沖縄に移住して生活にも慣れてきたら、次の段階として取り組みたいのが「就職」です。移住前に就職先を探すことも可能ですが、移住前の就職活動は情報も少ないため移住後に仕事を探すケースも目立ちます。そんな沖縄移住者が仕事を探すおすすめの方法をご紹介しましょう。
沖縄で仕事を探すには普通免許が必須
筆者も沖縄移住者の一人ですが、移住後に仕事を探す際には本土での仕事探しと大きく異なる点がありました。
まず沖縄で仕事探しをする際に「普通免許」をもっていなければ、それだけで求人の候補が減ります。
本土では公共交通機関として電車とバスがありますが、沖縄の公共交通機関はバスとモノレールのみ(沖縄県内ではタクシーも公共交通機関に含まれます)です。
電車とバスがあれば自宅と勤務先が離れていても通勤に問題はありませんが、沖縄はバスと一部区間を運行しているモノレールしかありませんので、マイカーがなければ勤務先も必然的に自宅の近くで探すことになります。
いざ就職したとしても取引先への移動には社用車が欠かせませんし、事務職であっても外勤の際に社用車を運転することは多いです。
それだけに普通免許がない場合は、面接までこぎつけても不採用となるケースが少なくありません。
仕事探しに便利な求人誌は?
求人誌から仕事探しをする場合は、求人フリーペーパーを活用するのがおすすめです。
求人フリーペーパーは県内のスーパーやコンビニで手軽に入手できますし、媒体も複数あります。
主な求人誌は「Agre(アグレ)」「求人情報ジェイウォーム」「求人ルーキー」です。
いずれの求人誌もWEBサイトがあり、求人誌に掲載されている内容はほぼチェックできます。
沖縄県内のハローワーク所在地は?
求人票を見て仕事探しをしたい場合は、ハローワークを活用するのがおすすめです。
ハローワークは沖縄県内で住民登録をしていれば利用できますから、移住後に仕事を探すのに適しています。
ハローワークは沖縄本島だけでなく離島にもありますので、お住いの場所から近いハローワークに直接足を運べば仕事を紹介してもらうことも可能です。
なおハローワークが行っている面接指導は移住者にとって役立つ情報が多いですし、職業訓練を受けることもできます。
企業の公式サイトのチェックもおすすめ
求人誌やハローワークに求人募集をしていない企業でも、就職のチャンスはあります。
すべての企業が行っているというわけではありませんが、公式サイト上で求人を募集している企業は少なからずあります。
アルバイトやパートの求人であれば大手企業でも定期的に行っていますし、サービス業や飲食業なども公式サイトで求人の募集をしているケースが見られます。
その為、こまめに企業の公式サイトをチェックするのもおすすめですし、気なる企業があれば一度公式サイトをチェックしてみるのもおすすめです。
沖縄移住者におすすめの職種
新型コロナの影響もあり、沖縄県内の求人募集数は例年よりもかなり少ないです。
それでも職種によっては人手不足から定期的に求人募集を行っていることもあります。その中には沖縄移住者であることが採用に有利となる職種も含まれます。
観光サービス業
新型コロナの影響が大きい沖縄の観光サービス業ですが、企業数が多いのも観光サービス業です。
そのため厳しいとはいえ定期的に求人募集が出るのも、観光サービス業といえます。
IT関連
沖縄県内には大手IT企業は少ないですが、ベンチャー企業は数が多く求人募集も定期的にあります。
特に「移住前にIT関連の仕事をしていた」「資格を持っている」などの場合は、沖縄移住者であってもプラス要素になるので積極的にアピールしてみると良いでしょう。
【まとめ】移住後でも地道に探せば仕事は見つかる
移住後の仕事探しは就職が決まるまで不安が続きますが、地道に探せば必ずあなたに合った仕事が見つかります。
大手県内企業の場合はアルバイトやパートから正社員に登用されるケースもありますので、まずはアルバイトやパートから始めてみるのも沖縄移住者の仕事探しではおすすめです。
沖縄には県外企業が多く進出しているので、逆に県外出身であることが強みになる事も多くあります。
せっかく新たに職を探すのであれば、ご自分の興味のある分野に挑戦してみるのもいいかと思いますよ!
沖縄の求人Webサイトの大手3社を上に掲載しておきますので、事前に目を通しておくといいかと思います。