最近は沖縄でも、「Uber Eats(ウーバーイーツ)登録店」と書かれたのぼりをちらほら見かけるようになりました。首都圏ではUber Eatsが利用できる店や利用者が多いのですが、沖縄では2020年から利用開始となったため、あまり知られていません。そこで超初心者向け「沖縄のUber Eatsの使い方」を紹介します。
そもそもUber Eatsってどんな会社?
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、アメリカ・サンフランシスコを拠点にしている「ウーバー・テクノロジー」という会社が運営しています。
沖縄では2020年8月からサービスが始まったUber Eatsですが、日本でUber Eatsサービスが始まったのは2016年のことです。
今では世界70ヵ国、450都市以上で利用できるUber Eatsは、単なるフードデリバリーサービスではなく、専用のアプリを使う「オンラインフードデリバリーサービス」であることが最大の特徴といえます。
Uber Eatsの配達員が自転車を多く使っている理由
Uber Eatsの利用者が多い首都圏では、自転車を使う配達員の姿を多く見かけます。
これはUber Eatsの運営会社と関係あります。そもそもUber Eatsの運営会社「ウーバー・テクノロジー」は自転車・自動車の配車ウェブサイトや、自転車・自動車配車アプリを運営・開発する会社です。
そんなウーバー・テクノロジーが、既存の業務にフードデリバリーサービスを組み合わせたのがUber Eatsです。
利用者が多い首都圏では、首都圏特有の交通事情もあるため、バイクよりも機動力を発揮する自転車での配達が多いそうです。
ただし・・・沖縄のように、バイクや車が生活に欠かせない地域では、自転車よりもバイクのほうが所有しているご家庭が多い傾向にあります。
Uber Eatsの仕組みは?
Uber Eatsは専用のアプリを使って、飲食店と配達員(Uber Eatsでは「配達パートナー」と呼ぶ)、利用者の三者をマッチングするフードデリバリーサービスです。
既存の宅配サービスは、注文を受けた飲食店がサービスの一環として行っています。
ですから「利用者が飲食店に注文する → 注文を受けた飲食店が商品を作る → 飲食店のスタッフが配達する」という流れが主流だったんです。
ですが、Uber Eatsを利用する事で、配達員(配達パートナー)が利用者の代わりに、商品を受け取りに行ってくれ、指定した場所に配達してくれる・・・という訳なんです。
Uber Eatsの配達員は、配達パートナーとしてアプリに登録している一般の方で、Uber Eatsからの依頼を受けて、利用者のもとに商品を配達をします。
Uber Eats利用者のメリットは?
Uber Eatsを「注文する側」としてメリットを感じるのは、金額にかかわらず1品から宅配してもらえることです。
最低料金がないので、「人気のタピオカ店のタピオカドリンクが飲みたいけど、子供が小さいから車で買いに行けない」という方でも、Uber Eatsを利用すれば、アプリから注文するだけで、飲みたかったタピオカドリンクが自宅に届きます。
働く側にとってのメリットとは?
Uber Eatsは、「空き時間を使って効率よく働きたい」という人にもメリットがあります。
「配達してくれる人いませんか?」とUber Eatsから連絡があった時に配達の仕事ができる状態なら、依頼を受けることでお金が稼げます。
しかも、週ごとに報酬を受け取れるので、副業としてもおすすめです。
飲食店側にとってのメリットとは?
飲食店では、Uber Eats登録費用だけで簡単に宅配サービスが開始できる点がメリットです。
既存の宅配サービスのように、わざわざ宅配専門スタッフや配達用のバイクを用意する必要がありません。ですから、手軽に宅配サービスが導入できます。
それだけに個人で営業している飲食店や居酒屋などでも、簡単に始められるところは大きな魅力でしょう。
沖縄でUber Eatsを利用した場合の利用料金は?
Uber Eatsは、マッチングアプリを使ったフードデリバリーサービスなので、利用した場合の料金の内訳が3つあります。
Uber Eats料金の内訳は、注文前の支払い予定合計金額で確認できます。
「合計」で表示された金額が支払い料金になるのですが、「合計」の上に表示される内訳は「小計」「サービス料」「配送手数料」の3種類あります。
小計は購入した商品の代金
「小計」は、注文した商品の代金です。
クーポン利用で商品が割引される場合、クーポンで割引された金額が小計に表示されます。
なお、小計が700円未満の場合、少額注文手数料として別途150円かかります。
サービス料はアプリ利用手数料
「サービス料」は、Uber Eatsアプリを利用する際の利用料金です。
サービス料は「小計の10%」と設定されているので、注文内容によって変動します。
配送手数料は配達してくれた方への報酬
「配送手数料」は配達料のことで、登録しているUber Eats配達員の報酬になります。
配送手数料は、お店や配達先までの距離などによって変動します。
【まとめ】沖縄でUber Eats利用者が増えるのはこれからだ!
沖縄でも、2020年8月にようやくUber Eatsのサービスが始まりました。
ただし、2020年11月現在では、サービスエリアは那覇市の新都心エリアやおもろまちエリア、さらに浦添市の南部エリアに限定されているため、登録店・登録配達員・利用者ともに少ないです。
なお、沖縄Uber Eatsは、今後徐々にサービスエリアを広げる予定なので、今のうちに利用方法を確認しておくのがおすすめです。
「手数料を支払ってもいいから、配達してもらいたい!」なんて場面も時にはあるかと思うので、ぜひUber Eatsを利用してみてはいかがでしょうか。
沖縄は自転車保有率ランキングで毎年46~47位になるほど、他県と比べて圧倒的に自転車を所有しているご家庭が少ないんです。
なので、必然的に沖縄のUber Eatsはバイクの配達員が多くなることが予想されます。
ちなみに、配達で利用できるバイクは125cc以下の原動機付自転車と定められているそうです。