沖縄で夏のレジャーと言えば「海でバーベキュー」ですよね?今年はコロナウイルスの影響で海でのBBQを控える方もいらっしゃるかもしれませんが、こんな時だからこそお庭でBBQを楽しんでいる方も多いようです。今年はいつもと違ったワンランク上のバーベキュー料理に挑戦してみませんか?
「バーベキューと言えば肉!」をワンランクアップさせてみる
沖縄のバーベキュー食材で欠かせないのが「肉」です。
「とにかく肉さえあれば後はビールがあればいい!」というウチナンチュも多いですが、毎週このパターンのバーベキューだとちょっと飽きてしまいませんか?
でも「肉」は外せない!
そんな時にはブロック肉を豪快に焼くだけの「シュラスコ」に挑戦してみましょう!
基本となる材料(一応目安として紹介しておきます)
・ブロック肉(調理しやすいのは500gです。牛がよいですが豚でもできます)
・塩(味にこだわるなら岩塩です)
モーリョソース用の材料
本格的なシュラスコは、そぎ落とした肉を野菜で作ったモーリョソースをかけて食べるのが基本です。
面倒な場合は、焼き肉のたれやステーキソース(A1ソースでもいいです)でも代用できますが、本格的に仕上げるならモーリョにも挑戦してみてください。
材料の目安はこちらです。
- トマト 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- ピーマン 2個
- 酢 大さじ4
- オリーブオイル 大さじ2
- クレイジーソルト(または塩こしょう) 適量
- お好みでチリソースやニンニク
作り方
①肉の下準備をする
ブロック肉の表面にまんべんなく塩をもみ込みます。
②肉を焼く
塩がなじんだらバーベキュー用の金串をクロス状にして肉に差し込み、グリルにのせて焼きます。表面がこんがりとなるように肉を回しながら焼いていきます。焼き加減はお好みでどうぞ!
③野菜をみじん切りにする
モーリョを作ります。トマト・ピーマン・玉ねぎはみじん切りにしておきます。
④調味料を加えてモーリョを完成させる
みじん切りにした野菜はボールに入れ、準備した調味料をすべて入れて混ぜ合わせます。塩は入れ過ぎると肉の塩気と重なってしょっぱくなるので、分量はやや控えめにすると良いです。
⑤焼けた部分から食べていく
肉は焼けた部分からナイフでそぎ切りにして皿に盛ります。そぎ切りにしたら再びグリルの上にのせ、表面を焼いていきます。
ちなみに焼く前には必ず肉の表面に塩をふるようにします。シンプルに肉のうまみを楽しみたいならそのままでも美味しいですが、モーリョを添えるとインスタ映えするバーベキュー料理になります。
焼きリンゴを作ってみよう!
せっかくですから、デザートもバーベキュー料理っぽくしましょう。
「作るのが難しそう」と思うかもしれませんが、シュラスコと同じようにほったらかしておくだけでOK!簡単ですのでぜひどうぞ!
材料
- リンゴ(安いリンゴでも十分美味いです)
- 砂糖(お好みの量)
- バター(1個当たりスプーン1杯分が目安)
- アルミホイル
作り方
①リンゴの芯をスプーンでくりぬく
リンゴの下ごしらえが面倒な場合は、芯を抜くまでの作業は自宅で準備しておくと良いです。くり抜いた穴にはバターを投入するので、芯はきちんと抜き出しておきましょう。
②砂糖とバターを入れる
くりぬいた部分に砂糖とバターを入れます。砂糖の量は好みで調整してください。
③アルミホイルで全体を包む
この後蒸し焼きにしますので、リンゴ全体を丁寧にアルミホイルで包んでください。
④グリルの炭床にリンゴを投入
網の上だと蒸し焼きになりません。グリルの炭床においてください。
⑤30分が目安
蒸し焼きにする目安は30分です。それまで何もする必要はありません。出来上がった焼きリンゴはバーベキュー料理とは思えないほど本格的なスイーツになっています。
お肉やチーズなどを燻製にしてみよう!
BBQグリルの横で、同時進行で食材を燻製にしてみては?
お好みの食材を燻製にするだけで、グッと美味しくなります。簡単なのでぜひ一度試してみてください!
手軽に燻製を楽しめる以下のような燻製機がありますので、まずは燻製機を用意して下さい。
材料(お好みで)
燻製にする材料は、お好きなものから試してみてください!
- スモークチップ(サクラ・ヒッコリー・クルミなど)
- たまご(生や茹でたもの)
- チーズ
- 鶏肉や牛肉
- ミックスナッツ
- 醤油
- ちくわ
- 牡蠣やホタテの貝柱/li>
- ポテトチップス(塩やチーズ味)
- ソーセージやベーコンなど・・・
生卵は、卵の殻の上を割り、殻を器のようにして燻すか、アルミホイルなどで器を作って移して燻してください。
スモークの香りが楽しめる贅沢な卵かけごはんができますよ!
作り方
①チップに火をつける
燻しに欠かせないのがスモークチップです。
チップには、サクラやヒッコリー・クルミなどがありますが、香りが違ってくるので、何度か挑戦してお好みの香りを見つけましょう!
スモークチップは、10分燻すのにおよそ6グラム程度必要だと言われています。(男性の手で一握り分くらい)
スモークする食材や量によって調整して、火を付けましょう。
①食材を並べる
スモークチップに火を付けたら、金網をセットし、食材を並べましょう!
初心者は、水分の少ない食材から始めるのがお勧めです。
③食材を燻す
チップから煙が出てきたら、そこから10分程燻します。
燻し方や、燻す時間はやり方によって違いがあるようなので、レシピ本などを参考にするといいですよ!
水分が多い食材は、30分程乾燥させてから燻しましょう!水分が多い状態で燻してしまうと、仕上がった際の味が変わってしまいます。
【まとめ】たまにはアレンジした料理にチャレンジしよう
今回の料理は「いつものバーベキューと同じくらい手間がかからないもの」にあえてしました。
家で下ごしらえをする必要もありませんし、面倒ならばオリジナルにアレンジしてもおいしく食べられるものばかりです。
でも、いつもと料理を変えるだけで少し贅沢な感じに変わります。
毎回だと面倒ですが「最近ちょっとバーベキューが飽きてきた」という時にはぜひ試してみてください!
ちょっとのアレンジですがみんなのテンションは相当上がりますよ!
モーリョソースは、前日などに仕込んでおくと味がなじんで一層美味しくなります!