沖縄本島と離島、物価ってどれくらい違うの?

日々の生活を送るためには、食べ物はもちろん洗濯洗剤やシャンプーなど必要な日用品がたくさんあると思いますが、沖縄ではこれらの日用品の値段が高いと言われているんです。今回は、沖縄の中でも「本島」と「離島」の物価について注目していきたいと思います!

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沖縄で暮らす…収入と物価の難しい問題

物価

沖縄へ移住するにあたってまず大きな壁となるのが、収入の低さだと言われています。

所得が低く、さらに求人が少ないということから失業率の高さが目立つのが沖縄。観光にたずさわる仕事などはたくさんありますが、収入面では不安が大きいということも…。

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また、沖縄に移住すると収入が少なくなることに加えて、さらに物価が高いということが…!

収入の少なさと物価の安さが比例しているのなら良いのですが、収入が少ないのに物価が高いなんて生活していくのは難しいと思ってしまいますよね。沖縄本島はもちろんですが、離島ではさらに物価が高いと言われています。

いったいどれくらいの差があるのでしょうか?

沖縄本島・離島の生活費について

家族

友人などに聞いてみたところ、4人家族(夫婦2人・小学校以下の子ども2人)の家庭で食費は4~5万円くらいだと言っていました。また、食べ盛りのお子さんがいらっしゃる家庭では7~8万円近く食費がかかってしまうということや「どうして内地(本土)はあんなに食費が安いんだろう…」という声も聞こえます。

沖縄では、本土で生産された食材などが輸送され、販売されます。本土であればトラックや貨物列車などであちこちにスムーズに運ぶことができますが、沖縄へは飛行機か船という選択肢しかありませんよね。そのため、輸送費が多くかかってしまうのです。それが食材の価格にプラスされてしまうため、どうしても物価が高い…ということになるんです。

ゴーヤーやパパイヤなど、沖縄ならでは・沖縄で生産されているものは当然安く販売されているのですが、そうでないものや沖縄県内でも生産が追い付かないものは高くなる傾向にあります。

たとえば、もやしはゴーヤーチャンプルーをはじめ、さまざまな料理に使われる食材なのですが供給がおいついていない状態なので、本土のものより高く・・・本土に比べると4~5倍の値段で販売されています。(本土では1袋19円程度)

なので、沖縄本島よりさらに遠く離れた離島の場合、より輸送費がかかってしまいます。離島での生活は、道で見かける無人販売されている野菜などを購入すると、安く済ませることができますよ。

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離島に住むメリットもいっぱい!

海

沖縄で便利なところ…といえば、やっぱり那覇。空港はもちろん、とっても便利なモノレール(ゆいレール)も那覇市内を走っています。

本州の都会となんら変わりなく、自然や海というイメージとは少し違っています。

沖縄本島の北部では自然豊かな場所もまだまだたくさんありますが、離島は手付かずでありのままの自然が残っているところが多いんです。なのでより「沖縄感」を感じられますし、観光客も多い地域であれば利便性も高いと言えます。

もちろん、沖縄本島と違って離島では大きな病院がない地域も多いですし、島に住んでいる人からすると最初は「よそもの」感覚であることは間違いありません。

ですが、その逆をとって島民と仲良くなれば何かあったときに助けてくれる貴重な存在ともなりますし、さまざまな情報を教えてくれたり、農作物や料理を分けてくれるということもあるかもしれません。物価の高さは離島に移住にするときのネックとなりますが、そのぶん島民の方と楽しく過ごすことができそうですね。

また何より、沖縄の離島は本島に比べて段違いの美しさ。海の美しさや自然の多さを、体いっぱい感じることができるでしょう。

収入や生活費(物価)は、生きていくうえでどうしても考えなくてはならないところですが、そのぶん沖縄に対して強いあこがれや移住願望があるという方にとっては、さほど気にならないところとも言われています。

まずは一度、移住をしたいと考えている離島へ足を運んでみて、実際にスーパーや商店に並んでいる商品の価格をチェックしてみることです。

エミリー

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