古宇利大橋と海中道路、家族で行くならどっちがおすすめ?

沖縄本島で、絶景スポットと島めぐりをしたいなら、北部の古宇利大橋か、中部の海中道路がおすすめ。でも先日、県外に住む友人からの「家族向けはどっちなの?」と言われて困ったので、思い切って比べてみました。

目次 ページガイド

最寄りの沖縄自動車道ICから到着までの所要時間

オープンカーではしゃぐ

ファミリーで出かけるとなると、たどり着くまでの所要時間も気になるポイント。あまりにも距離が遠すぎれば、子どもたちが飽きてしまいますし、帰る時は、みんな疲れ切って爆睡状態の中、たった一人運転手だけが寂しくハンドルを握っているということにも…。

そこで、沖縄自動車道で最寄りのICから、それぞれの目的地到着までの所要時間を比べてみます。

古宇利大橋は「許田IC」がおすすめ

古宇利大橋は、沖縄本島北部の今帰仁村にあります。そのため、沖縄自動車道を使う場合、最寄りのインターチェンジは「許田インターチェンジ」となります。

許田ICから古宇利大橋まで行くには、国道58号線を北上し、県道110号から県道247号に進むと正面に見ることが出来ます。

ミア

ちなみに、許田ICからは、車で約30分の距離です。

海中道路は「沖縄北IC」がおすすめ

海中道路の場合、沖縄本島中部にあるため、最寄りのインターチェンジは「沖縄北インターチェンジ」になります。

沖縄北ICから県道36号線に入り、さらに県道75号線から県道10号線に進むと、海中道路の入り口に到着します。

ミア

ちなみに、沖縄北ICからは、車で約30分の距離です。

古宇利大橋と海中道路は、アクセスそのものは同じ条件

沖縄自動車道を利用し、最寄りのICからの所要時間に注目して2つを比べてみると、条件としては同じだということがわかりました。

周辺スポットで古宇利大橋と海中道路を比較してみる

今度は、ファミリーにおすすめの周辺スポットで、2つを比較してみようと思います。

古宇利大橋は美ら海水族館まで20分

美ら海水族館

子ども連れのファミリーにおすすめの観光スポットといえば、本部町にある美ら海水族館がおすすめです。古宇利大橋から美ら海水族館までは、車で約20分

しかも、美ら海水族館がある海洋博公園内には、小さな子どもから小学生まで楽しめるアスレチック公園や、小・中学生なら1人50円で見ることができるプラネタリウムなどがあります。

海中道路ならビオスの丘がおすすめ

ビオスの丘

4つの島を通る海中道路では、マリンスポーツが人気のエリアなのですが、実は沖縄の自然を楽しむことができる「ビオスの丘」というところがあります。

ここは、沖縄の森とランがテーマとなっている自然の植物園。動物たちとのふれあいコーナーもあり、エサやり体験やジャングルクルーズなどがあります。ちなみに、海中道路からは、車で約30分の距離です。

周辺スポットで見ると、古宇利大橋がおすすめ

やはり、周辺スポットまでの距離や施設のおすすめ度から見れば、美ら海水族館が近い古宇利大橋の方がおすすめです。

ただし、ビオスの丘は、穴場的なスポットなので、人込みに巻き込まれずのんびりと家族で過ごしたいのであれば、海中道路の方がおすすめです。

マリンレジャーを楽しむなら、古宇利大橋と海中道路のどっち?

古宇利大橋も海中道路も、沖縄本島内では上位に入るほど美しいビーチがある場所です。そこで、極上ビーチでマリンレジャーを想う異存分楽しむなら、どっちがおすすめか比べてみました。

古宇利大橋のマリンレジャー事情

古宇利大橋

古宇利大橋を渡った先にある古宇利島には、「古宇利ビーチ」「ティーヌ浜」「トケイ浜」があります。

橋を渡ってすぐの場所にある古宇利ビーチは、島内のビーチの中でも人気が高く、シーズン中は無料駐車場が満車になることもあります。ただし、古宇利大橋で行くことができるビーチは、基本的にクラゲ防止ネットがついていません。

しかもこの周辺では、ハブクラゲだけでなくガンガゼ(ウニの一種で毒がある)も生息しているため、小さな子ども連れの場合は、十分な注意が必要です。

海中道路のマリンレジャー事情

海中道路

海中道路は、県内でもマリンスポーツを楽しむことができる人気のスポットとして有名です。

特に、あやはしビーチでは、バナナボートなどのチューブ系マリンアクティビティだけでなく、パラセーリングやウェイクボード、今話題のフライング ボードなどが楽しめます。

さらに、伊計島まで足をはこべば、小さな子ども連れでも楽しむことができる絶景の伊計ビーチがあります。こちらには、シーカヤックやグラスボートなどもあります。

マリンレジャーで比較するなら海中道路

ファミリーで海を満喫するなら、マリンレジャーの種類が豊富な海中道路の方がおすすめ度は高いです。子どもの年齢に合わせてビーチを選ぶことができるというところも、海中道路の魅力といえます。

古宇利大橋と海中道路は、出発地によって決めるのがいいかも?

結局のところ、古宇利大橋も海中道路も、様々な口コミなどから見てもわかるように、それぞれ甲乙つけがたいということがわかりました。でも、あえて言うならば、「どこから出発するのか」によって決めるのがいいかもしれません。

那覇から出発または那覇宿泊なら海中道路

那覇市

沖縄本島南部または那覇エリアから出発するのなら、1時間で到着する海中道路がいいでしょう。

途中には、北谷町美浜にあるアメリカンビレッジこどもの国などもありますし、大型ショッピングモールの「イオン沖縄ライカム」もあります。

当日の宿泊先が那覇エリアまたは本島南部の場合も、同じです。

本島北部または美ら海水族館周辺に宿泊するなら古宇利大橋

名護市

那覇から移動すると、有料道路を使っても約90分、一般道なら2時間以上かかってしまう古宇利大橋。

そのため、少しでも移動で子ども達が退屈しないようにするためには、本島北部から出発するのがおすすめです。また、美ら海水族館からも近いため、この周辺から出発または当日宿泊する場合も、同じくおすすめです。

それでも行きたい古宇利大橋と海中道路

泳ぐ

実際にどっちがどれだけおすすめなのかを比較してみましたが、最後にいえるのは「どちらもおすすめ!」ということだけ。

ちなみに、古宇利大橋と海中道路を1日で回ってみるというのも、距離的には決して不可能ではありません!

もしも、このプランで回るとすれば、日中は古宇利大橋で海の青さを堪能し、海中道路で、海に沈む夕日を楽しむというのが、個人的にはおすすめです。

ミア

どちらにも違った魅力があるので・・・可能であればどちらも行ってみてほしいです♪