ここ数年の間に、県外に一気に普及したゴーヤー(苦瓜)は沖縄野菜の代表格!ゴーヤー以外にも、沖縄には栄養価が高いのに本土では普及していないものも沢山あるんです。そんな、珍しい南国フルーツや野菜に出会えるのがファーマーズマーケット。中でも・・・沖縄県内最大級と言われている道の駅いとまんをご紹介いたします。
「知らなかった!」に出会える道の駅いとまん
沖縄県内最大級の規模を誇る道の駅いとまん。
道の駅いとまん内には、新鮮な野菜が毎日入荷するファーマーズマーケット「うまんちゅ市場」や、糸満漁協直売の「お魚センター」などがあり、毎日多くの人でにぎわっています。
初めて訪れる方は、「どこに何があるのかよく分からない・・・」という方も多いようで、敷地内にお魚センターがあるという事を知らない方も意外に多いそう・・・。
なので、初めて訪れる方の為に、上からみた図をマップにしてみました。
うまんちゅ市場(ファーマーズマーケット)
沖縄県内の中でも大きく、商品が豊富なことで知られている「うまんちゅ市場(ファーマーズマーケット)」。
店内には、野菜や果物だけでなく、お肉屋さんやソーセージ屋さん、生花やお惣菜と・・・様々なものが販売されています。
こちらを訪れる方は地元民だけでなく、旅行者の方も多く、うまんちゅ市場のスタッフさんに「どのように調理して食べたらいいのか」と質問している光景もよく見かけます。
ヘチマやゴーヤーなどの定番商品以外にも、モロヘイヤや、スイスチャード(方言でンスナバー)、ハンダマ、グリーントマトや漬物用のメロンなど、本当に様々な野菜が販売されています。
アスパラガスとブロッコリーが合体したような茎ブロッコリーや、ロマネスコ、バターナッツカボチャ、プッチーニなどといったスーパーではあまり見かけない食材も豊富に取り揃えているので、沖縄県民が行ってもとても面白いんです。
南国フルーツもたくさん!
この日は、カニステルや島バナナ、レンブ(デンブ)、パッションフルーツ、アセロラ、グァバ、マンゴーといったフルーツが豊富に取り揃えてられていました。
レンブ(レンブ)という名前を初めて聞く方も多いのではないでしょうか?レンブ(レンブ)は、マレー半島や台湾、中国、インド、フィリピンなどで盛んに栽培されているフルーツの一つです。
おじいちゃん・おばあちゃんが家で育てているというご家庭も多く、沖縄県民にとってはポピュラーなフルーツの一つでもあります。
もちろんうまんちゅ市場には、珍しいフルーツだけでなく、定番のパイナップルやドラゴンフルーツといった商品も並んでいます。フルーツ一つとっても、県外ではあまり見かけない種類の商品に出会う事が出来るんです。
外には食べ歩きが可能な屋台が!
うまんちゅ市場の外には、カマボコや天ぷら、アイスのお店が3店舗並んでいます。沖縄の天ぷら・カマボコなどを味見するには丁度いい値段や量となっています。
その中でも、天ぷら屋さんは週末には行列になってしまうほどの人気ぶり!天ぷらは1つから購入できるので、ぜひ食べ歩きしてみてはいかがでしょうか。
お魚センター(糸満漁協直売所)
糸満漁協直売所 お魚センターの詳細
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:1月2日~4日/あとは店舗により異なる
- 電話:098-992-2803
海人の町糸満。そんな漁業が盛んな町の漁協直売所となっているお魚センターには、11もの会社さんが出店しています。
お刺身などの鮮魚を扱うお店もあれば、加工品(かまぼこやお弁当)を専門としているお店もあり、色とりどりのの魚などを見て回るだけでも楽しめます。
お魚の食べ歩きが出来るので楽しい!
糸満漁協直売所であるお魚センターでは、お刺身や伊勢海老のウニソース焼き、魚のバター焼きなどを買って、その場で食べる事ができます。
中には、ランプフィッシュキャビアや、大トロ、特大赤エビ・・・なんてものもあります。
もちろん、人気のサーモンなども販売されていますが、せっかく沖縄に来たからには・・・沖縄のお魚「アカマチ」や「カンパチ」といったお魚を食べてみてはいかがでしょうか?
沖縄でも有名な西南門小カマボコ屋
「西南門小カマボコ屋」いう名前を見て「何て読めばいいの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。西南門小と書いて「ニシヘージョウグヮァー」と読みます。
沖縄では、現在も代々引き継いできた屋号が使われている地域があり、西南門小というのもその一つなんです。沖縄県で使われている屋号の多くに「門小(じょうぐゎぁー)」という文字が使用されているご家庭がとても多いんです。
西南門小の読み方にも驚いたかと思いますが、更に驚くべきことと言えば・・・カマボコの種類の多さではないでしょうか。
本土のカマボコとは、具や形だけでなく・・・作り方にも大きな違いがあるのでご紹介します。
本土のカマボコととの大きな違い
- カマボコに板がついていない
- 伝統行事に使用する為のカマボコはデカい!
- 沖縄は揚げたカマボコが主流
- 沖縄のカマボコは水のばししない為、味が濃厚
- 揚げたてで熱いうちに食べる!
本土は蒸しカマボコが主流なのに対し、沖縄は揚げカマボコが主流なんです。さらに、本土のカマボコは作る過程で、魚のすり身に水を加えるそうですが、沖縄では水のばしの作業がない為、魚のうま味が凝縮され・・・濃厚で美味しいカマボコに仕上がっています。
沖縄に遊びに来られた際は、揚げたてのカマボコをぜひ召し上がってみてくださいね!
物産センター遊食来(ゆくら)
物産センター遊食来(ゆくら)の詳細
- 営業時間:9:30~19:00
- 定休日:年中無休
- 電話:098-992-1030
物産センター遊食来(ゆくら)には、お土産として定番のちんすこうはもちろん・・・あまり見たことがない雑貨や、お菓子なども販売しています。
中には、オリオンビール関連グッズや、ご当地カレーなども豊富に取り揃えていました!県外の方だけでなく、沖縄県民でも多くの商品に出会うことが出来るので本当にオススメです。
この顔出しパネルは、沖縄出身のアーティスト「かりゆし58」の代表曲となっている「アンマー」のシングルCDのジャケットに使用された顔出しパネルだそうです!ぜひ記念に撮影して帰ってくださいね!
遊食来(ゆくら)の中にある飲食店
遊食来(ゆくら)内には、お食事が楽しめるフードコートがあります。フードコートの向かい側には、焼肉屋さんや沖縄料理屋さんもあり、食べるものには困りません!
道の駅いとまんには、食べ物屋さんが多く、何を食べようか悩んでしまうほど!
その他の施設をご紹介!
その他にも、「道の駅いとまん情報館」や飲食店などがあります。道の駅いとまん情報館では、糸満市やその周辺にあるオススメの観光スポットなどをご紹介しています。
物産センター遊食来(ゆくら)内にも、いくつかの飲食店が出店していましたが、外にもお店や食べ歩き用の屋台があるので、何を食べたいか事前に考えておいたほうが良いかもしれません。どこで何が食べられるか一覧
- 天ぷら
- 外の屋台やフードコートで食べられます
- 海産物(刺身や海鮮丼、バター焼きなど)
- お魚センターで食べる事ができます
- カマボコ(ばくだんおにぎりなど)
- お魚センターのカマボコ屋さん、またはファーマーズマーケット内のお惣菜コーナー、外にある屋台
- 焼肉
- 外の店舗、または物産センター遊食来にある店舗
- 沖縄料理
- 物産センター遊食来にある店舗、またはフードコート
- アイスや沖縄ぜんざい
- 外の屋台、または物産センター遊食来
ちなみに、ファーマーズマーケット内には、総菜やお弁当も販売されています。本当に何を食べたらいいのか迷うほど、食べるものが沢山ありますね~!
県内最大級の道の駅は色々な発見があって面白い!
沖縄県内のスーパーでもあまり見かけないような野菜やフルーツに出会えるのがファーマーズマーケットの最大の魅力!
また、海人(漁師)の町 糸満だからこそ出来る、新鮮な魚の食べ歩きなども魅力的です。
普通のお土産も物産センター遊食来にそろっていますので、お土産を買いながらぜひ遊びに来てみてはいかがでしょうか?
野菜もお魚も安いし、植物や沖縄の雑貨なども見て歩けるので、私たちもよく遊びに行っています。旅行で沖縄へ行く予定がある方は、道の駅いとまんで面白いものを探してみては?
基本情報
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 1月2日~1月3日/旧盆最終日
- TEL
- 098-992-6510
- 住所
- 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町4丁目4−20
- 公式ホームページ
- http://www.ja-okinawa.or.jp/farmersmarket/
- クレジットカードの利用
- 各種クレジットカード利用可: NICOS DC JALカード etc…
- 駐車場
- 駐車場はありますが、とても混みあいます。
- Wi-Fi
- 利用不可
- 海の見え具合
- 海は見えません
道の駅いとまんまでのルート
現在地から道の駅いとまんまでルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
那覇空港から車で行く場合
那覇空港から道の駅いとまんまで11.3km、車で約28分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
- サザンビーチホテル&リゾート沖縄
- 道の駅いとまんからサザンビーチホテル&リゾート沖縄までの距離約1.8km
- ホテルグランビューガーデン沖縄
- 道の駅いとまんからホテルグランビューガーデン沖縄までの距離約2.8km
近く(5km圏内)にある飲食店
道の駅いとまん内には、たくさんの飲食店があります。
最寄駅・最寄のバス停
- 最寄駅
- 徒歩1時間圏内に駅はありません。
- 最寄のバス停
- 沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。
どのような商品があるのか、どんなお店が入っているのか各建物ごとに詳しくご紹介していきたいと思います。