最近では女子旅などを取り扱うホテルが増えてきている為、アメニティグッズに力をいれているホテルが多くあります。アメニティグッズは私たちをワクワクさせてくれて、快適に過ごさせてくれるための大切なアイテムです。そんなアメニティグッズですが「持ち帰ってもいいものなの?」と悩んだことはありませんか?特にブランドのアメニティ類は持って帰っていいものなのか頭を悩ませている方が多くいらっしゃるようです。そんなアメニティグッズについてお話していきたいと思います。
おしゃれなアメニティグッズを持ち帰りたい!持ち帰ってもいいの?
ホテルに行くとまず確認してしまうのがアメニティやサービス品のお菓子や飲み物ではないでしょうか。 アメニティグッズにはホテル側のこだわりなどが見えてくるので、行く先々で違ったアメニティに出会うことがあります。
そんな時気になるのが「これ持ち帰ってもいいの?」という事。 「入浴剤の香りが気に入った」「ブランド品のシャンプーやボディーソープだった」「見た目がオシャレだった」など、持ち帰りたい理由は様々ではないでしょうか。
実際にアメニティグッズを持ち帰る方は多くいらっしゃいますが、中には持って帰ってはいけないものを無意識に持って帰っている方もいるようです。
どんなものが持って帰ってもいいものなのか、はたまた どんなものが持ち帰ってはいけないものなのかを詳しくお話ししたいと思います。
アメニティって何?
アメニティ(amenity)には、快適さという意味があります。快適に過ごすためのグッズを意味する言葉として、アメニティ(amenity)+グッズ(goods)という言葉が使われるようになりました。
そう、アメニティグッズという言葉は和製英語なんです!外国で通じる言葉ではないので気をつけてくださいね!
そんなアメニティグッズにはどのようなものがあるのでしょうか?
アメニティグッズってどんなものがあるの?
アメニティと一言で言っても、種類はとても豊富なんです!ホテルによっても置いているアメニティに違いがあるのも面白いところです!
殆どのホテルが共通しているアメニティグッズは、歯ブラシやシャンプー・コンディショナー、ブラシ、スキンケアグッズ、カミソリ、綿棒、コットン、ボディタオルなどです。その他にも、靴磨きであったり、ソーイングセット、ボディミルクと・・・他とは違ったアメニティを準備してくれているホテルもあります。
ホテルによってはとてもオシャレなアメニティグッズを準備してくれている事もあり、女性としては持って帰りたくなってしまいますよね。また、次の旅行のためにと持ち帰る方も多くいらっしゃいます。多くの方が「持ち帰りたい」と考えているアメニティグッズですが、どんなものが持ち帰ってもいいものなのでしょうか?
持ち帰ってもいいアメニティグッズってどんなものがあるの?
持ち帰ってもいい物なのかを見分けるポイントとしては「使い捨て」であるという事です。 自宅にあるようなボトルタイプのシャンプーがある場合は、それを持ち帰ってしまうとホテル側が困ってしまいますよね。ミニボトルタイプや使い切りのパウチタイプのものだけを持ち帰るようにしましょう!
使い捨てタイプのシャンプーやコンディショナーを、使いかけのまま残して置いて帰ったところで、次のお客様に同じものを提供するということは絶対にありません。ホテルの清掃員が処分してしまいます。
なので、「このアメニティが気に入った!」「捨ててしまうのはもったいない!」という方は、置いて帰っても捨てられちゃうだけなので持ち帰ってしまいましょう!
観光で来ている方は、前日に余ったアメニティを持ってビーチに行けば、海で遊んだ後にシャワールームで使うことも出来ますよね♪
せっかくなのでうまく再利用しちゃいましょう!
こんなものは持ち帰りOK!
- 使い捨てスリッパ
- 使い捨て歯ブラシ
- 使い捨てヘアブラシ
- 使い捨てシャンプー
- 使い捨てコンディショナー
- 使い捨てボディーソープ
- 使い捨てスキンケアセット
- 個包装の綿棒やコットン
- 使い捨てカミソリ
- 使い捨てボディータオル
- 個包装のコーヒーやお茶
- 個包装のサービス菓子
- アメニティと一緒に置かれたミニソーイングセット
など、基本的に個包装されているものや使い捨てであるものが持ち帰ってもいいアメニティグッズという事になります。中には文房具類も持って帰ってもいいというホテルもあるようです。※全てのホテルが文具類の持ち帰りを許可しているとは限らないので一度確認してから持ち帰るようにしましょう。
こんなものは持ち帰りNG!
- ドライヤー
- ティッシュ
- 食器類
- 目覚まし時計
- 寝具
- タオル
- 皮製の(使い捨てではない)スリッパ
- 栓抜き
- ボトルタイプのシャンプーやソープ類
- アロマポット
- ハンガー
- 電池
など、次の方が使えるものや洗えば再利用が可能なものは、ホテルの備品・資産扱いになるので、絶対に持ち帰ってはいけません。
旅館にもアメニティグッズは準備されているの?
ホテルにはよく宿泊するけど、旅館に泊まるのは初めて!なんて方がいらっしゃいますよね。そんな方が気になるのは旅館にもアメニティグッズが準備されているのかという事ではないでしょうか?
旅館にはホテルと同じようにアメニティグッズがちゃんと準備されています。ですが、ホテルと違い宿内に売店があるところが少ないので、絶対に必要なもの(スキンケアセット)などは、前もって旅館にアメニティとして準備しているか確認する、または自分で持っていくようにしましょうね!
ホテルの備品を持ち帰るとどうなるの?
ホテルの備品類はホテルの資産の一部です。ホテル側は備品がなくなっている事に気がついたら、電話で返却を求めたり、自宅に請求書を送るケースがあります。
ホテルの備品を持ち帰るという事はホテル側からすると盗難にあったのと同じことです。
返却要請を無視したり、請求書を無視すると、最終的には警察に被害届を出すということも有り得るそうです。
ですが中には、返却要請が来なかったり、請求書がこないものもあります。
それは、タオルやコップなどです。タオルは汚れて利用できなくなり買い替えが発生することもありますし、食器類は割れて買い替えが発生することがあります。このようにダメになる事があらかじめ想定されているものに関しては請求しないこともあるんだそうです。
食器類はホテルの方が購入した備品ですが、タオルはリネン会社からリースしているホテルが殆どです。 「ホテル側もリネン会社からタオルを借りている」という状態なので、お客さんがタオルを持ち帰ってしまうとホテル側に大きな迷惑がかかってしまいます。
返却要請がない・請求書がこないからといって「持ち帰っていい」というわけではありません。ホテル側に迷惑をかけないよう備品類は絶対に持ち帰らないようにしてくださいね!
持ち帰っていいものなのか、ダメなのかはホテルの方に尋ねると教えてもらえるので、疑問に思った場合は尋ねてみてくださいね!
中にはこんなものを持ち帰る人がいる!?
稀に有料のお菓子やお酒(ミニボトル)を持ち帰ってしまったという方がいらっしゃいますが、中には以下のようなものを持ち帰ってしまった方もいます。- バスタオル
- 灰皿
- パジャマ・浴衣
- バスローブ
- ドライヤー
- 食器類
- 栓抜き
- まくら
などなど、ホテルにとっては、持って帰られると困るものばかりです。
基本「使い捨て」でないものは、ホテルの備品・資産となりますので絶対に持ち帰らないようにしてくださいね!
貰って帰ったアメニティグッズを上手く再利用しよう!
せっかく貰って帰ったアメニティグッズ・・・そのまま使わずに捨ててしまうのはもったいないですよね!
貰って帰った使い捨て系のアメニティグッズは、様々なところで役立つので上手く活用しましょう!
例えば、使い捨てスリッパは職場で靴を脱いで仕事をしているという方は職場用スリッパとして大活躍しますし、飛行機に乗る際に靴を脱いでリラックスしたい方にも大活躍します。
その他にも、シャンプーやスキンケアセットはジムなどのシャワールームで使ったりする事も出来ます♪小分けパウチタイプのスキンケアセットなどは、消費期限が短いそうなので、早めに使うようにしましょうね!