ首里店までの距離約350m
- 通堂 儀保駅前店
- 本家新垣菓子店から通堂 儀保駅前店までの距離約250m
- Fairytale Cafe
- 本家新垣菓子店からFairytale Cafeまでの距離約300m
最寄駅・最寄のバス停
- 最寄駅
- 最寄駅は儀保駅です。儀保駅まで約270m、歩いて約3分です。
- 最寄のバス停
- 沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。
琉球王国の国王がお墨付きの味・素材のお店だったというわけなんです。その製法は今も変わらず、初めて食べる人は必ず感動すると言われているほどの一品なのだそうです。