沖縄といえば泡盛!泡盛といえば、強いお酒だとか飲みにくそう・・・というイメージがありませんか?いえいえ、そんなことはありません。泡盛は沖縄のオジさんや男性方が飲むだけではなく、女性にこそおいしく飲んでほしい理由があるんです。ここでは、泡盛のおいしいアレンジ方法や飲み方などをご紹介していきます!
沖縄のお酒、泡盛ってどんなお酒?
泡盛というのは、お米(タイ米)と麹(黒い麹菌)を原料として使ったお酒です。無色透明の色のとおり、さっぱりとした味わいと香りが人気となっていますよね。
一般的な泡盛のほか、3年以上貯蔵して寝かせたものを「古酒(くーす)」といいます。古酒はより芳醇な香りや味わいを楽しむことができて、お酒が好きな方やツウな方にオススメの泡盛です。
泡盛の基本の飲み方あれこれ
泡盛と聞いて思い浮かべるのは、やはり水割りやロックでの飲み方ではないでしょうか?沖縄県では、ロックや水割り以外にも様々な飲み方で楽しまれているんですよ!
沖縄で飲まれている最もポピュラーな飲み方をご紹介していきたいと思います。
ストレート
キツい!と思われるかもしれませんが、泡盛の香り、特に古酒の場合はストレートがおすすめ。チェイサー(お水)を一緒に。
ロック
きりっとした香りとのど越しが楽しめるロックは定番の飲み方ですよね。ロックに使う氷は細かいものだと泡盛を注いだときに氷が溶けやすく、女性でも飲みやすくなりますよ。
水割り
泡盛のもっともポピュラーな飲み方が、水割りです。
度数やお好みによって泡盛と水との比重が違いますが、下記の割合が丁度よいと言われています。
水:泡盛の割合
- 25度で4:6
- 30度で5:5
- 43度で7:3
お湯割り
好みの温度のお湯で割る方法です。お湯を先に入れておくと、泡盛が混ざりやすくなりますよ!冷やして飲む泡盛よりも、酔いが回りやすいので、飲む際には十分注意が必要です。
炭酸割り
炭酸水で割ると、スカッとした味わいとのど越しを楽しめます。さらにアクセントとしてカットしたレモンなどお好みの柑橘類を加えてみても◎。
フレッシュなフルーツを使うのはもちろんですが、市販で販売されているレモン果汁などのアイテムを使うとより簡単です。
カクテル
女性におすすめなのがコチラ。
泡盛はクセがなく、焼酎のように香りが強いということもなく飲みやすいお酒なので、さまざまなものと相性バツグンです。お好みのリキュールやジュースを加えて、よりおいしいカクテルにしてみてはいかがでしょうか。
下の項目で、簡単に作ることができるおすすめのカクテルをご紹介していきます!
オリジナルを作ろう!おすすめ泡盛レシピ
「カクテルを作ってみたい!」とは思っても、ウチにはあまり材料もないし…ということが多いのではないでしょうか?ここでは、多くのご家庭にあるもので作ることができる簡単カクテルレシピをご紹介していきたいと思います!
泡盛ジンジャー
泡盛とジンジャーエールで作れる簡単カクテル。
割合はお好みで、レモンスライスを飾ると見た目も香りも華やかです!レモンではなくライムを入れると「琉球モスコミュール」に!
泡盛コーク
泡盛とコーラで作れる簡単カクテル。
お酒とコーラの割合はお好みで!カットしたライムを絞って入れると一気に本格的な風味になりますよ。
琉球ソルティドッグ
グレープフルーツの汁をグラスのふちにぐるりとつけ、そこに塩をつけます。
グラスの中に氷を入れて、泡盛とグレープフルーツジュースを加えれば本格的なソルティドッグに!塩味とグレープフルーツの酸味がさっぱりとしていて病みつきになります。
琉球カルーアミルク
ここ数年、ブームとなっている泡盛コーヒーリキュール!そのコーヒーリキュールにミルクを加えるだけで、泡盛版のカルアミルクの出来上がり!
お好みでガムシロップを加えたりしても◎。
フルーツポンチ
一般的にはデザートとして知られているフルーツポンチですが、実は本来はアルコールが使われているんですよ。
フルーツポンチは、お好みのフルーツを使いますが、沖縄産のマンゴーやパイナップルなどを入れるとより沖縄らしさを感じられるのではないでしょうか。泡盛と市販の甘めのソーダ、フルーツを大き目のパンチボウルやお皿にたっぷりと入れて、女子会や大人のパーティーメニューにオススメの一品ができあがり!
自分次第で何にでも変化する泡盛は面白い!
ちなみに筆者は「残波」が大好き。クセがなくて女性に人気、とっても飲みやすいですよ!ときどき、トニックウォーター(柑橘系の香り・味がする炭酸水)で割って飲むのですが、女性でもいくらでもいけちゃいます!(アワモリトニックと言うそうです)
このように、自分の好きな銘柄やお気に入りのアレンジレシピなどを知っておくと、より泡盛を楽しむことができます。「沖縄=お酒が強い」といったイメージが強くあるように、確かにお酒を楽しんでいる人が多いと言えます。
泡盛を楽しみながら、交友を深めてみてはいかがでしょうか?
沖縄ではラフテー(豚の角煮)やソーキ(あばら骨部分の煮込み)などの料理にも、泡盛をよく使っているんですよ。