Withコロナ時代の今、沖縄県内でも健康志向が高まってきています。そんな沖縄県民に今注目されているのが「石垣島ユーグレナ」です。ユーグレナは世界的に注目されているスーパーフードの1種ですが、その効果だけでなく商品化に至るまでのエピソードも話題となっています。
ユーグレナってどんなスーパーフードなの?
ユーグレナは、太古の昔から現代にいたるまで生き続けている微細海藻「ミドリムシ」から作られるスーパーフードです。
ミドリムシは約5億年前に誕生した昆布およびワカメの仲間で、大きさは0.05mm~0.1mmです。
昆布・わかめ類なので植物に区分されるのですが、体の先端にある鞭毛(べんもう)を使い動くこともできます。そのため植物でありつつ、動物としての性質も持ち合わせています。
ミドリムシは二酸化炭素を酸素に変換し、光合成を繰り返すことで成長します。
名前の由来にもなっている緑色の体色はクロロフィル(葉緑体)を多く含んでいる証で、その他にもユーグレナには全59種の栄養成分が含まれます。
ユーグレナは驚異の吸収率を誇るスーパーフード
世界中にさまざまなスーパーフードが存在しますが、その多くは「植物性」「動物性」の2種類に区分されます。
ユーグレナは先ほどもお話しした通り、微細海藻に区分されるので、種類としては「植物性スーパーフード」となるのですが、ミドリムシには動物としての性質も併せ持っているので、植物性でありつつ動物性でもあるという点が特徴です。
さらにミドリムシは細胞壁がありません。細胞壁は栄養成分の吸収率を鈍らせる性質があるのですが、そもそも細胞壁がないミドリムシを使用しているのがユーグレナです。
そのためユーグレナは「93.1%」という驚異の吸収率を誇ります。
石垣島でユーグレナを製造している「ユーグレナ」ってどんな企業?
スーパーフード「石垣島ユーグレナ」の商品開発・販売を行っているユーグレナ(株式会社ユーグレナ)は、2005年に設立された企業です。
主にユーグレナを含む微細海藻などの研究開発や生産および食品・化粧品などの製造販売を行っています。
またユーグレナなどを使ったバイオ燃料技術の開発や、バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発などにも積極的に取り組んでいるのが特徴です。
国内には11のグループ会社があり、海外にも2つのグループ会社があります。
大量培養に成功したことで商品化が実現した
栄養豊富なミドリムシをスーパーフードとして製品化する研究は長年続けられてきましたが、製品化が実現できるほどの大量培養技術の確立は非常に難しいものでした。
どんな過酷な環境においても柔軟に対応し、太古の昔から現代にいたるまで環境に順応しながら生き続けてきたミドリムシですが、人工的に培養することは難しく、技術開発を始めた2005年頃は1ヶ月作業を続けても培養できるのはわずかに耳かき1杯程度だったのです。さすがにこれだけでは製品化は実現できません。
そこでそれまで「どのようにすれば大量培養ができるのか」という視点から開発を続けていたのを、「ミドリムシしか生存できない環境を作る」という視点に切り替え、培養方法を一から見直します。この発想の転換がきっかけとなり、その後世界初・ミドリムシ大量培養の成功へとつながりました。
その結果、世界初・ミドリムシ大量培養成功につながり、石垣島ユーグレナが製品化できるほどの大量培養技術が確立されたのです。
石垣島ユーグレナに含まれる栄養成分は全部で59種
ユーグレナが数あるスーパーフードの中でも注目されているのは、含有栄養成分の種類が全部で59種あることも理由の1つです。
ユーグレナの栄養成分【ビタミン類】
健康維持に欠かせない栄養成分として有名なビタミン類は、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB12、ナイアシン、ビオチン、葉酸、パントテン酸など13種が含まれています。
ユーグレナの栄養成分【アミノ酸】
たんぱく質の生成に欠かせないアミノ酸も、豊富に含んでいるのがユーグレナです。
全部で19種類のアミノ酸を含んでいるのが特徴で、主なアミノ酸だけでもロイシン、ヒスチジン、メチオニン、イソロイシン、アスパラギン酸などがあります。
ユーグレナの栄養成分【不飽和脂肪酸】
体内では生成されず食事などからしか摂取ができない栄養成分・不飽和脂肪酸は、DHA、EPA、リノール酸、オレイン酸、ドコサテトラエン酸など全12種類を含んでいます。
ユーグレナの栄養成分【ミネラル】
骨や筋肉の健康維持に欠かせない5大栄養成分の1つ・ミネラルも、ユーグレナには全9種類含まれています。
なお主な栄養成分には、カリウム、ナトリウム、カルシウム、リン、鉄、マグネシウムなどがあります。
ユーグレナの栄養成分【その他】
その他の栄養成分としてルテイン、クロロフィル、プトレッシンなど全6種類を含んでいます。
石垣島ユーグレナを使ったおすすめ商品
栄養豊富なスーパーフードとはいえ、健康維持や美容を目的に摂取するのであれば継続することが重要です。
そのためユーグレナでは、粉末タイプ・サプリメントタイプ・パックドリンクタイプなど、さまざまなタイプで商品化しています。
粉末タイプはスーパーフードでも定番のスタイルですが、時間や場所を気にせず摂取ができるサプリメントタイプや子供でも飲みやすいパックドリンクタイプなどもあるので、ライフスタイルに合わせて選べる点は魅力といえるでしょう。
そこでおすすめのユーグレナ商品を3点ご紹介しましょう。
「からだにユーグレナグリーンパウダー」
「からだにユーグレナグリーンパウダー」は、アレンジがしやすい粉末タイプです。
「からだにユーグレナグリーンタブレット」
豊富な栄養成分を含んだユーグレナのサプリメントタイプが「からだにユーグレナグリーンタブレット」です。
「からだにユーグレナフルーツグリーンオレ」
豊富な栄養成分を飲みやすいドリンクパックにしたのが「からだにユーグレナフルーツグリーンオレ」です。
保存料・人工甘味料・合成着色料不使用の安心ドリンクなので、子供も安心して飲めます。
フルーツにはバナナやパイナップルなどが使われていますが、中でも最も使用量が多いのが「りんご」です。
からだにユーグレナ フルーツグリーンオレ カロリーオフ 24本
国産100%使用となっているので安心して飲めますし、甘みだけでなく程よい酸味もあるので、甘さが苦手な人や朝食時の栄養サポートドリンクとしても人気があります。
【番外編】TOMITON内にあるパン屋さんにはユーグレナバゲットがある
沖縄県豊見城市にある豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(とみとん)のリウボウストア内にあるパン屋さんには、ユーグレナを混ぜ込んで焼き上げたバゲットが販売されています。
ガーリックバターが塗られたガーリックユーグレナバゲットなどもあるので、サプリメントや飲み物などは臭いや味が気になるという方はバゲット(パン)からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
色はユーグレナ特有の緑色をしていますが、味や香りは全く気にならず食べやすくて美味しいです。
石垣島ユーグレナで健康生活を始めよう
世界初・ミドリムシ大量培養技術の確立から十余年、ユーグレナは沖縄だけでなく全国各地に愛用者を抱えるほど注目されています。
基本的にユーグレナ公式WEBサイトからの購入となりますが、さまざまな種類がありますから、ライフスタイルに合わせて手軽に健康生活を始めてみてはいかがですか?