沖縄には、様々な理由で移住をした人、移住を希望する人がたくさんいます。実際に移住してみるまでは、いろいろ不安や悩みがあるようですが、実際に移住してみてよかったと思うこともたくさんあるようです。
大自然に囲まれた生活が最高
沖縄は、島の周囲を海で囲まれています。暖流の黒潮が流れ込む影響で、沖縄の海では、希少な海の生物が数多く生息しています。
特に現在約200種類の生息が確認されているサンゴの海は、日本だけでなく世界中の人々を虜にする神秘的な雰囲気が魅力です。
沖縄の自然は、海だけではありません。多様な植物が混在する原始の森とマングローブ林は、沖縄ならではの風景。ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネ、イリオモテガヤやイリオモテヤマネコなど、希少な動植物から国の天然記念物の生息地となっています。
そんな豊かな大自然に囲まれた沖縄での生活は、まさに天国。沖縄でなければ触れることが出来ない美しい自然と風景に、日々癒される移住者が数多くいます。
イケメン・美女が多くてテンションが上がる
彫りが深く、エキゾチックな顔立ちをしている沖縄の人々。
適度にこんがりと日焼けした肌に、意志の強そうな眉、大きな瞳で見つめられると、男女問わず心がコロリと動いてしまいます。
沖縄のイケメンや美女にはいくつかのタイプがあるのですが、共通しているのは、日本人離れしたエキゾチックな見た目。
しかも、沖縄の人は基本的にフレンドリーなので、見知らぬ人であっても気さくに声をかけてくれます。ですから、「1人旅の途中で不意に声を掛けられたのをきっかけに、沖縄のイケメンや美女たちに一目ぼれしてしまい、そのまま沖縄に移住を決意」という元・観光客の移住者もたくさんいます。
3世代同居の家族が多いのが魅力
沖縄では、昔から「家制度」がしっかりと根付いているのが特徴です。先祖崇拝が強い沖縄では、一族代々の供養は長男が引き継ぐというのが伝統。そのため、仏壇を引き継ぐ長男の家では、今でも三世代が同居していることも珍しくありません。
ただし、最近では一つ屋根の下に三世代が同居する形ではなく、二世帯同居型住宅や、隣同士で住んでいる等、程よい距離感でそれぞれの関係を良好なまま維持するというのが主流。
でも、こうした家族単位での暮らしが今でも根付いている沖縄ですから、子供世帯の子育てを、親世帯や祖父母世帯がサポートするスタイルが自然に出来上がっていることは、大きな魅力だといえるでしょう。
沖縄の方言が柔らかくてステキ
沖縄の方言は、地域によってさまざまです。沖縄の地元の人々の間でも、違う地域に住む人の方言は聞き取れないということもよくあります。
でも、一般的に沖縄の方言は、とっても柔らかいのが特徴。「元気?」と声をかける時でも、「ハイ、元気ね~?」と語尾が伸びるところは、初めて沖縄の方言を聴いた人にとっても、ものすごくあたりがやわらかく感じるようです。
時間がゆったりと過ぎていく
沖縄の人は、基本的に時間に対しておおらかです。そのため、「うちなータイム」と呼ばれることもあります。
ビジネスの面においてはデメリットでしかないように思えますが、様々な歴史を乗り越え今がある沖縄では、時代や流行り、人々の押し付けの都合に流されず、自分らしく生きていくために必要な考え方だったのかもしれません。
食堂のメニューが安くてデカ盛り
沖縄の食堂は、基本的に何でも安くて、デカ盛り。値段を見て「これぐらいの値段なら、もう一品くらいプラスしてもいいかな?」なんて思って追加注文すると、出て来る料理を見て唖然とすることも度々。
さらに驚かされるのは、注文した品物以外に、なぜか出て来るサービス品。どの食堂でもあるわけではないのですが、比較的年季の入ったオバーが切り盛りする食堂では、今でもよくある光景です。
地元では、これを「オバーのカメー(噛め)カメー攻撃」といいます。これは、あくまでも沖縄のお母さんたちが家庭でよくやるおもてなしの風習であり、全く悪意がないだけになかなか交わすことが出来ない最強攻撃。この攻撃を受けたなら、胃袋崩壊覚悟で挑むしかない!お腹は大変ですが、心はとても満足する、沖縄ならではのおもてなしです。
冬でも10℃を切ることがほとんどない
沖縄は、最も気温が下がる2月でも、めったなことでは気温が10℃を下回ることはありません。そのため、この期間に避寒を目的の短期移住をする人もいるくらいです。
確かに気温はそれほど厳しくはないのですが、年中海からの強い風が吹き抜けているため、体感温度としてはかなり寒いのが現実。
そうはいっても、マイナス零度の世界を知っている地域の人にとっては、2月であっても10℃以上ある沖縄は、移住するのに適していると感じることでしょう。
花粉症がない
沖縄は、花粉症がありません。花粉症の原因となるスギが自生していないためなのですが、毎年酷い花粉症で悩む人にとっては、これほどステキな場所はないと言い切る人も少なくありません。
ちなみに、沖縄出身の人が花粉症になりにくい体質だというわけではありませんから、進学や就職を機に沖縄を離れたことで、花粉症になってしまうということはよくあります。
ビックリするほど地震が少ない
沖縄では、驚くほど地震の回数が少ないです。ここ数年は、少し地震がおきることが増えているような気もしますが、それでも、地震速報を見て初めて「あ、地震があったんだ」とわかることもしばしば。
実際に私も移住してから、あまりにも地震がなかったために、久しぶりに震度2の地震が起きた時に、驚いて飛び起きたことがあるくらいです。
大地震が日本列島を襲って以降、地震が少ない事を理由に沖縄に移住した人の数は、かなりの数にのぼります。
基本的にみんなフレンドリー
沖縄の人は、基本的にみなフレンドリーです。店先や公園などのベンチに腰かけているオジーやオバーが、突然「ネーさんはどこから来たの?」と声をかけてくることがよくあります。
また、全く知らない人なのに、なぜか話しかけてきて、気が付いたら意気投合してそのまま食事に出かけてしまうということも…。
こんなフレンドリーな雰囲気が、移住者にとっては心地よいと感じるのでしょうね。