沖縄県浦添市にある人気のパン屋さんippe coppe(イッペコッペ)。沖縄県内だけでなく、県外にも多くのファンがいる事でも知られているお店です。天然酵母を使用し、素材にこだわったパン屋さんの魅力をご紹介していきたいと思います。
人気のパン屋さんippe coppe(イッペコッペ)をご紹介!
浦添市にある港川ステイツサイドタウン内にあるokinawa bakery ippe coppe(沖縄ベーカリー イッペコッペ)さん。
県外のイベントなどにも呼ばれる沖縄県内外問わず人気のパン屋さんの一つです。そんな人気のパン屋さん「ippe coppe(イッペコッペ)」さんのお店に行ってみました!
イッペコッペさんの人気は、パンが美味しいだけではありません。可愛いお店や、おしゃれな店内、夏の間だけオープンするかき氷屋さんなど、様々な魅力にあふれているんです。一体、どんなお店なのか詳しく見ていきましょう!
イッペコッペさんの店内の様子
初めて訪れた時は驚きましたが、なんとイッペコッペさんの店内は土足厳禁!お店の扉を開けると、そこには小さな玄関のようなものがあり、そこで靴を脱いでスリッパへ履き替えて入店します。
この日、お店を訪れたのは開店から1時間後の13時半。この時点で既に食パンなどは売り切れている状態でした。
スコーンやベーグル、自家製グラノーラは若干在庫が残っていたので、その中からスコーン・ラスクを購入して帰宅。後日、改めて食パンを買いに行きました。
後日、訪れた際に分かったのですが、オープンの10分ほど前から少しずつ人が集まってきて、オープンまでには5組ほど並んでいる状態でした。
その5組が帰る頃には、食パンも残りわずかな状態になっていたので・・・食パンを食べてみたい方はオープンに合わせないと購入が難しいかもしれません。
オシャレな店内には、おしゃれな雑貨も!
店内には、可愛い雑貨なども置いており、そちらも販売しています。
スタンプ(はんこ)や、うさぎのぬいぐるみ、ハンドメイドアクセサリーなどがあったので、パンだけを見るのではなくて、せっかくなので雑貨も見てみてくださいね!
食パンにスコーン・・・色々買ってみました!
1度目に訪れた際に、パンがとても少なかったので、今回は、2度お店を訪れました。食べてみたのは下記の5点です。
生地が美味しい!食パン・丸ちぎりパン
食パン・丸ちぎりパンの生地には、しっとりと柔らかくて甘みがあり、個人的には今まで食べてきたパン屋さんの中でトップ3に入るほど好みの味です。食パンは、トースターで焼くと外はフランスパンのようなカリカリに焼きあがります。
焼いて食べるのと、焼かずに食べるのでは食感などが大きく異なるので「二度楽しめる食パン」といった感じ!
ちぎりパンには、中にチョコレートがたっぷり入っています。中のチョコレートが甘いのでパン生地は甘さ控えめとなっており、ちょうどいいバランスでとても美味しかったです。
優しい味に癒されるスコーン
中でも・・・私が一番気に入ったのがスコーンです!スコーンが好きで、色々なお店の商品を食べ歩いているのですが・・・こちらのスコーンは本当に美味しいんです!とても気に入ったので、二度目に訪れた際も同じスコーンを購入してしまいました!
イッペコッペさんのスコーンは、しっとり系のスコーンです。チョコレートスコーンはチョコチップも入っており、お子さんにも喜んでもらえるようなお味です。少しだけレンジで温めると、チョコが良い感じにとろっと溶けて、とても美味しいです。
大人の方にオススメなのは、はちみつとバニラのスコーン!こちらも少しだけ温め食べると・・・口に入れるとホックホクでふんわりとバニラの香りが・・・。そこにはちみつの優しい甘さが口いっぱいに広がります!シンプルな材料なのに、一口食べるごとに幸せな気持ちにさせてくれるスコーンです。
手作りラスク
ラスクは薄切りで、サクサク食感がクセになる一品です。甘いものが好きだという方への手土産としても喜ばれそうな一品でした!
酸味のある天然酵母パンと、そうでない天然酵母パンの違い
天然酵母パンというと、私の中では「酸味がある」というイメージでした。それは、以前・・・宜野湾市にある美味しいと評判のお店「宗像堂(むなかたどう)」さんのパンを食べてついたイメージです。
ですが、イッペコッペさんのパンは天然酵母を使用しているにもかかわらず・・・全然酸っぱくない!私の中で、天然酵母パンのイメージがガラッと変わりました。
なぜ、同じ天然酵母パンなのに・・・酸味の有無に差が出てくるのか気になったので調べてみました。
酸味の有り無しが生まれる大きな違いは、酵母菌の作り方(過程や材料、環境)によるものなのだそう。酸味の有るパンの素となる酵母菌は、酢酸菌や乳酸菌が増え、活発に活動した結果なのだそうです。
パン屋さんにとっては・・・酸っぱみのない自家製酵母パンを作る事もできるようですが、お店のオーナーによって好みの味に仕上げていくため、酸味の有無がうまれるそうです。
「天然酵母パン=酸っぱい」というイメージで苦手意識を持っている方もいらっしゃるようですが、お店によって酸味のないお店もあるので、是非自分好みの天然酵母パン屋さんを探してみてくださいね!
ippe coppe(イッペコッペ)のパンが美味しい理由
イッペコッペさんは、農薬の使われていない国産の小麦(北海道産、沖縄県産、九州産)だけを使用してパンを焼いています。また、酵母はホシノ天然酵母を使用しているのだとか。その他にも、厳選して選び抜いた素材を使っているほか・・・なんと乳製品、油分、砂糖、卵、保存料、その他添加物は一切使用していないんです!
こちらのオーナーさんは、農学やパン作りをしっかりと学んでおり、人の体にいいだけでなく環境にも配慮したパン作りを行っています。
また、オーナーの奥様は、数多くのお店でスイーツを研究してこられた方で、お店のスコーンやその他の商品開発、喫茶ニワトリなどを担当しています。
ご夫婦二人三脚で、人にも環境にも優しいものを作りたいと、しっかりと努力と勉強をされてこられたイッペコッペのオーナー夫妻。そんな方々が「1つ1つ丁寧に作ったパン」だからこんなに美味しいんですね!
夏の間だけオープン!喫茶ニワトリ
イッペコッペさんには、夏の間(4月から9月末)だけオープンする幻のカフェ「喫茶ニワトリ」があります。
そんな喫茶ニワトリさんでは、イチゴやシークワーサー、マンゴーやドラゴンフルーツを使用した手作りシロップをかけたかき氷などを提供しています。ドラゴンフルーツやシークワーサーのかき氷は、ほかのお店では見かける事が無いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
喫茶ニワトリの詳細
- 営業時間:13:30~18:00まで(ラストオーダー17:30)
- 営業期間:夏の間(4月から9月末)
- 定休日:火曜日・水曜日・第3月曜日・雨の日・台風の日
持ちやすいよう手提げにしてくれる親切さもいい!
食パンを購入した際は、つぶれないようBOX型の箱に入れてくれるのですが、それ以外のものを購入した場合はクラフト紙の紙袋に入れてもらえます。
クラフト紙の紙袋には取っ手がついていない為、わざわざオーナーが一つずつ丁寧に紙紐で持ち手を付けてくれます。
1つずつ丁寧に、持ち手を付けてくれている姿に感動しました!ボックスタイプも可愛いですが、クラフト紙だけでも可愛くて絵になりますね!
イッペコッペに行っての感想・まとめ
パンの素材や味だけでなく、お店の外観・内装・・・さらにはお客様に対しての心遣いと、本当に色々なことにこだわっているパン屋さんだという印象を受けました。
お店が忙しい中・・・県外から来られた旅行者の方に「どこから来られたんですか?遠くからわざわざありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えている姿を見て、とても感動しました。
感謝の気持ちや、人への思いやりや優しさがあふれている・・・なかなか出会うことができない素敵なパン屋さんでした!
中には、「天然酵母パンは酸味があるから苦手」だという方がいらっしゃいます。こちらのパンは酸味は一切感じられないので、天然酵母パンが苦手だという方にこそ是非一度食べてみてもらいたいパンです。
基本情報
- 営業時間
- 12:30 ~ 18:30(売切れ次第終了)
- 定休日
- 火曜日・水曜日・第3月曜日
- TEL
- 098-877-6189
- 住所
- 〒901-2134 沖縄県浦添市港川2丁目16-1 No.26
- 公式ホームページ
- https://www.ippe-coppe.com/
- クレジットカードの利用
- 利用不可
- 駐車場
- お店の横に2台分あります
- Wi-Fi
- 利用不可
- 海の見え具合
- 海は見えません
ippe coppe(イッペコッペ)までのルート
現在地からippe coppe(イッペコッペ)までルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
那覇空港から車で行く場合
那覇空港からippe coppe(イッペコッペ)まで11km、車で約30分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
ippe coppe(イッペコッペ)の5㎞圏内にホテルはありません。
近く(5km圏内)にある飲食店
ippe coppe(イッペコッペ)がある港川ステイツサイドタウン内には沢山の飲食店があります。
最寄駅・最寄のバス停
- 最寄駅
- 付近に駅はありません。
- 最寄のバス停
- 沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。
ちなみに、食パンはオープンから1時間程度で完売してしまいます。その理由は、仕込みからパンが焼きあがるまで約20時間もかかるため、数が限られているということ!食パンを購入したい方は、オープンと同時に入店することをオススメします。