沖縄のクリスマスディナー｢ベルデマール｣のレビュー

沖縄のクリスマスディナー｢ベルデマール｣のレビュー

ベルマールはホテル日航アリビラ内にあります。ホテル日航アリビラのレビューはこちらをご覧下さい

予約していた18:00に１階奥にある「ベルデマール」へ行きました。お店は以下ような感じです。

インテリアがとてもオシャレです。

席に着くと、まずウェルカムカクテルが出てきました。

ノンアルコールのハイビスカスカクテルです。とても美味しかったです。

その後、２時間のクリスマスディナーがスタート。

七面鳥のリエット　タンカンジュレ飾り

七面鳥を使ったむね肉、木苺のソース、七面鳥をペースト状にしたものをタンカンジュレでコーティングしたもの、トーストに付けて食べるようオススメされました。胸肉は、ハムに近い感じでした。胸肉なのでパサパサしているかと思いましたが、そういう感じは一切ありませんでした。

タンカンジュレでコーティングされているものは、少し匂いとクセがあり、好き嫌いが分かれそうな感じです。レバーペーストのような感じでした。

トリュフリゾット　フォアグラとともに

トリュフとマッシュルームのリゾットで、まわりにマデラソースがかけられていました。 これがとにかく美味しい！！マッシュルームの香りが口いっぱいに広がります。フォアグラも表面はパリッと仕上げられており、食感がとても面白かったです。

コンソメスープ　グジェールを添えて

西洋ネギと金箔が入ったコンソメスープが出てきました。クジュール(チーズパイ)にチェダーチーズをのせたものを、スープに浸して食べるよう説明を受け、あっさりとした飲みやすいコンソメスープでした。西洋ネギは、日本のネギに比べると少し固めな感じでした。クジュールとチェダーチーズをくっ付けていたのは、ローズマリーなのかな？スープに浸した後、スープの味がほんのりとローズマリーの香りがしました。

パン

スープの途中にパンが到着しました。 パンもひと手間飾り付けをするだけで、こんなにもオシャレに見えるのかと本当に関心させられました。

オマール海老と鮑(あわび)の軽いブレゼ　紫蘇の香り

海老の身は驚くほどプリプリでした。鮑もやわらかく、素材の味を生かしたような味付けでした。ソースがかかっていると説明を受けましたが、ソースの味が一切なく、すべて素材そのものの味を楽しむという感じでした。ソースのかけ忘れか…、素材の味を楽しむための超薄味なのかは、わかりません。。。ツリーの形のチーズの下には、海老味噌がたっぷりと詰まっていたので、海老味噌をたっぷりつけてたべました。

オレンジソルベ　聖夜の灯火

濃厚なオレンジアイスの下には、小さくカットされたパイナップルとグレープフルーツがあり、アイスと一緒に食べると甘味の中にほんのり苦味や甘さが混ざり、とてもバランスの取れた味でした。お口直しにもってこいのメニューでした。

メインディッシュは、せっかくなので２種類注文しシェアしました。

１つ目「鹿肉を二種の調理法でグランヴヌール風」

鹿肉は固くてパサパサしているイメージだと、勝手なイメージをしていたのですが、実際は柔らかく、脂身が少なく、あっさりとした感じのお肉でした。一つは、ステーキのような味付けがされており、もう一方はスモークのような香りが楽しめるものでした。追加料金なしの、こちらの方が二種の味を楽しめるのでいいなと思いました。どちらも美味しかったです♪

２つ目「和牛のステーキ　マデラソース」追加料金　＋1540円

この日の和牛は前沢牛でした。 もちろんお肉は柔らかくて美味しかったのですが…せっかく沖縄の食材を色々なところで使っていたので、前沢牛ではなくて、もとぶ牛や石垣牛であれば、もっと良かったなと思いました。味も、正直もとぶ牛の方が美味しいと思いました。（沖縄県民だからいうわけではありませんよ）もとぶ牛は、牛の油の味も甘味があり美味しいんです。

もとぶ牛に関する記事はコチラから↓

オクマ：http://www.traveler-map.com/okinawa/hotel/okuma.html

ブセナ：http://www.traveler-map.com/okinawa/hotel/busenaryutan.html

パティシエからのプレゼント　クリスマスのリースを添えて

ピスタチオの生地の上にチョコレートムースがのっており、その上にラズベリーのソースがのっています。更に上にはベリーのアイスがのっており、ビター系のチョコレートムースが、甘すぎにならないよういい感じに調節されていて良かったです。

パッションフルーツマカロンとライチトリュフ　ベルガモットのパート・ド・フリュイ添え

パッションフルーツマカロンは、パッションフルーツというよりもミルク感が強かったです。ライチトリュフは、ほぼミルクチョコレート。激甘です。女性でも甘いと感じましたが、男性のミッチェルは甘すぎて食べられないと言っていました。ベルガモットのパート・ド・フリュイ添えは、寒天ゼリーの砂糖コーティングのようになっており、これも凄い甘かったです。ほんのりとベルガモットの香り。。。甘いものだらけで凄いダメージでした。上の「パティシエからのプレゼント　クリスマスのリースを添えて」までで、ちょうどいいかもしれません。

食後にコーヒー（または紅茶）が出てきます。ホットの場合は、ミルクまで温めて出してきてくれます。ちょっとした気遣いですが、それがとても嬉しかったです。

すべての料理を食べ終えるまでに約二時間かかりました。すべての料理がとても美味しく満足のいくものでした。特に「トリュフリゾット　フォアグラとともに」が今まで食べてきた全てのものの中でも上位に入るほど美味しいものでした。これだけ丼ぶり１杯食べたいくらいです。

今度はクリスマスディナーではなく、通常メニューを食べに来たいと思わせてくれるお店でした。