ハワイの象徴とも言えるダイヤモンドヘッド。山頂からからワイキキ全体を見下ろす眺めを求めて毎年沢山の方がハイキングをしています。
ハワイのダイヤモンドヘッドへ行ってみた
トラベルドンキーさんを経由して予約したこちらのツアー。主催会社はBLUE WAVE TOURという会社でした。
ダイヤモンドヘッドから日の出を見るツアーだったので、ピックアップはまだ暗い時間のAM5:05(アラモアナホテルの場合)でした。他のツアーと同様、様々なホテルへと立ち寄り、お客さんをピックアップしていきます。
全員を乗せたあと、いよいよダイヤモンドヘッドへ向かいます。その頃には、空が若干明るくなっています。「間に合うのか!?」なんて不安を抱かずにはいられません。
ダイヤモンドヘッドの看板を曲がり、坂を上って門へと向かいます。ダイヤモンドヘッドは、途中まで車で上り、門を越えたところから徒歩で上っていくコースとなっています。
AM5:40
門まで行かない前のところで車をいったん停車。韓国人ガイドさん「ダイヤモンドヘッドの開門は6時です。それまで時間があるので、いったん停車します。降りる人いますか?」と聞いてきました。辺りは特に眺めがいいわけでもない場所です。なぜここで降りるか聞いてきたのか・・・それ自体が疑問でした。ツアーのお客さんは12人いましたが、誰一人として車を降りませんでした。みんながみんな、なんでここで降りる必要があるのか分からなかったからだと思います。10分後、その理由が判明します。
韓国人ガイドさん「日が出ましたよ。」ツアー客全員「!?!?」一瞬、意味が分かりませんでした。窓の外を見てみると、山の上から日が出てる!!!!
みんながみんな、山頂で日の出を見るつもりで来たと思います。
既に出てしまった日をバックに、ツアー客は個々で写真を撮影をしていました。車から降りて1~2分で、韓国人ガイドさんに車に戻るように言われました。
その後、ダイヤモンドヘッドの門が開門。ダイヤモンドヘッドのゲートをくぐり、駐車場に到着。そこで、車から降り、1時間30分後に集合という事を告げられます。
ダイヤモンドヘッドから日の出を見るためにツアーに参加した方にとっては、この時点で楽しみが半減した状態で登山が開始します。始めからダイヤモンドヘッドの登頂を目的としていれば問題ないかと思いますが、今までの状況(日の出を見逃したり、韓国人ガイドさんが不機嫌だったり)でツアーのお客さんは、テンションがダダ下がりです。「どうするー?日ぃ出ちゃったけど登るのー?」なんて声も聞こえました・・・。
ミッチェルとジェシカは、せっかくなんで登る事にしました。
片道30分と聞いていたので、ハイキング感覚でとらえていましたが、結構道が凸凹していて上りづらく意外にハード。私たちの前で歩いているおばさまも、ハイキング感覚でとらえていたのか、ヒールが7センチほどあるサンダルで来ていました。「さすがにそれはないだろ!」と突っ込みたくなるくらい、足元が危なっかしくてヒヤヒヤしました。
ダイヤモンドヘッド山頂までの光景はこのような感じです。
写真を見て分かるとおり、人・・・人・・・・・人です!疲れたから少し歩くペースを遅めようか!なんて事は出来ません。ペースを乱さないように、周りの速度に合わせて上っていきます。途中、お年寄りが疲れて立ち止まっていた所は、流れが悪くなり渋滞のようなことが起こっていました。いくら30分程度の登山だといっても、「ダイヤモンドヘッドに上るぞ!」と決めたのならば、階段の上り下りやウォーキングなどである程度の筋力をつけておかないと途中で苦しくなってくると思います。
ダイヤモンドヘッド山頂まで所々に写真撮影のスポットがあります
写真撮影スポットが頂上だと勘違いしている方もいましたので注意しましょう!真っ暗なトンネルを抜けると、突き当たります。右側に行くと少しキツめのコースになっていると聞いたので、みんなの後を追って左側へ曲がりました。左へ曲がると心臓破りの階段が・・・。
山頂には展望台がありますが、写真撮影の列が出来ます。
集合時間まで時間が無い方は、早目に上って展望台で写真を写すか、展望台付近で適当に写真を撮るか、どちらかにしましょう。
山頂で写真を撮った後は、来た道を戻ります。下りは下りで、足元が不安定なので、足に力が入り、登りの時とは違う大変さがありました。
30分かけて、ふもとまで戻ってきました。ダイヤモンドヘッドの看板の前で写真を撮ったり、山の前でジャンプ写真を撮ってみたりと、それぞれの時間を過ごします。
私たちは、ダイヤモンドヘッドの後にハウツリーラナイの朝食付きのツアーに参加していたので、集合時間にバスにピックアップしてもらい、ニューオータニカイマナビーチホテル内にあるハウツリーラナイで朝食を頂きました。
冬は日が昇るのが遅い為、ダイヤモンドヘッドが開門して、山頂からしっかりと日の出を見る事が出来るそうです。夏場は、日が空けるのが早く、開門前に日が昇ってしまうため、ダイヤモンドヘッドの門へ行く前の路上で日の出を見る事になるようです。
だったら…ちゃんと説明してくれよ、韓国人ガイドさん!!!!という感じのツアーでした。ダイヤモンドヘッドから綺麗な日の出を見たい方は、冬に行くことをオススメします!!!!
ダイヤモンドヘッドまでの行き方
ダイヤモンドヘッドまではTheBusで行くか各種オプショナルツアーに参加して行くことになります。
TheBusでの行き方
ワイキキビーチ周辺からダイヤモンドヘッドまでTheBusで行く場合は約15分程で到着します。以下のマップはホテルが密集しているワイキキビーチ周辺、ハイアットリージェンシーワイキキビーチリゾートアンドスパからTheBusでダイヤモンドヘッドまで行くルートですが、付近にはバス停がいくつか点在していますので、お近くのバス停から乗りましょう。
バスで行く場合はダイヤモンドヘッド周辺のバス停で降りる事になります。バス停からダイヤモンドヘッドの料金所まで歩かなくてはいけません。注意点としては道中トンネルを歩くのですが、そのトンネルの歩道がひと一人通れるくらいの幅しかなく、危険ですので、小さなお子さんを連れているかたは注意しましょう。以下のマップはバス停から料金所までのルートです。
オプショナルツアーで行く場合
今回ミッチェルとジェシカはオプショナルツアーで参加しました。ダイヤモンドヘッドまでは早朝に登る方が多いかと思いますが、早朝から土地勘のない場所でバス停を探したり朝食をどうするか考えたりするよりはツアーで参加してしまったほうが気が楽です。ツアーだと、登山後の朝食がセットになっていたり、TheBusではいけない料金所付近まで連れて行ってくれます。中にはガイドさんが頂上まで一緒で日本語で案内してくれるツアーもあります。また、オプショナルツアーによっては、登頂証明書を発行してくれるものもありますので、登頂証明書を記念に残しておきたいと考えている方は、登頂証明書込みのツアーをチョイスしましょう!
ダイヤモンドヘッドへオプショナルツアーで行く
基本情報
- 営業時間
- 6:00-18:00 ※最終入山は16時30分
- 定休日
- 無休
- TEL
- +1 808-587-0300
- 住所
- Off Diamond Head Road Between Makapuu Avenue and 18th Avenue
- 公式ホームページ
- http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/
- クレジットカードの利用
- 利用不可
- 入場料
- 一人$1
- 駐車場
- 有料専用駐車場あり。個人利用の場合は1台$5、商用車の場合はバン:1台$10/ミニバス:1台$20/バス:1台$40
- Wi-Fi
- 利用不可
- 日本語スタッフ
- いません
ダイヤモンドヘッドまでのルート
現在地からダイヤモンドヘッドまでルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。
ホノルル国際空港から車で行く場合
ホノルル国際空港からダイヤモンドヘッドまで18.8km、車で約21分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。
近くのホテルや飲食店
近く(5.0km圏内)にあるホテル
- ハイアットプレイスワイキキビーチ
- ダイヤモンドヘッドからハイアットプレイスワイキキビーチまでの距離約3.9km
- アストンワイキキビーチタワー
- ダイヤモンドヘッドからアストンワイキキビーチタワーまでの距離約4.7km
- アストン・ワイキキ・サンセット
- ダイヤモンドヘッドからアストン・ワイキキ・サンセットまでの距離約3.8km
- ヒルトンワイキキビーチ
- ダイヤモンドヘッドからヒルトンワイキキビーチまでの距離約3.9km
近く(5km圏内)にある飲食店
- KCCファーマーズマーケット
- ダイヤモンドヘッドからKCCファーマーズマーケットまでの距離約1.1km
- ハウツリーラナイ
- ダイヤモンドヘッドからハウツリーラナイまでの距離約4.7km
- ダイヤモンドヘッドマーケット&グリル
- ダイヤモンドヘッドからダイヤモンドヘッドマーケット&グリルまでの距離約2.3km
- Bogart’s Cafe
- ダイヤモンドヘッドからBogart’s Cafeまでの距離約2.4km
- Banán
- ダイヤモンドヘッドからBanánまでの距離約2.1km
ダイヤモンドヘッドの門まで行かない、普通の路上、しかも車内で日の出を見せられてしまいました。急いで車の扉を開けて、続々と降りるツアー客たち。それに対し、韓国人ガイドさんが一言・・・「降りるかと聞いたときには、誰も降りなかったのに。。」と若干キレ気味。何故かご機嫌ななめの様子でした。正直、こっちの方がキレたい気分です(笑)なぜ「ここで日の出を見ます!降りましょう!」と言わなかったのか。。。