マンゴーといえば「宮崎県」と思っていませんか?確かに宮崎県のマンゴーはおいしいと評判ですし、ブランドとしても有名ですよね。・・・ですが実は、沖縄県は昔からマンゴーの栽培が盛んな島だって知っていましたか?
沖縄で人気のフルーツ「マンゴー」!
沖縄ではさまざまなフルーツが栽培されています。
日本の中でももっとも強い日差しをたっぷりと浴びて育つフルーツは、それは甘くておいしいもの。たとえば、パイナップルやパッションフルーツ、島バナナやドラゴンフルーツにシークヮーサー…さまざまなおいしい南国のフルーツがありますよね。
その中でも特に「おいしい!」と言われているのがマンゴーなんです。
種類もいくつかあるようで、せっかく沖縄を訪れるのであれば・・・ぜひあれこれと食べてみたいですよね!
知っておきたい!宮崎マンゴーと沖縄マンゴーの違いとは?
物凄く高いイメージの宮崎県のマンゴー・・・それに比べて、半分以下の価格で販売されている沖縄県産のマンゴーはどのように違うのか知っていますか?
実は、それぞれのマンゴーの品種としては同じ(アップルマンゴー(アーウィン種))ですし、栽培する工程が違うということも特にありません。
だとすると、なぜ宮崎県で栽培されているマンゴーは1万円を超え・・・沖縄県のマンゴーは半額程度の金額で手に入るのでしょうか。
宮崎県のマンゴーについて
大きな違いと言えば・・・それはやはり「ブランド力」でしょうか。
宮崎といえば「太陽のタマゴ」というように、ブランドイメージがうまく定着しています。「太陽のタマゴ」は、糖度15度以上でないと認定されないという厳しい基準が設けられている為、「太陽のタマゴ」ブランドの商品を買えば間違いなく甘くて美味しいんです!
宮崎県と沖縄県は、土壌環境や日照時間など、育てる環境に大きな違いがあります。その為、沖縄で育てるよりも、宮崎県でマンゴーを育てる方がコストがかかってしまったり、糖度15度に満たないマンゴーも多くできてしまう為、1つ当たりの単価が高くなってしまうと言われています。
沖縄県のマンゴーについて
一方、沖縄県産のマンゴーですが・・・コレ!といったブランドは思い浮かびません。
ですが、沖縄はマンゴーを育てるのに適した環境の為、農園だけでなく・・・自宅で育てている方もいるほどポピュラーなフルーツの一つなんです。
糖度は、多少ばらつきはありますが・・・ほとんどが15度以上で中には17度を超えるものもあるんです。太陽のタマゴの条件と同じ条件ですが、安いものでは1000円以下で手に入れる事が出来るんですよ!
ブランド力こそ弱いものの・・・宮崎県の「太陽のタマゴ」の半分の価格で、同等・・・またはそれ以上の甘さをもったマンゴーを手に入れる事が出来るんです。
沖縄のマンゴーはいつが旬?
マンゴーがお店に並びだすのは6月下旬頃から。
沖縄県で昔から栽培されているマンゴーは、もっとも有名な「アップルマンゴー」で、甘みと酸味のバランスがほどよくとても美味しいマンゴーです。ちなみに、宮崎の「太陽のタマゴ」も同じアップルマンゴーです。
さらにその後、アップルマンゴーの時期が終わる頃から・・・流通量が少ないとされている「キーツマンゴー」が出荷され始めます。
キーツマンゴーって何?
このキーツマンゴーは、アップルマンゴーに比べて1本の木にたくさん実がなりづらい上に、皮の色が緑色のために熟する時期が確認しづらいというマンゴーになっています。
また大きさもアップルマンゴーに比べるととても大きく、生産農家が少ないので幻のマンゴーとも呼ばれています!
キーツマンゴーはなかなか手に入りにくく、ネットで販売する農家や業者もありますが多くは予約販売や数が限られています。沖縄で流通しているマンゴーの9割以上がアップルマンゴーということを考えると、キーツマンゴーがとても貴重なのがわかりますよね。
濃厚で美味しいと評判のキーツマンゴーも、ぜひゲットして食べてみたいですね!
沖縄マンゴーは、どこで安く購入できる?
アップルマンゴーであれば、沖縄県内のスーパーなら、すぐに見つけることが出来のですが、キーツマンゴーだとそうもいきません。
また、アップルマンゴーであってもできるだけ安くおいしいものを手に入れたいと思うのであれば、オススメはJAのファーマーズマーケットです。特に下の二店舗がオススメです。
商品が充実している糸満市にある「うまんちゅ市場」
- 住所:〒901-0305 糸満市西崎町4丁目20番
- 電話番号:098-992-6510
- 営業時間:9:00~19:00
- 定休日:正月3日間、旧盆1日のみ休業
- 地域特産品:ゴーヤー・ニンジン・パッションフルーツ・マンゴー
マンゴーの里!豊見城市にある「とよさき菜々色畑」
- 住所:〒901-0225 豊見城市豊崎3番地の86
- 電話番号:098-850-8760
- 定休日:年中無休
- 地域特産品:マンゴー・トマト・ホウレンソウ・チンゲンサイ
JAのファーマーズマーケットはあちこちの農家でとれたものが直送され、さまざまなものが一堂に会しているお店です。
なのでマンゴーに限らず、野菜やフルーツ、加工品などさまざまな特産品が安く新鮮なままの状態で手に入れられるということで人気になっています。
マンゴーを購入する場合も、ファーマーズマーケットが最もオススメで、アップルマンゴーはもちろん・・・運が良ければキーツマンゴーもこちらで手に入れることができます。
マンゴーの訳アリ商品もねらい目!
また、沖縄県内のスーパーでは家庭用のばら売りのマンゴーか、贈答用の化粧箱入りのマンゴーのどちらかになりますが・・・ファーマーズマーケットや農家が販売している直売所であれば「訳アリ」でお安いものも手に入れる事が出来るんです。
「訳ありのマンゴー」は、たとえば下のようなものです。
- 台風による被害で見た目にキズがついてしまっているもの
- 綺麗に色づいていないもの(色ムラなど)
- すぐに食べないといけないくらい熟しているもの
これらの訳アリ商品は、かなりお買い得なんです!
宮崎マンゴーであれば数千円のものですが、ここなら1つ数百円で購入することができるのでマンゴー好きにはたまりません。
台風前もマンゴーがお買い得になる!
もうひとつ、マンゴーをよりお得に購入するポイントとしては、台風がやってくる前です!
実が落ちやすいマンゴーは、台風による被害を受ける前に、まだ完熟までには至らないものも収穫・販売されることが多いんです。
マンゴーはあまり日持ちがしないので、それまでに出荷されている完熟マンゴーも含めて価格が下がりやすいため、お得においしい完熟マンゴーを手に入れるチャンスなんですよ!
マンゴーのアレルギーにご注意を!
知らない方も多いようなのですが、マンゴーはウルシ科の果物なので、果汁に触れると1~2日後に痒みが出る方やブツブツ、発疹が出来る方がいらっしゃいます。
中にはアナフィラキシーショックを発症する方もいるそうなので、アレルギーに心当たりのある方はご注意ください。
沖縄県産のマンゴー、一度は絶対に食べてみて!
濃厚な沖縄マンゴーは、たっぷりと日差しを浴びて育った究極の南国フルーツです。
ファーマーズマーケットへ足をのばせば、お得で安いマンゴーを購入して帰ることも出来るので、お土産としてもオススメです!
「値段が高ければ美味しい」というイメージを捨てて、一度安くて美味しい沖縄産のマンゴーを食べてみてくださいね!
私もマンゴーの時期になると、ファーマーズマーケットへ繰り出して、県外に住んでいる親戚に送る為のマンゴーを調達しています。沖縄のマンゴー、一度食べると虜になりますよ♪
下の沖縄県産マンゴーランキングは楽天市場のランキングです。