2018年9月に上陸した台風24号(チャーミー)。上陸する前から「猛烈に強い」ということで警戒を呼び掛けていました。
台風のレベルが「猛烈」だという事は知っていても・・・台風慣れしてしまっている沖縄県民。
いつもの台風と同じように考えてしまい、色々と油断してしまった方も多くいると思います。筆者もその一人・・・。
「停電はない」「停電しても長くて1日くらいだろう」と甘く見ていました。まさか2日半も停電が続くなんて・・・思ってもみなかった!!
- まずは沖縄県民がやっている基本的な台風対策からご紹介!
- ┣ベランダや玄関先に出ている物は全て片付ける
- ┣絶対に海や川の近くへ行かない
- ┣非常食を多めに買っておく
- ┣DVDや本などを準備する
- ┣断水に備えて水をためる
- ┣車を安全な場所へ移動する
- ┣傘は危ないので使わない
- ┣絶対に外出しない
- ┗海や川に近い橋や道路は通らない!
- 2018年 台風24号(チャーミー)の襲来で学んだ事
- ┣冷凍庫の氷は最初で避けておこう!
- ┣洗濯は台風が来る直前で済ませておくべし
- ┣とにかく暇!暇をつぶす対策を!
- ┣電池で動くタイプの扇風機も備えておくべし!
- ┣インスタントラーメンやパンだけが非常食じゃない!
- ┣耳栓もあると便利!
- ┣モバイルバッテリーを最低1つは準備しておこう!
- ┗常温で保存できる野菜は前もって購入を!
- 【ジェシカ小話】昼ご飯を作っている最中に停電になった!
- ┗お鍋でお米を炊く方法を知っておこう!
- 【まとめ】「備えあれば患いなし」を実感。
- ┗2週連続で大型の台風!食料も品薄のまま・・・
まずは沖縄県民がやっている基本的な台風対策からご紹介!
昔から大きな台風が当たり前のように上陸していた沖縄県。
そのため、沖縄県民は台風が上陸する前の対策などはしっかりと行います。
最近では、沖縄県だけでなく、本土にも台風が上陸するようになり、台風に慣れていない県の方々は「何をしたらいいのか」「どんなものを買っておけばいいのか」と頭を悩ませているかもしれません。
なので、まずは沖縄県民が台風の前にやっている基本的な台風対策からご紹介していきたいと思います。
ベランダや玄関先に出ている物は全て片付ける
まず初めに行うのは、ベランダや玄関先に出ている物は全て家の中に片付けるという事。
傘立てや掃除用具、選択物干し竿だけでなく、プランターなどの植木鉢類も全てです。
理由としては、外の置いてあるものが風で飛ばされてしまい、他人の家のガラスを割ってしまったり、車を傷つけたり、人に当たってしまうことを防ぐためです。
小石サイズの物でも、強風で飛ばされることで、ものすごい破壊力を生み出すので「小さいから問題ない」といった安易な考えは捨て、すべて家の中に入れましょう。
また、大型の台風は車も簡単に押し倒してしまうほどの威力があります。なので、それよりも軽い自転車やバイクなどは、吹き飛ばされてしまう恐れがあるので、自宅の中や車庫の中に片付けるようにしましょう。
台風に関しては「念のため」という考えや行動がとても大切です。
絶対に海や川の近くへ行かない
台風が珍しい地域の方や、台風に興味のあるお年頃の子がやってしまいがちなのが「どれだけ海(川)が荒れているのか見てみたい」と、海や川に行く(近づいてしまう)ことです。
台風の日だけでなく、台風前や後も、波がとても荒れており、危険なので絶対に近づいてはいけません。
沖縄でも「荒れた海が見たい」と台風の日に海に近づいた旅行者が高波にさらわれてしまったり、台風前の海で泳いでさらわれてしまった例も多くあります。
河川の増水・氾濫や、突然の高波にさらわれてしまう恐れがあるので、気になったとしても、近づかないよう注意しましょう。
非常食を買っておく
「台風が上陸する」と分かったら、沖縄県民は数日分の非常食を購入します。そのため、台風前のスーパー・ショッピングセンターはとても混雑します。
沖縄県民が購入する商品は、
- 鍋で温めるタイプのレトルト食品
- レトルトのお米(湯煎可能なタイプ)
- パン
- 調理済みの缶詰類(サバ缶やスパムなど…)
- インスタントラーメン
- 水やお茶・ジュースなど
- お菓子類
といった感じです。
「もしも停電したら」を想定し、電気を使わないで食べられる食品を多めに購入します。
もし、使わなくても台風シーズンであれば、また必要になるものだし、日持ちするものであれば、それ以外の時にも使用できるので多めに買っちゃいます。
台風が上陸してから去るまでの間、家からは一歩も出ることが出来ません。なので、お子さんがいるご家庭は、お菓子やジュースなどを準備しておきましょう!
停電する事も想定して、生もの(お肉・お魚・日持ちしない野菜)は購入しないようにしましょう。いざ、停電になってしまったときに、すべて腐らせてしまう恐れがあります。
ちなみに、筆者の場合は停電に備えて、台風前までには冷凍しているお肉やお魚などは使い切るようにしています。無駄になる食材は少しでも減らした方がいいですからね!
DVDや本などを準備する
台風上陸前になると、沖縄県のレンタルビデオショップはDVDの棚がスカスカになるほどDVDがレンタルされていきます。
昔から台風が多い沖縄は、子どもだけでなく大人も「交通機関がストップする=会社が休みになる」ところが多いんです。
なので、一歩も出ることが出来なくなるのは大人も一緒。なので、暇をつぶす対策を考えましょう。
最近だとDVDをレンタルしなくても、HuluやNetflix、Amazonプライムに加入していれば、自宅にレンタルビデオショップが自宅にあるようなものなので、ネット環境があるのであれば、そちらもオススメです!
幸いにも停電しなければ、DVDやゲーム、インターネットなどをして過ごすことが出来ますが、停電になってしまった際には本を読んだりすることしかできなくなるので、何か電力を使わない暇つぶしも考えておきましょう。
断水に備えて水をためる
停電と聞いたときに思い浮かべることは、電力を使う電化製品(冷蔵庫など)が使えなくなる・・・という事ですよね。
なので、見落としがちなのですが・・・貯水タンクが建物の上にある家にお住まいの方は、水を組み上げるポンプが停電によって止まってしまい、その影響で断水になる可能性があることを頭に入れておく必要があります。
断水になると、お風呂や水道水が使えなくなるだけでなく、トイレの水も流れなくなってしまいます。
お水が使えなくなると不自由なことが増えてきますので、台風が上陸したら浴槽にたっぷりと水をためて、停電に備えましょう。
停電したら、溜めておいたお水を、洗面器に入れてトイレに置いておきましょう。用を足した後は、洗面器の水でトイレを流しましょう!
車を安全な場所へ移動する
マイカーを所有している方は、出来るだけ風当たりが弱い場所へ避難させましょう。
周りに建物や車がなく、風を直で受けてしまうような場所に置いておくと、タントやN-Boxといった細長いタイプの車は横転してしまう恐れがあります。
マイホームで、駐車スペースが限られているといった場合でも、風の当たりが少しでも軽減されるよう工夫して駐車することをお勧めします。
砂利道の上に車を止めておくと、風で簡単に車が押されて動いてしまいます。駐車しておく場所も、しっかりと考える必要があります。
近くに屋根付きコインパーキングがある場合は、そちらを利用した方が安全かもしれません。
ちなみに、海の近くに住んでいる方は、台風後の自転車・バイク・車の洗車は忘れずに!(塩の影響で錆びてしまいます)
傘は危ないので使わない
沖縄県民は、傘をささないことで有名ですが・・・理由としては「面倒くさい」からという人もいますが、「日常的に風が強いから」という理由もあります。
台風の日に傘をさす方がいらっしゃるようですが、とても危ないので、できればレインコートを使用するようにしましょう。
なぜ、傘が危ないかというと・・・理由は二つ。
- 向かい風に傘を向けて歩くので、前方が見えず危ない(交通事故など)
- 逆方向から風が吹いた場合、傘が引っ張られてしまい、道路に引っ張り出されてしまう恐れがある
二番目は、筆者の経験談です。
高校生の頃、台風直前の夜 アルバイトが終わり、傘をさして歩いていたら、突然 突風がふき、傘が風に引っ張られて、同時に筆者も傘と一緒に引っ張られ・・・そのまま道路の真ん中まで引っ張り出されてしまった経験があります。
ブレーキが間に合うほどの距離に車がいたので、事なきを得ましたが・・・一歩間違っていたら自分から車に突っ込んでいた恐れがあり・・・思い出すだけで今でもゾッとします。
筆者は、レインコートだけではびしょぬれになってしまうので、台風前の出社の際は着替えも持っていきますし、体や髪をふくためのバスタオルやフェイスタオルも持って出社しています。
絶対に外出しない
台風の日は、とにかく暇です!
あまりに暇すぎて、少し風が弱まったタイミングでコンビニに出かけようか・・・と考えてしまうほど、暇なんです。
ですが、台風は何が飛んでくるのか分からない状況で本当に危険なので絶対に外出しないようにしましょう。
また、台風が去った後も、吹き返しの風に注意が必要です。吹き返しの風が治まるまでは、できるだけ室内にいるようにしましょう。
「強風の影響で、車や家のドアが勢い良く閉まり、、、手を挟んで骨折(指を切断)してしまった。」という事故は、沖縄に台風が上陸した際によく起きている事故です。
その他にも、「外出中、強風にあおられて転倒(骨折)した」というケースもよく耳にします。
本当に危ないので必要のない外出は控えてくださいね!
海や川に近い橋や道路は通らない!
沖縄は海に囲まれている県なので、海沿いの道路や橋がとても多いです。
そのため、台風が上陸したら、車両(歩行者)通行止めになる橋や道(高速道路も含む)が多く存在します。
通行止めになるような危険な場所は、下のようなバリケード(?)が予め設置されており、台風が上陸したらバリケードで道を封鎖するといった対策をとっています。
両側に設置された上のバリケードを広げると、道路まで延び、道を封鎖できるような仕組みになっています。
なので、下の映像をテレビで見た時は本当に驚きました。
沖縄では、上のような海・川沿いの橋は通行止めになるのが常識だったので・・・本当に驚きでした。
最近は、沖縄以外の県にも台風が向かっていくようになったので、県外でも危険な道は通行止めに出来るよう対策を講じた方がいいかと思います。
台風が上陸している中、どうしても車の運転をしなければならないという方は、海沿いの道や周りに建物がない橋などの通行は控えるようにしましょう!
昔から台風が多かった沖縄県。
そのため、沖縄県民はマイホームを購入する際は、強風に耐えられるコンクリート住宅にこだわります。
また、沖縄の一戸建ては平屋の住宅がとても多いのですが、それも台風に特化した造りだからなんですよ!
長年台風と向き合ってきた沖縄には、色々な台風対策が施されているんですよ!
2018年 台風24号(チャーミー)の襲来で学んだ事
沖縄県だけでなく、本土にまで大きな影響を及ぼした台風24号(チャーミー)。
その台風は、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートルとなっていました。
実際に、沖縄県南部にある南城市糸数では最大瞬間風速56・2mを記録・・・。また、沖縄市の泡瀬エリアや奥武島では冠水の被害もあり、ここ数年の中では一番大きな被害が出た台風だったといえます。
また、台風24号(チャーミー)の影響で、沖縄全土で23万2750戸が停電し、復旧までに長いところでは3日ほどかかってしまいました。
筆者としては、「こんなに長時間の停電をかつて経験したことがあっただろうか・・・」と考えるほどの長い停電…。
そんな中、長時間停電していたからこそ「必要だった・やっておけば良かった」と後悔したことがあったので、今後の為にご紹介したいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
冷凍庫の氷は最初で避けておこう!
停電している時間にもよりますが、冷蔵庫(冷凍庫)の中の物は、殆どダメになってしまいます。
せっかく製氷機で作り溜めた氷も、溶けて水に戻ってしまうのですが・・・停電したらすぐに保冷容器に避けておくことをオススメします。
停電した直後、とっさにサーモスの水筒に氷だけを入れて保管していたのですが、後々とても役立ちました!
どのように役立ったのかというと・・・、停電中はクーラーや扇風機といったものが使えないので、体を内側から冷やすものとして、もの凄く重宝したんです。
保冷容器(水筒)に、氷だけを入れておくことで、氷は長時間溶けずに形が残っていました。なので、冷たい水が飲みたくなったら、その都度保冷容器から必要な分だけ氷を出して使うことで、翌朝まで普通に冷え冷えの水を飲むことが出来ました。
台風が去った後は、自販機や営業を再開したお店などで、冷えた飲み物も買うことが出来るので、あくまで台風が上陸中に家で冷たい飲み物を飲むための対策です。
もちろん、時間が経つにつれて氷は溶けていくので、溶ける時間を遅らせる為に、保冷容器の開閉は最小限にしよう!
洗濯は台風が来る直前で済ませておくべし
「台風が明日直撃する」・・・となると、あなたはどのような事を準備しておきますか?
停電に備え、食料品を買いに行ったり、暇つぶしのDVDを借りに出かけたりするのではないでしょうか?
ですが、忘れてはならない事がもう一つあります。・・・それは、洗濯です。
停電し、電力が使えなくなるという事は、洗濯機や乾燥機が使えなくなるということ・・・。すなわち、洗濯ものが溜まっている(洗っていない)状態で停電してしまうと、早々に下着や服・タオルといったものが足りなくなってくるという訳です。
筆者は今回、「停電になったら洗濯もできないな~」くらいの感覚で、台風が来る数時間前に全ての洗濯物を終えました。その後、停電になり・・・そこから2日半停電が続いたのだが、街のコインランドリーは、今まで見たことがないほどの行列を作っていました・・・。
洗濯を済ませて、台風に備えていなかった人達は、停電2日目に入る頃には下着やタオルなどが足りなくなってきたのでしょう・・・。タオルに関しては、家族が多いほど消費も激しいですよね。。
行列を見て「洗濯しといて良かった!」と心から思えた瞬間だったので、次の大型台風での対策の一つとして頭に入れておいてくださいね!
とにかく暇!暇をつぶす対策を!
停電中は、テレビを見る事も・・・せっかく借りてきたDVDを見る事もできないので、とにかく暇!!!!
「15分って、こんなに長かったっけ?」と、時間の感覚がおかしくなっちゃうほど…暇なんです。それを24時間以上過ごすわけですから・・・正直しんどい。
時間は沢山あるのに、台風が直撃しているので外出も出来ない。その上、停電がいつ復旧するかも分からないので、充電が切れたら困るスマートフォンも触ることが出来ないんです。。
なので、停電対策としてDVDだけでなく、読みたかった本(レンタルコミック)や、少人数でも楽しめるゲームを準備しておくと便利です。
明るいうちは、電灯なども使わず、楽しむ事が出来るので、とても重宝しますよ!
中でもオススメのゲームをいくつかご紹介したいと思います。
1~2名向きゲーム「オニリム」
「オニリム」は、8つの扉を見つけ、脱出することが目的のゲームなんです。
なんと、「オニリム」は1人でも遊べちゃうカードゲームです。珍しいですよね!二人で遊ぶ場合は、二人で協力し合い、脱出を目指しましょう!対象年齢は10歳以上となっています。
3~6名向きゲーム「赤ずきんは眠らない」
赤ずきんちゃんとオオカミの心理戦ゲームとなります。
オオカミにまんまと襲撃され、オオカミ役に点数をリードされてしまうのか・・・、それともオオカミにトラップを仕掛け、点数をGETすることが出来るのか・・・全てはあなたの演技力次第かもしれません!
3~6名で遊ぶことが出来、6歳から楽しめるので家族でプレイすると盛り上がります。対象年齢は6歳以上となっています。
お子さんがいるご家庭は、携帯型ゲーム機(3DSなど)の充電をしっかりとしておきましょう!いい時間つぶしになりますよ!
電池で動くタイプの扇風機も備えておくべし!
停電中、とにかく大変なのは・・・暑さです。。台風は夏の始め頃から秋にかけて上陸するので、沖縄の人たちは扇風機やクーラーを使用している時期です。。
そんな中、突然停電したら・・・扇風機やクーラーを使うことが出来ないうえ、台風上陸中は窓を開ける事も出来ないので、とにかく家の中が蒸し暑いんです。
中には、暑いとイライラしてしまうタイプの人もいます。台風上陸中は、家から出る事も出来ないので、一人がイライラしてしまうと・・・家族にイライラが伝染してしまい、最悪な時間を過ごすことになる恐れも・・・。
「うちわで扇げばいいじゃない」なんて簡単に言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それが24時間以上続くとなると、腕も疲れますし、扇ぎ続ける事で逆に暑くなっちゃったりするんです。
また、うちわだと片手が塞がってしまうので、料理をするにも、本を読むにも、邪魔になってしまいます。
そんな時に役に立つのが、充電式のリチウム電池で動く扇風機!リチウムイオン電池さえ、充電して置けば、1回の充電で48時間も使用することが出来るんです!
小さなお子さんがいるご家庭は、絶対に重宝するものなので、ぜひ次の大型台風までに備えておいてくださいね!
インスタントラーメンやパンだけが非常食じゃない!
沖縄県民は、台風時の食料としてインスタントラーメンや総菜パン(菓子パン)を準備するご家庭が多くあります。ですが、停電が数日続くとなると・・・真っ先に恋しくなってくるのがお米です。
日常的に、レトルトご飯を利用されている方であれば常識なのかもしれませんが、あまり利用しない方にとっては「レトルトご飯=レンジで温めるもの」というイメージが強く、「停電時には向かない・・・」と考えている方も多いようです。
ですが、実際にはレトルトご飯は湯煎で温める事も可能なんです。
商品にもよりますが、大体熱湯で15~16分ほど熱湯で温める必要がありますが、同時にレトルトの牛丼やカレーなども温める事で、効率よく湯煎調理が出来ちゃいます!!
賞味期限も半年ほどあるので、台風が発生し始める時期に、買って常備しておくと重宝すると思いますよ♪
耳栓もあると便利!
台風が直撃している間は、風の音やガラスが揺れる音などがうるさくて、とにかく眠れない・・・。
一旦は眠ることが出来たとしても、夜中に防風や雨がガラスに叩きつける音で起きてしまいます。なので、我が家は台風対策の一つとして、耳栓を買い置きしています。
特にお気に入りなのが「Moldex(モルデックス)」の耳栓!
ある程度の騒音はシャットアウトしてくれるので、パートナーのいびき対策として買い置きしている方も多いようです。
「Moldex(モルデックス)」には、形や大きさなど様々なタイプがあるので、初めて使用される方は、8種類お試しセットを購入することをお勧めします!
自分の耳に合った形を見つける事が出来る上に・・・なんと8種類入って300円ほどなんです!!百均より安い!!なのに高性能!!!!
ぜひ、台風時の安眠対策として耳栓を用意しておいてくださいね!
モバイルバッテリーを最低1つは準備しておこう!
既にお持ちの方も多いと思いますが、まだ持っていないという方は一つは準備して置いてもらいたいのが「大容量のモバイルバッテリー」です。筆者たちも使っているのですが、今回とても役に立ちました!
モバイルバッテリーは、台風前にしっかりと充電しておけば、停電になってしまったとしても、スマートフォンなどのモバイル機器を充電することが出来ます。
充電できる回数は、モバイルバッテリーの容量(mAh(ミリアンペアアワー))にもよりますが、下でご紹介している26800mAhのものだと、iPhone XSが7回以上、Galaxy S9が約6.5回充電できるほどの容量を備えているんです。
これだけ充電できれば、台風で停電してしまっても、数日はスマホの充電切れの不安からは解放されると思います。
まだ、お持ちでない方は是非準備しておいてくださいね!
常温で保存できる野菜は前もって購入を!
2018年の台風24号・25号の影響で、沖縄では野菜の高騰・・・だけでなく、野菜自体が不足し陳列されない。。なんて光景を目にしました。
なので、保存がきく野菜は台風前に買って、ストックしておくといいですよ!
特に、じゃがいも・玉ねぎ・人参の他に・・・
- 大根(一本買い)
- 冬瓜(丸ごと一個買い)
- カボチャ
といった、常温で保存がきく野菜がオススメ!
売っていても、台風前に比べると二倍の値段になった・・・なんてこともあるので、保存がきく野菜だけでも買っておくのが吉です!
【ジェシカ小話】昼ご飯を作っている最中に停電になった!
筆者自身、「今回も停電はしないだろう」と高を括っていたのだが、“まさかの”昼食を調理している最中に停電してしまいました。
ほんの数分前に炊飯器のスイッチを入れたばかり。(ご飯が欲しくなる系の)おかずは完成間近・・・。レトルトご飯は買っていない。。。。
しかも・・・、こんな日に限って…頂いたトウモロコシを使って「とうもろこしご飯」を作っていたのだ!!!!
数分前の自分に言ってやりたい・・・。「停電する可能性があるのに、炊き込み系のご飯を炊くなんて、どうかしてるぞ!」と。
ほんのり温まったお米を炊飯器から出し、途方に暮れる。。冷蔵庫で保管しておくこともできないし、何より・・・もう既にお米とトウモロコシが温まり始めているので、この後は傷む一方だ・・・。
意を決して、初ではあるが・・・鍋でお米を炊くことにしてみた。失敗しても、何もせずに捨ててしまうよりはマシだと。。
以下、今後の自分の為にもメモを残しておこうと思います。
お鍋でお米を炊く方法を知っておこう!
- 洗ったお米と、分量通りの水を鍋に入れる。
- 30分~1時間程度、水に浸しておく!
- 鍋に蓋をし、10分かけて沸騰させる
- 沸騰後、弱火で15~20分加熱
- 火を止めて10分蒸らす
参考にしたサイト:東京ガス
意外と簡単で驚きました!水には浸した状態だったので、「鍋で炊いてみよう!」と決断してからはあっという間の出来事でした。
何を思ったのか、炒め鍋で始めてしまい・・・ピッタリサイズの蓋がなく焦りました。仕方なく、アルミホイルで蓋の代用をしたのですが、問題なく炊くことが出来ました!
停電していて状況は最悪なのに、「ご飯は美味しい・・・」というちょっとした幸福感に包まれましたとさ!
物凄くいい経験になりました!またチャレンジしてみたいです!
【まとめ】「備えあれば患いなし」を実感。
ご自分の家が停電しているという事は、同じ地区にあるコンビニやスーパーも停電している恐れがあるということ・・・。
実際に台風が去った直後、コンビニを訪れてみましたが、復旧作業(ダメになってしまった冷蔵物の片付けなど)が終わっておらず、営業を再開できていない店舗を多く見かけました。
また、台風の影響でお弁当やパンを作る為の工場がストップするため、コンビニ・スーパーのお弁当・パン・惣菜コーナーが品薄に・・・。
惣菜を諦めた方がインスタントラーメンを買っていくので、一足遅いとラーメンの棚も空っぽ・・・というお店をいくつも目の当たりにしました。
24号レベルの台風直後は、お店を開けるだけでも精一杯の為、いつもは沢山作り置きされているフライドチキンや焼き鳥、おでんといったものも、作れていない状態のお店が多かったです。
コンビニを諦め、地元企業であるサンエーや丸大などを回ってみましたが、どちらも片付けに追われており、営業はしていませんでした。近くのほっともっとも停電の為休業。
停電対策の食料の備蓄が充分でないと、こんなにも食べ物を手に入れるのが難しくなるのか・・・と痛感させられました。
「近くにコンビニ・スーパーがあるから買い置きしなくても大丈夫」といった安心感が、後々後悔を生むかもしれません。
みなさんが備蓄の食料として選ぶものは、殆ど保存がきく物のはずです。
台風時に使わなければ、その後に食べてしまえばいいだけの話なので「使わないかもしれないのに、お金が勿体ない」「どうせ停電しない」「台風が去ったら買い足しに行けばいい」なんて軽く考えず、ある程度備えておくことが重要です。
特に、小さいお子さんがいるご家庭はご飯だけでなく、少しでもお子さんの気が紛れるよう、お菓子も買い置きしておくといいでしょう。
まさかの2週連続で大型の台風!食料も品薄のまま・・・
台風24号(チャーミー)に続き、一週間もたたずして台風25号(コンレイ)が上陸。
沖縄は、二週にわたって台風が直撃することは珍しいことではないのですが、25号も「猛烈」レベルの台風だったため、多くの県民が内心ヒヤヒヤしていた事でしょう。
台風24号(チャーミー)の影響があまりにも大きく、物流が安定しないまま台風25号(コンレイ)が接近。そのため、インスタントラーメンやレトルトカレーなどの非常食として重宝される商品が手に入りにく状況でした。
「もしも」に備えて、準備しておくことの大切さを改めて学ぶこととなった2018年の台風でした。
筆者は子供のころ、台風の日に上の階からベランダ手すりに取り付けるプランターが落ちてくるのを目撃したことがあります。
結果的に、落ちたプランターは他人の車のフロントガラスを割っていましたが、これが人の上に落ちなくて本当に良かったと・・・子どもながらに思ったことを覚えています。