たまたま本屋さんで出会った2冊の本が、子どもだけでなく大人が読んでも心に響く内容だったのでご紹介させてください。
お子さんをお持ちの方にお勧めしたい二冊の本をご紹介!
近年、「大人が読んでも面白い!」と話題の本が多くありますよね!
例えば、ここ数年の筆者お気に入りの児童書は・・・
おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑
失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!
東大名誉教授がおしえる やばい世界史
東大教授がおしえる やばい日本史
といった本です。「おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」は、多くの方が知っている有名な書籍ですよね。
上でご紹介した本は、クスッと笑えるような雑学・歴史本ですが、今回ご紹介するのは「人としての心の持ち方・考え方」について分かりやすく説明している本です。
人間性を育てる格言満載の「生きかた」
人間性を養うために重要な格言50個を掲載している「生きかたルールブック」。
生きかたルールブックには、
といった格言を分かりやすく伝えています。
この他にも、
- 自分を成長させるのは、他人ではなく自分自身。
- 「いつもどおり」を捨てる覚悟をもつ。
- ちっぽけな見栄をはらない人になる。
- 「意味のある『逃げる』だってある」と知る。
といった事も掲載されています。
「家族だからこそコミュニケーションは丁寧に」は素晴らしい
中には、「家族だからこそコミュニケーションは丁寧に」という格言も。
家族は、生まれた時から自分のそばに当たり前のようにいてくれる存在。
だからこそ…「嫌われないだろう」「自分の為に尽くしてくれるのは当然」「適当にやっちゃっても全く問題ない」といった甘えが生まれやすいものです。
ですが、家族が与えてくれている愛は「当然のもの」ではなく「無償の愛」だという事に気が付かなくてはいけません。
これは、子どもだけでなく大人である私たちも日常を過ごす中で、忘れてしまいがちな事だと思います。
「自分の親だから」とか「兄弟だから」とか、そういった考えで…心無い言葉を浴びせてしまったり、雑に扱っていると、いつか家族に愛想をつかされてしまう可能性もあるという事です。
「家族“だからこそ”コミュニケーションや言葉を丁寧に」し、お互い大切に思いあっていけたらいいですよね。
心に留めておきたい大切な格言満載の「よのなか」
人間性を育てる格言が多かった「生きかたルールブック」に加え、世の中で生きていくにあたり…心に留めておいてほしい大切なことを50個集めた「よのなかルールブック」。
「生きかたルールブック」に負けず劣らず、「よのなかルールブック」も、とてもいいんです。
たとえば、
など、子どもの可能性を広げる格言や、人としての良い行いを分かりやすく伝えています。
この他にも、
- 見た目ではなく中身で勝負する人になる。
- まちがってもいいから、自分なりの答えを出す。
- 「後悔」はしない。でも「反省」はしっかりする。
- 合わない人がいるのは「よのなかの当たり前」だと知る。
といった内容も掲載されています。
「自分自身が壊れないことが何よりも大切」
また、特に子ども達に伝えておくべき事だと思ったのが「どうしてもツライ時は逃げる」という格言。
引用:Amazon
沖縄には、昔から「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」という黄金言葉が伝わっており、その黄金言葉に似ているな・・・と。
言葉の意味を簡単に説明すると「この世に自分の命より大切なものなど何一つとしてない。」という意味です。
お金は確かに大切ですし、家族や友人などももちろん大切です。ですが、それは全て自分の【命】あっての事。
なので、「自分自身の心や身体が壊れないことが大切。そのためなら堂々と逃げてもいい時もある」という教えは、今の時代だからこそ大切なのではないかと思いました。
【まとめ】大人が読んでも気づかされる事が多い本
「生きかたルールブック」「よのなかルールブック」の二冊は、児童書として販売されている書籍です。
ですが、大人でも心に留めておきたいような素敵な言葉が多く掲載されている為、「子どものころに出会いたかった」「気づかされる事が多い本」「忘れていた大切なことを思い出させてもらえる本」として絶賛されており、多くの大人達からも絶大な支持を得ています。
お子さんがいる方はもちろんの事、大人の方でも手元に置いておきたくなるような・・・とても素敵な本なのでぜひ一度読んでみていただきたいです。
クスッと笑える要素はありませんが、大人でも色々と気づくきっかけを与えてくれる本です。