沖縄には本土とは異なる食文化があるので、家庭料理を見ても珍しいものばかりです。そんな沖縄はB級グルメの宝庫!今回は沖縄県民に愛され続ける沖縄のB級グルメたちをまとめました。
Aランチ・Bランチ・Cランチ
沖縄の食堂やレストランに行くと、メニューの中に「ランチ」と書かれたメニューがあります。
しかも、「ランチ」と呼ばれているにもかかわらず、営業時間内であればいつでも食べることができるのが沖縄ランチの特徴。
さらに、ランチには「Aランチ」「Bランチ」「Cランチ」があり、値段によっておかずの品数が変わるのも特徴です。もちろん、Aランチが最も高く、おかずの数も多いです。
となれば、Cランチはちょっと残念なかんじなのか…と思いきや、注文したCランチはビックリするほど山盛りのおかず&ライスのワンプレート!
値段は安くてもボリューム満点のCランチは、学生やサラリーマンに大人気です。
A・B・Cランチのおすすめ店【軽食の店 ルビー】
「軽食」という名前が店名についているものの、料理はボリューム満点の定食メニューがズラリと並んでいます。
値段が安くボリューム満点が沖縄定食の条件ですが、その条件を見事に満たしているのが軽食の店ルビーです。
ランチタイムには地元のサラリーマン、週末には家族連れの姿が多い店です。ちなみに、こちらのCランチはスープ付き、アイスティーお替り無料で570円です。
- 那覇店
- 住所:那覇市泊3-4-15
- 営業時間:10:00~24:00
- 宜野湾店
- 住所:宜野湾市字地泊80-1
- 営業時間:10:00~22:30(L.o.22:00)
タコライス
タコライスは、お皿の上に平たく盛られたご飯の上にレタス、トマト、チーズ、ミートを山のように盛り付けたB級グルメです。
沖縄本島北部の金武町で生まれたタコライスは、瞬く間に沖縄のB級グルメとして定着。
ご飯の量もスゴイですが盛り付けられるレタスの量もすごいので、暑い沖縄ではスタミナ料理としても人気があります。
最近では、県外の方も自分で作って食べるほどメジャーな料理になりましたよね♪
タコライスのおすすめ店【キングタコス 金武本店】
タコライス発祥の店「キングタコス・金武町本店」は、地元では「キンタコ」の愛称で親しまれている店。
もちろん、ボリュームは最強です。さらに金武町は米軍基地の街でもあるので、ファンの中には多くの米軍基地の外国人さんも含まれています。
- 【住所】国頭郡金武町金武4244-4
- 【営業時間】10:30~24:00
- 【定休日】年中無休
タコライスに関しては、キングタコス以外にも
- タコライスcafe きじむなぁ
- チャーリー多幸寿(タコス)
- RuLer’s TACORiCE(ルーラーズ タコライス)
- GATE1(ゲートワン)
といった有名なお店が多く存在します。
ぜひ、自分好みのお店を見つけてみてくださいね!
ぬーやるバーガー
ファーストフード界に沖縄県産品を使った画期的なバーガーです。
ベースとなるのは県産のゴーヤーを玉子でまとめたもので、これに沖縄料理に欠かせないポーク(スパム)をサンドしたのが「ぬーやるバーガー」です。
ちなみに、ポーク(スパム)が入っていないものは「ゴーヤーバーガー」という名前で販売されています。
酸味と甘みのある特製マヨネーズソースと絡むことでゴーヤーの苦みが抑えられるので、子どもでも食べやすいと人気のあるハンバーガーです。
ここでしか食べられない!「Jef(ジェフ)」
ぬーやるバーガー・ゴーヤーバーガーは、どこでも食べられるわけではなく、沖縄のファーストフード店「Jef(ジェフ)」のオリジナル商品となっています。
A&Wもいいですが、Jef(ジェフ)も立ち寄ってこそ沖縄通!!
沖縄旅行の際には、ぜひお立ち寄りください!
- 与那原店
- 住所:与那原町字上与那原467
- 営業時間:朝7:00~深夜2:00
- 豊見城店
- 住所:豊見城市字田頭66-1
- 営業時間:6:30~23:00
- サンライズ那覇店
- 住所:那覇市壺屋1丁目1−5
- 営業時間:9:00~18:00(木曜定休日)
沖縄風ぜんざい
沖縄のぜんざいは温かいスイーツではなく、たっぷりの氷で食べる冷たいスイーツです。
かき氷と違うところは、氷の下に煮詰めた金時豆と白玉が隠れているところ!
しかも、甘さが控えめになっているので、暑い夏でもさっぱりと食べることができますし、練乳がよく合います!
沖縄では食堂や沖縄そば屋でもメニューになっている事が多いのですが、ぜんざいのみを扱っている専門店もあり人気です。
ぜんざいのおすすめ店【新垣ぜんざい屋】
美ら海水族館がある本島北部本部町にあります。
沖縄ぜんざいの専門店で、懐かしい甘さの金時豆の餡が子どもからお年寄りまで大人気!
イートインもできますが、地元ではテイクアウトして三時のおやつやゆんたく(おしゃべり)会の差し入れとしても人気です。
大量買いをするお客さんも多いので、「10人前」と書かれた食券も存在します。
- 【住所】国頭郡本部町渡久地11-2
- 【営業時間】12:00~18:00
- 【定休日】月曜日(※祝日の場合は翌日)
※売り切れ次第終了します
その他にも、沖縄ぜんざい屋さんとして有名(おすすめ)なのが「富士家」です。
「富士家」は那覇市内に店舗があったり、イオン那覇店(モノレール小禄駅直結)などに出張店などがあるので、沖縄北部まで足を運ぶ時間がない方にもお勧めです!
沖縄てんぷら
沖縄のB級グルメの代表であり沖縄県民のソウルフードでも沖縄てんぷらは、衣がもっちり、ほんのり塩味がするのが特徴です。
芯となる食材は魚、イカ、ヤサイ、モズク、インゲンなど沖縄の定番食材が使われています。
しかも、1つ60~80円(値上げされる前はもっと安かった!)と安いですし、スーパーのお総菜コーナーにも大量に並んでいるので沖縄県民にとってはとても身近なグルメです。
衣がたっぷりついているので子供のおやつ代わりにもなりますし、何もつけなくても塩味だけで食べることができるので酒の肴としても人気があります。
沖縄県民はてんぷらにウスターソースをつけて食べるのがお決まりです。
沖縄てんぷらのおすすめ店【中本鮮魚てんぷら店】
本島から島を結ぶ橋のたもとにある中本鮮魚てんぷら店は、地元では知らない人がいないほど有名な沖縄てんぷらのお店です。
これまでにも何度となくメディアに取り上げられた名店というだけあって、開店と同時に長い行列ができるほどの人気!
ほとんどのお客さんが袋一杯に注文するので、常に熱々のてんぷらを食べることができるところも人気の秘密です。
- 【住所】南城市玉城字奥武9
- 【営業時間】10~3月 10:00~18:00 4~9月 10:00~19:00
- 【定休日】木曜日
中本鮮魚てんぷら店は奥武島まで足を運ばなければいけませんが、そんな時間がないという方にお勧めなのが「上間てんぷら」です。
こちらも揚げたての天ぷらを70円から販売しています。
店舗が多いので、立ち寄りやすい店を探して行く事が出来るのも魅力の一つです。
【まとめ】沖縄のB級グルメは奥が深い
沖縄のB級グルメは、今回紹介したグルメ以外にもたくさんあります。
もちろん・・・名店と呼ばれる店も県内各所にたくさんあり、老舗の味から進化形の味まで幅広く楽しむことができます。
伝統的な沖縄料理とは違った手軽さが魅力の沖縄B級グルメは、お財布にやさしくお腹にも優しいおすすめのグルメ!
沖縄に来たらぜひ沖縄県民が愛するB級グルメにチャレンジしてみてくださいね。
「Aランチ」・「Bランチ」・「Cランチ」は、どこのお店にもあるというわけではなく、昔ながらの大衆食堂で提供されていることが多いです。