siroca(シロカ株式会社)さんが販売しているコーヒーメーカー「SC-A121」を購入して使ってみました!使って見て分かったいい点・不便だった点をレビューしましたので、購入を考えている方は参考にしてみてくださいね!
sirocaの全自動コーヒーメーカーを使ってみた!
本当にごはんを食べずコーヒーばかり飲む、三度の飯よりコーヒー好きなわたくしエミリーと、夫・カイル。このたびネットを徘徊していたら“2016最新家電”の中にあったsiroca(シロカ)の全自動コーヒーメーカーを発見。
「これは…!!」と思い、ポチッとしてみたのでレビューしようと思います。
sirocaの全自動コーヒーメーカー「SC-A121」
siroca(シロカ株式会社)という会社は、家具・家電・日用雑貨などを製造・販売している会社。その中でもモノトーンでスタイリッシュな家電製品が人気のようで、今回のコーヒーメーカーに私もつかまってしまった次第です。
実は、sirocaのコーヒーメーカーとはいっても数種類あるようで、全自動式はどれも形は同じなのですが…
- 蒸らし機能の有無
- サーバーの違い(ガラスサーバー、ステンレスサーバー)
- 豆を挽くミルの段階が細かく設定できるか(1杯用、2杯用、3杯用など)
- カラーバリエーション
という点で、違いがあるようです。コーヒー大好き夫婦の我が家では…
どうせなら一番新しいのにしようよ・・・かっこいいブラックがいいな!
…ということで、真っ黒ボディの最新機種・SC-A121の「タングステンブラック」を注文しました。
これまではコストと手間を考えて、コーヒー大好き夫婦にもかかわらずインスタントだった我が家。とにかく期待感が膨らみます。
SC-A121が届いた!レビューします!!
さっそく届きました~!楽しみ~♪
豆から挽いて、蒸らしてドリップ…お店のような本格的なコーヒーがいただけるという期待が高まります!
さてさて、さっそく開封してみると…
ブラックにして正解!ツヤのあるブラックでとってもかっこいいですし、スタイリッシュ。キッチンのテーブルがブラックなのでピッタリでした!
セットを広げてみると、こんなかんじです。
コーヒー豆から挽いていただくことができるヒミツ…それはこのミル付きバスケットにあります!
このミル付きバスケットの中にコーヒー豆を入れて、中についているカッターで豆を中細挽きにしてくれるということです。
さて、さっそくコーヒーを入れてみます♪まずはふたを外して、コーヒー豆をミル付きバスケットの中に入れていきます。付属のスプーンを使って豆や粉を入れていくのですが、スプーンはこんな感じ。
杯数に応じて豆や粉を計って入れていきます。豆を入れたらふたを閉め、バスケットの右側にある小さな穴と、ふたの給水管を合わせてセットします。
次は、本体の右側面にある給水タンクからお水を入れていきます。給水メモリが書いてあるので、そこに合わせてお水を投入。メモリの種類は以下の通りです。
- ホット : ホットコーヒーを作る際の目盛り
- マグカップ : マグカップにコーヒーを作る際の目盛り
- アイス : アイスコーヒーを作る際の目盛り
給水口が小さいので勢いよくお水を入れてしまうと、あふれますので注意!後日、朝起きたときの寝ぼけ眼で何度かこぼしてしまいました…(汗)
ふたをして、あとはコーヒーサーバーをセットして…これで準備完了です!
ここで本体の電源プラグをコンセントに差し込み、きちんとセットができていると「ピッ」という音が鳴ってスタートボタンが一瞬光ります。音が鳴らないとふたが閉じていなかったり、ミル付きバスケットがきちんとセットできていないなどが考えられますよ!
コーヒー豆を挽いてコーヒーを入れてみた!
本体にあるモード切り替えスイッチをカチカチ回して調節します。今回はホットコーヒーを2杯分入れてみますので、「2」というところにダイヤルを合わせます。
ダイヤルを合わせたら青く光っているスタートボタンを押します。
ピッ…ガリガリガリガリーーー!!!
おぉ、かなり大きな音です。そりゃこんなコンパクトなマシンの中で硬いコーヒー豆を粉々にしているのですから、パワフルな音がするのは当然ですが…。朝びっくりして飛び起きるかもというくらいの音です…。
2杯分のコーヒー豆を入れて20秒、音がぴたっと止んでドリップする作業に入ります。音が止まってからゴポゴポゴポ…と水が温められていき、その後30秒ほど動きが止まります。
コーヒーの豆や粉には油分が含まれているので、いきなりお湯が加えられてもじゅうぶんにうまみや味が抽出されないそう。なので、まずは挽いたコーヒーを蒸らしてなじませてから、ドリップしていくそうです。
そしてコポコポ…と心地よい音が。このあたりから、だんだんとコーヒーの香りがし始めてきてふたりでニンマリ。抽出が終わってしばらくすると「ピッ」という音がして、それまでピカピカと点滅していたスタートボタンが点灯します。
これが「コーヒーができたよ!」という合図です。
ちなみに、抽出されたコーヒーは終了から30分間、自動的に保温されるそうです。でもあまり温められると、せっかくのコーヒーの香りが飛んでしまうのですぐに飲んじゃいましょう!さあ、ホット2杯分のコーヒーができました!
こちら、お分かりいただけるでしょうか…?
うっすらとコーヒーの表面に、豆に含まれている油分が浮いています。紙タイプのコーヒーフィルターだとこの油分はフィルターにキャッチされますが、メッシュフィルターなので油分はもちろん、コーヒー豆のうまみがしっかりと抽出されるんです!
…おぉ、うまい!
インスタントとぜんっぜん違う…(感動)
鼻から抜ける香りが全然違う、喫茶店で飲んでいるコーヒーみたい!
あまり表現がうまくないわたくしエミリーですが、やっぱりインスタントコーヒーとはわけが違います。さらに次はアイスコーヒーを作ってみたのですが・・・すると、ちょっと違いが。
こっちも香りが良い!
うん、おいしい!けどさっきより酸味が強いね?
そうだね、モカかキリマンジャロの豆使ったでしょ?
…ということなので使った豆の袋を見てみると、確かにモカでした。アイスコーヒーをつくるときには、コーヒー豆や粉は「深煎り」のものを使った方が良いと説明書に書いてあります。
ただ、深煎りの場合は豆が硬いぶんもろく、ミルで豆を挽くとより粉々になりやすくなるそうです。なので油分がより多く出やすい、コーヒーの中に粉が混ざりやすくなるということもあるので、自分の舌に合った豆選びをする必要がありそうです。
私はモカをアイスコーヒーにしたときに酸味が強くて、ミルクを入れちゃいました。
こんな感じで、粉が残っています。これからいろいろな豆や粉を試してみようと思います!ひとつ買い物にいく楽しみができました♪
使い終わったあとは、一回ずつお手入れをしなくてはなりません。超ズボラな私にとっては最初は面倒でしたが、ミル付きバスケットやふたも丸洗いすることができるのですぐに慣れます!
メッシュフィルターなどに思った以上に油分がついているので、水洗いだけではベタベタするのが驚き。コーヒーにあれだけ油分が浮いているのも納得できました。
ちなみに、挽き終わった豆はこんな惨状に・・・(笑)本体のふた部分についているフィルターも外して洗うことができますよ!
こういう機械はお手入れが大変…というイメージがあったので、簡単で清潔に保てるというのは高ポイント!おいしく、手入れも簡単で大満足の結果でした!
今回のコーヒーメーカーについてのまとめ
siroca「SC-A121」を使用してみて分かった良かった点と不便だった点を書き出してみました!購入の予定がある方は参考にしてみてくださいね!
siroca「SC-A121」の良かった点
- なんといっても香りが良い!
- 引きたての美味しいコーヒーが飲める
- 豆本来の味、油分に含まれるうまみやコクも味わえる
- お手入れが簡単!
- コンパクトでおしゃれ!
- お店でコーヒーを飲むことを考えるとコスパが良い!
- ペーパーフィルターがいらないのでコストがかからない!
siroca「SC-A121」の不便だった点
- 給水タンクの口が狭いので慣れるまで水がいれにくい
- 豆を挽く音がかなり大きい
- 自分好みの豆や粉選びをしないと理想のコーヒーが飲めない
- フィルターに粉がびっしりとついているので、ぺーパーフィルターと違ってお手入れのときに洗い流さなくてはならない
というところでしょうか。
豆を挽く音に関しては、個人的な感想としては20秒とはいえ掃除機並み。朝夫を起こす良いアラームになりました!(笑)もちろん豆ではなく粉の場合には粉々にする必要がないので、静か~にドリップが始まります。
粉でも豆でも、なんといってもたまらないのはこの香り!
家じゅうがとっても香ばしくて芳醇なコーヒーの香りにつつまれて、なんともいえない幸せな朝を迎えることができます。このおかげで、ふたりとも朝少し早く起きてゆっくりする時間をとるようになりました。
あまりに香りが良くて、お昼に飲んだコーヒーの香りが残っていて…
ただいま~!・・・さっきコーヒー飲んだ?
さっき?お昼に飲んだよ!?
そうなんだ!コーヒーの香りがするから…。
ということが・・・。
siroca「SC-A121」を購入してから夫婦で出かけると豆選びをする楽しみが増えました。ちなみに、sirocaではUCCとコラボしたオリジナルブレンド(豆)が販売されています!
どの豆にしたらよいのか…と迷っている方は、コーヒーメーカーと一緒に購入してチャレンジしてみてはいかがでしょうか!(ウチも後日試してみようと思います!)
全自動コーヒーメーカー SC-A121TB
今回レビューした商品は楽天で購入したのですが、Amazonで購入すると特別セットとして交換用のフィルターが付属します。ブラック色は2016年9月3日に発売された新色の商品で、SC-A121SSの後継機種にあたり、違いは4段階の豆モードで杯数に応じた最適な中細挽きを自動で行う事ができます。
どの型番のにする?