沖縄のゴキブリはとても大きい・・・という話を聞いたことはありませんか?そうなんです・・・沖縄で生息しているゴキブリは県外のゴキブリに比べるととても大きいんです。どのような種類なのか、ゴキブリを増やさない為にはどうしたらいいのかお話ししていきたいと思います。
恐怖!!!沖縄のゴキブリはデカい!
沖縄へ移住しようかと考えている方は、沖縄にどんなイメージを持っているでしょうか?
時間もゆったりと流れて、青い空や美しい海に囲まれた土地で生活し、自分のやりたいことをしながら暮らしていく…。こんな悠々自適な生活ができたらどんなに良いかと想像し、沖縄移住への夢はむくむくと膨らんでいくことでしょう。
暖かくなるにつれて・・・沖縄には台風が毎年ガンガンやってきますし、それに伴って大きな被害がもたらされます。また、暑さや強い日差しも容赦なく襲ってきますので、沖縄で暮らしていくためにはさまざまな対策が必要です。…とはいえ、これらは家でクーラーをかけたり戸締りをしっかりとしておけば大丈夫ですよね。
たとえ戸締りをしっかりしていたとしても逃れられないもの、それは「ゴキブリ」です。
筆者としては表記するのも鳥肌が立つほどおぞましい存在なのですが、沖縄のゴキブリは本土のものとはちょっと違うと言われているんです。
特に虫嫌いの方は、注意・覚悟しなくてはなりません…。
巨大&飛ぶ&攻撃的な沖縄のゴキブリ
一般的に日本に住んでいるゴキブリは、なんと50種ほどもいるそう。
特に、暖かい九州や沖縄など南日本に集中しているそうです。ですが寒い北海道でもゴキブリは住んでいて、暖かい場所を見つけて暮らしているようですよ。
日本のゴキブリというと、テカテカ真っ黒なクロゴキブリをはじめ、小型ですばしっこいチャバネゴキブリなどが有名ですよね。
沖縄のゴキブリは外来種の「ワモンゴキブリ」がほとんどで、ワモンゴキブリは大型・飛ぶ・攻撃的という、悲鳴物のゴキブリとなっています…。
ワモンゴキブリという名前は、胸の部分に黄色い輪っかのような模様があることからその名前がつきました。沖縄はもちろんですが、九州やそれ以外でも暖かいところに侵入していて、じわじわと増えているようです。
特徴としては、まず大きいということ。「でかい!」と言われているクロゴキブリでも体長は約3センチとなりますが、ワモンゴキブリはさらに大型で4センチを超えるものがゴロゴロいるんです…。
日本最大の超ド級ゴキブリ…
沖縄にはワモンゴキブリが多いと言いましたが、さらに大きいゴキブリが生息していることを知っているでしょうか?
実は、沖縄県の西表島や竹富島、石垣島などを含む「八重山諸島」にのみ棲んでいるというゴキブリがいるんです。
それが「ヤエヤママダラゴキブリ」です。
ワモンゴキブリでさえ…クロゴキブリよりも大きなサイズなのに、このヤエヤママダラゴキブリはさらに大きい!!
大きいものでは5センチにもなり、日本にいる最大のゴキブリなんだそうです…。
その名前のとおり胸の中心には黒い斑点が、体全体に褐色の斑点があるゴキブリで、見た目にも嫌われてしまうかわいそうなタイプです。
水辺に棲んでいることが多いので「泳ぐゴキブリ」なんて呼ばれますが、ワモンゴキブリのように人の家に侵入してくることはほとんどないと言われています。
また、万が一遭遇したときでもほかのゴキブリに比べて動きが遅いので、簡単に仕留めることも可能です!
ゴキブリに会うシチュエーション&防衛法
沖縄では、やはり関東や沖縄以外のところに比べるとかなりの数のゴキブリがいます。
非常におそろしい話ではありますが、沖縄ではさまざまなシチュエーションでゴキブリを見かけるそうです。
- 夜、電気をつけたら「カサカサ」っと逃げる音が聞こえる
- 朝、玄関(頭上など)にいる
- 洗面所や脱衣所など水場に行くといる、もしくは落ちてくる
- 道を歩いていると、そこにいる
- 道端の排水溝から出てくる
- 公衆トイレの壁に張り付いている
- 玄関近くにはりつき、玄関が空いたスキに侵入してくる
・・・などなど、どれも日常生活の中に突然登場してしまうというケースです。
こんなおそろしい事態を避けるためにも、ゴキブリとの接触をしないような対策をしていきたいものですね。
ゴキブリを増やさない為に出来る防衛法
侵入してしまったゴキブリを室内で増やしてしまわない為に出来る方法がいくつかあるのでご紹介したいと思います。
- 食べたあとの食器はシンクに置かずすぐに洗う!
- 生ごみは密閉してすぐ捨てる
- 玉ねぎはゴキブリの好むニオイなので、袋に入れてニオイが漏れないようにしてすぐに捨てる
- どうしても嫌な人は高層階に住む
…などなど。
こういった対策を行っていき、できるだけゴキブリが寄り付かない環境を作っていきましょう!
住む場所によってはゴキブリに出会わない事も…
出来れば出会いたくないゴキブリ。
ゴキブリの生息しているところは田舎だけではなく、都会にも多く潜んでいます。
ただ、一軒家とマンション・アパートでは出没率は違うようです。地面から近ければ近いほど、自宅にゴキブリが侵入してきやすくなります。
アパートやマンションの場合、階が上がれば上がるほど出現率は下がりますが、更にセキュリティがしっかりしているようなところだと階段などを伝って簡単にどこでも行き来できる訳では無くなるので、出現率も下がるようです。
しかし、ゴキブリは壁も簡単に登りますので、住んでいる地域にどれくらい生息しているかによっても変わるかと思います。
建物の高さや、周りに飲食店やスーパーがあるかないかで、出没率は大きく変わりますので、ゴキブリが苦手だという方は、ぜひ立地などを気にされてみてくださいね!
ちなみに、筆者の住んでいるマンションは4階で9年ほど住んでいますが、家の中で大きいゴキブリに遭遇した事はありません。
家の周辺では一年に1回見るか・見ないか程度で、そんなにウヨウヨしているほどではありません。
住んでいる場所は那覇市内なのですが、付近には飲食店やスーパーがないので、ゴキブリが少ないのかもしれません。