安くて入手しやすいニトリのカラーボックスですが、沖縄の気候には適していないかも!?実際に筆者が体験したことや対策などをご紹介します。
沖縄と相性の悪い!?ニトリのカラーボックス
安くて収納力が高い事から、殆どの家に1つはあるであろうカラーボックス。
ホームセンターやディスカウントショップなどでも販売されていますが、県民の多くがニトリで品定めをしている事でしょう。
安いだけでなく、自分が使いやすいようにカスタマイズ出来るのも魅力的で、筆者自身も自宅にニトリのカラーボックス(COLOBO)を4つ所持しています。
そんなニトリのカラボシリーズですが・・・とにかく高温・多湿な環境の沖縄との相性が悪いんです。
湿度の高い時期は特に要注意!!
ニトリのカラボシリーズが、沖縄と相性が悪いとお話しした理由ですが・・・【カビ】です。
元々カラーボックスは、素材の問題や湿度を吸収しやすい事からカビが生えやすいのですが、中でもニトリのカラーボックスは【カビ】が生えやすい!
筆者の自宅は、壁に湿度計を設置し、湿度が高い時期は除湿機を使い湿度を調整するようにしています。
しっかり湿度調整を行っていても、ニトリのカラボは【カビ】が生えてしまいます。
自宅にはニトリ以外のカラーボックスもあるのですが、不思議な事にカビが生えるのは決まってニトリのカラーボックスだけなんです。
今年(2021年)の梅雨は例年よりも長かった事もあり、とにかくニトリ製カラボに悩まされました。
カビが生えているのを発見し、対処しても1週間後にはまた生え始める・・・そんな事が続き、正直うんざりしてしまいました。。
カビが生えてしまった際の対処方法
気休め程度ですが・・・カビが生えた際の対処法をご紹介しておきます。
キッチン用ハイターを水で5~10倍に薄めた【ハイター液】を作り、使い捨て出来る雑巾などでふき取ります。
筆者の場合、この作業を2~3度繰り返して乾燥させています。
以前はアルコール消毒も試してみた
家具のカビはアルコール消毒でも効果があると言われています。
カビの胞子が舞ってしまわないよう、一度濡れた使い捨て雑巾などでカビが生えた場所を拭きとってから、アルコール消毒液を含ませた雑巾でふき取る(もしくはスプレーで吹きかける)ようにしましょう。
薬局などで販売されている無水エタノールを7:3(水:エタノール)の割合で混ぜ合わせると消毒用アルコールを作る事ができます。
沖縄はカビで悩まされることが多い土地なので、食品や調理器具などにも使用できる消毒用アルコールを常備しておくと重宝しますよ!
上記の方法でアルコール消毒を行った事もあるのですが、結局この方法でも条件が揃うと容赦なくニトリのカラボはカビてしまいました。
色々な対処法を試してみたけど…そんな単純な話ではなかった
ハイター液やアルコールで消毒しても、容赦なく生えてくるカビ。
原因は、既にカビ菌がカラーボックスの板に根を張ってしまっている事にあるようです。根っこがある限り、カビは条件さえ整えば生えちゃいます。
カビの根を除去する事は中々難しいので定期的にお手入れをするか、カラーボックスを捨てる以外方法はないと思います。
カビ菌はどこで付着した!?
カビ菌が付着した段階ははっきりとは分かりませんが、
- カラーボックスの製造工場でカビ菌が付着する
- 自宅でカビ菌が付着する
のどちらかが主な原因だと考えられます。
カラーボックスの製造を請け負っている工場の環境が悪いと、製造過程で既にカビ菌が付着し根を張ってしまう事があるようです。(ニトリの売り場は知っていても、どんな工場・どんな環境で家具が作られているのか見た事がある方は殆どいないですよね。)
筆者宅は、毎年ニトリのカラーボックスだけカビが生え、その他のカラーボックスや木製品・布製品にはカビが生えないので・・・申し訳ないのですが工場を疑っています。
同じような事をSNSで書き込んでいる方が結構いらっしゃるので【カラーボックスの中でも特にニトリの製品はカビやすい。。】という事なのだと思います。
ニトリのカラボとかカビやすいって有名らしいけどお店に展示されてる時点でこれだからね😓😓😓 pic.twitter.com/IlGLqs5baw
— あらいもえり (@moeriiiii__1228) July 23, 2020
徹底除菌した後に、有名な防カビ剤を塗布した事もありますが、既にカビ菌が根を張ってしまっている事もあり全く効果はありませんでした。
カビを放置してはいけない理由とは?
カラーボックスにカビが生えているのを見つけてしまったら、すぐに対処するようにしましょう。
カビの胞子を吸い込んでしまうと、肺炎や喘息、アレルギー・鼻炎・皮膚炎などなど・・・・様々な健康被害を引き起こしてしまう可能性があります。
エアコンなどを使う時期には、エアコンの風で部屋中にカビの胞子を広げてしまう可能性もあるので、エアコンを使用する前に必ずカビが生えていないか部屋中を確認してから稼働するようにしましょう。
ニトリのカラボをお子さんのおもちゃ収納などに使っている方も多いのでは?
お子さんに健康被害が及ぶといけないので、カビが生えていないか小まめにチェックをしてみてください。
【まとめ】カラボを買うなら毎年カビのチェックを!
とは言っても、安くてカラーバリエーションも豊富。自分好みにカスタマイズも出来る事から、どうしてもニトリのカラーボックスが使いたいという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、とりあえず梅雨時期は最低でも週1回はカビが生えていないか、全面チェック(裏面も含む)を行うようにしてください。
筆者は今年の梅雨で完全に懲りてしまったので、ニトリのカラーボックス4つを断捨離し、アイリスオーヤマのカラーメタルラックに変更しようと考えています。
安くて錆びに強い!おまけにオシャレなので、カラーボックスのカビが心配な方は、メタルラックも視野に入れてみてくださいね!
今回はニトリのカラーボックスに絞ってお話ししましたが、その他木製品(カラーボックス以外)も要注意との話を聞きます。
今一度、自宅にあるニトリの木製家具のカビチェックを行ってみてください。
上作業を行って、1週間後にカビが生えているのを見つけた日には・・・本当にしんどくなりました。。