修学旅行の国際通り散策は、時間との勝負です!何を買うのか決めるのも楽しいですが、本当に欲しいものにだけ時間をかけるのがコツ!いかに効率よく安い買い物をするか。土産物完全マニュアルを紹介します!
菓子類の買い物はあらかじめ買うものを決めておく
家族や部活の後輩たちへのお土産の場合、ほとんどが菓子類の買い物になりますよね?
もちろん、たくさんのお菓子のお土産が国際通りにはありますが、それぞれの土産物品店をのぞいてみると…ほとんど品ぞろえが同じです。つまり「ターゲット(買うもの)さえ決めておけば・・・後は値段の勝負」なんです。
「〇千円以上で送料無料」はどこの店でも普通にやっている!
「菓子類の土産物はかさばる」と思ったときに目が行きやすいのが、「〇千円以上で送料無料」と書かれた大きな看板です。
確かにこれは・・・便利といえば便利です。
でも・・・ほとんどの学校が「大きな荷物は最終日に宅配便で自宅に送る」という方法をとっています。つまり、わざわざ送料無料のお店を利用しなくても、かさばる荷物はちゃんと宅配便で送ってもらえるようになっているはずです。
ただし、問題なのは「国際通り散策が、荷物を送った後に予定されている」という場合です。よくあるパターンが「最終日:国際通り散策後モノレールで那覇空港に〇時までに集合」というやつです。
このスケジュールだと・・・最終日のホテルを出発する前には、スーツケースなどの荷物は宅配便に出してしまっていますので、国際通りでのお土産を買った分の荷物が増えることになります。そんな時に「〇千円以上で送料無料」はかなりありがたいと思うはずです。
なので、もしもまとめ買いをするのであれば「おまけしてくれる店」が一番お得です!
なので、「まとめて買うからおまけして!」と言ってOKしてくれるお店なら、ぜひそこでまとめて買ってください。「うちは送料だけをオマケしてます」というお店なら、別の店に行ったほうがお得です。
紅いもタルトとちんすこうなら空港でも購入できる!
沖縄の定番お土産である紅いもタルトとちんすこうなら、正直言えば空港の土産物品店でも値段はほとんど一緒です!
わざわざ、国際通りで買って重たい荷物を持ちながら観光を続けるくらいなら、空港の土産物品店で購入しても損はしません。
ただし、紅イモタルト・ちんすこうには、老舗または有名メーカー以外で作られたものもあります。これらは老舗・有名メーカーよりもかなり安く仕入れているので、金額だけ見ればかなり安いです。ただ味も…まあ、ちょっと残念な感じです。
せっかくのお土産なので美味しい物を持って帰りたいと思うなら、老舗・有名メーカーのお菓子が一番です。
ちなみに、「紅イモタルトであればポルシェ(御菓子御殿)」がオススメ!那覇空港内に御菓子御殿が出店していますので、そちらで購入することができます!また、ちんすこうなら「新垣ちんすこう」が老舗です。その他にも、雪塩ちんすこうや、くがにちんすこうも美味しいのでオススメです!
自分用のお土産は「ほしい土産物のジャンル」だけでも決めておく
自分用の特別なお土産は、あなたの欲しいお土産のジャンルをあらかじめ決めておくのがポイントです。
国際通り散策といっても大きく3つ「県庁前広場周辺」「浮島通り周辺(牧志公設市場)」「ドン・キホーテ国際通り店周辺」に分けられます。
それぞれに特徴があるため、欲しい土産物のジャンルによってエリアを選択することができます。
県庁前広場周辺
国際通り散策後にバスで移動する場合、最終集合場所とされているのが県庁前広場です。
県庁前広場のすぐ近くに那覇空港行きのモノレールの駅もありますので、那覇空港で集合の場合も最終的には県庁前広場に向かっていくことになります。
県庁前広場周辺で目立つのは、【アジア系雑貨の土産物品店】です。ちょっと歩いただけでもアジア系雑貨の土産物品店がすぐに見つかるので、アジアン雑貨が欲しい人は県庁前広場に近いエリアを散策するとお気に入りが見つかります。
その他にも、沖縄のアンテナショップや紅芋タルトが有名なお菓子御殿などがあります!
浮島通り周辺(牧志公設市場)
牧志公設市場と浮島通りは非常に近いです。国際通りから牧志公設市場までのアーケード街はバラマキ用の安いお菓子がたくさんあります。
また、【手作り体験系】のお店に立ち寄りたいと考えているのであれば、アーケード内を散策するほうがおすすめです。15分程度でできる手作りお土産の工房が集中しています。
ちなみに、公設市場から国際通りに戻るときに通る一方通行の道が「浮島通り」です。
浮島通りは【古着】【セレクトショップ】が集中しています。
高校生でファッションに興味がある人は、浮島通りにいけばお気に入りの自分用お土産が必ず見つかります。
ドン・キホーテ国際通り店周辺
ドン・キホーテは国際通りのちょうど真ん中あたりです。目立つド派手な看板が立てられているので、目印としてもよくつかわれます。
ちょうどこの辺りは【小・中学生の修学旅行生】のお小遣いでいろいろなものが買える土産物品店が集中しています。
キーホルダーやボールペンなど手ごろで沖縄らしいお土産が欲しいと思っている場合は、ドン・キホーテ国際通り店周辺の土産物品店を探してみるとたくさん見つかります。
国際通りは集合場所から逆算して回っていくのがポイント!
国際通り散策を効率よく回っていくポイントは、「最終集合場所がどこにあるか」をちゃんと確認しておくことです。
国際通りは両サイドにそれぞれびっしりと土産物品店が並んでいますので、歩くだけでも片側だけで20分かかります。往復40分以上はかかる計算になるので、集合場所がどこに指定されているのかを見てから回る順番を決めていきます。
国際通り沿いのホテルに宿泊の場合は要注意!
国際通り沿いのホテルに宿泊するときに国際通り散策がある場合は、注意が必要です。
この場合は、出発場所と集合場所が宿泊するホテルに指定されますので、あらかじめホテルの場所をちゃんと確認しておくことが大切です。
特に、ホテルが国際通りから少し離れた場所にある場合は特に注意が必要です!
修学旅行の場合、ほとんどの学校が散策前に、国際通りの地図(土産物品店が記載された地図)が配布されるので、出発前に地図上でホテルを探し、ホテルの場所に大きく〇印をしておきます。
こうしておけば「ホテルの帰り道がわからなくなって集合時間に間に合わない」ということもなくなり、先生から怒られるという事も回避できます。
空港に直接集合の場合はモノレール駅の位置を確認しておこう!
上でもお話しした通り、学校によっては「集合場所は那覇空港」という場合もあります。
国際通りから那覇空港までは、沖縄都市モノレール「ゆいレール」でつながっており、那覇空港までの乗車時間は約14分となっています。
国際通り付近には、モノレール駅が3か所あります。
予め、どの駅から乗車するのか考えておき、国際通りを効率よく回るようにしましょう!
那覇空港駅までは、「県庁前駅」「美栄橋駅」「牧志駅」のいずれから乗車しても300円となっています。ただ、乗車時間が2~3分変わってくるので、余裕を持って移動するよう心がけましょう!
【まとめ】国際通りは土産天国!候補を決めておくことが時短のカギ!
いかがでしたか?
国際通りは、戦後最も早く復興を遂げたことから「奇跡の1マイル」と呼ばれています。1.6㎞以上ある通りは「7~8割がお土産屋さんではなかろうか・・・」というほど、お土産品店がひしめき合っています。
国際通りには、飾り付けが上手なお店や呼び込みが上手なお店も多くある為、「これもいい」「あれもいい」と目移りしがち・・・。
修学旅行の自由時間は限られているので、有意義に過ごすためにも、あらかじめ誰に・どんなものを買っていくのか、商品に目星をつけておくことが大切です。
「紅いもタルト」や「ちんすこう」といった、定番商品以外のものを買って帰りたいと考えている方は、コンビニやドン・キホーテでも購入可能なご当地限定商品などを見てみてはいかがでしょうか?
飲み物や菓子パンなど・・・沖縄でしか見かけない商品が多くあり、どれも興味をそそられるはずです。
お土産としてだけでなく、ぜひ休憩の小腹満たしに地域限定の商品を食べてみてくださいね!
また、国際通りには修学旅行生でも気軽に立ち寄ることが出来る激安ステーキ店が多くあります。1000円程度で食べる事ができるので、ぜひステーキを食べて、疲れを吹き飛ばして帰ってくださいね!
お土産を選ぶということも大切ですが、友達と思い出を作る(楽しむ)時間はもっと大切!!なので、お土産はあらかじめ決めておき、早めにお土産を購入して、沖縄にしかないお店(A&Wやブルーシールアイスクリームなど)で食べ歩きをしたり、物作りをして思い出を作って帰りましょう!
でも、ちょっと待ってください!この手のサービスは、大抵どこのお土産品店でもやってるんですよ!なので、それだけが理由でお土産品店を選んでしまうと、意外と損していしまいます。