グアムでパガットケーブツアーに参加してみた
グアムでパガットケーブツアーに参加してみた
今回の9泊10日グアムの旅の8日目はパガットケーブツアーに行ってみました。
パガットケーブツアーは色々な業者さんがツアーを組んでやっていますが、今回は値段もリーズナブルでプランも多数あったフロンティアツアーを選択しました。ミッチェルがツアーを組む時につかっているAlan1.netにはパガットケーブツアーはありませんでした。
予約はフロンティアのサイトからメールを送って予約をしました。フロンティアのサイトはかなり古い感じがしますがちゃんと運営してますし、グアム観光政府のホームページでも紹介されている有名なツアーです。
最終的に今回のツアー業者を選んで正解でした。フロンティアツアーのオーナーである日本人の安部さんが案内してくれるとの事でしたが、安部さんは急用が入ったとの事で現地の方がいらっしゃいました。日本語は話せない方でしたが、ゆっくり簡単な英語をジェスチャーを付けて話してくるので、問題ありませんでしたし、とても良い方でした。
ツアーは森の中なので、トイレが無いのでトイレ入るなら今しかないよと言われるので、トイレに行っておいたほうがいいと思います。現地でトイレがしたくなったら野○ソか野○ヨンになります。ミッチェルがトイレにいっている間にジェシカは、ガイドさんとお話をしていました。いや、正しく言えば英語を一生懸命解釈するべくお話を必死に聞いていた・・・という感じです。「今現在、グアムには100%生粋のチャモロ人はいない。グアムは、スペインの植民地になっていた時代や日本が占領していた時代などがあり、色んな民族が増え掛け合わされていった結果、100%ピュアなチャモロ人がいなくなった。私は、チャモロ人だけどスパニッシュの血も入っているんだよ」と話していました。ガイドさんの見た目はスペイン人のような感じだったので、お話を聞いて納得できました。
車に乗ってまずはお昼ご飯のおにぎりを買いにコンビニエンスストア大阪へと向かいます。ここでのおにぎり代は支払う代金に含まれているので、お金を支払う必要は無く、一人2個のおにぎりを選びます。ツナ、梅、こんぶ、シャケなどがありますが、ツナはマヨネーズを使用している為、時間が経つと腐ってしまう可能性があるので選ばないように言われます。
おにぎりを購入後、パガットツアーの現地に向かいます。コンビニエンスストア大阪からだいたい15~20分位のところにあります。今回、ミッチェルはリュックサックのレンタル(無料)をお願いしていました。スタート地点に到着するとお願いしていたリュックサックとおやつとゴーグルを渡されますので、すべてリュックに詰めます。この時、水に濡れるとマズイものは置いていきますが、車内に貴重品を置いていくと盗まれる場合があるので、最初から貴重品は持たずにお金もツアーの代金のみを持ち、必要最低限で参加しましょう。
胸から下は完全に濡れるので、濡れていも良い靴、ズボン、上着を着ていきましょう。蚊が結構いますが、歩きっぱなしなので虫除けスプレーをすれば刺される事はほとんどないと思います。ガイドさんが、救急箱や虫除けスプレーを持っているので日本から虫除けスプレーを持参する必要はありませんが、日本の虫除けスプレーの方が効果が高いそうなので噛まれやすい体質の方は日本から持参する方がいいかと思います。
スタート地点は道路の横にある林で、足を踏み入れるとすぐにジャングルです。最初は平な山道で、歩きながら色々な植物やチャモロ人の生活について説明してくれます。今回は運よく野ブタを見る事ができ、「ラッキーだね」とツアーの方も言っていました。山には野生のブタの他に、シカ、ヤシガニ、水牛などもいるそうですが、今回は見る事が出来ませんでした。
平な山道を進むと道が険しくなり、サンゴの岩がゴロゴロした道を下って行きます。その間、色々な植物の紹介やグアムのジャングルに28年間、潜伏していた旧日本陸軍軍曹「横井庄一さん」のサバイバルのお話や横井さんのサバイバル術の説明を受けながら進んで行きます。だいたい20分~30位歩くと洞窟の入口に到着します。パガットケーブ内は、深いところがあるので、泳ぎが苦手な方は洞窟内に入る前にライフジャケットを借りましょう。(無料)洞窟内は真っ暗なので、ライトで照らしながら歩きます。そして、冷たい水が胸あたりまで浸かってきますので、最初は「冷たッ!!」って感じですが、すぐに慣れます。そしてしばらく進むと洞窟がひらけた場所に到着します。そこがパガットケーブと言われているところです。
水中には小さなエビやカニがいるので、探してみてください。観光雑誌ではこのパガットケーブの水中にライトをあてながら撮影しているので、洞窟内がブルーの明かりに包まれて神秘的に見えていますが、実際は真っ暗で自分でライトを照らして泳ぎます。洞窟内には、ここをくぐるとハッピーになれるという小さな穴が空いています。興味がある方は潜ってハッピーをゲットしてください。
洞窟でシュノーケルを堪能した後は洞窟を出てゴツゴツした岩場をさらに奥へ20~30分歩きます。すると絶景の海へ到着します。断崖絶壁の海。波しぶき。世界一深いと言われているマリアナ海溝を見ながら昼食タイムです。
コンビニエンスストア大阪で買ったおにぎりやおやつを食べて景色を楽しみます。そして今回、ツアーの方が特別にココナッツを用意してくれていて、その場でココナッツに穴を空けて中のココナッツジュースを飲み、さらに中に入っているココナッツの身をスプーンですくってそれをワサビ醤油に付けて、ココナッツの刺身として食べさせてくれました。とても美味しかったです。味は高級なアワビを食べているような感じです。
今回ココナッツを用意してくれましたが、毎回あるわけではありません。ツアーの方が日本人のはずだったのに日本人の人がこれなくなったというのと、ツアーの方が運よくココナッツを手に入れる事が出来たから食べる事が出来ました。
食事を終えると今度は帰る訳ですが、来る時は下りだったのでそこまで辛くなかったのですが、帰りはほとんど上りで体力を消耗します。しかし、疲れたなと思った丁度いい時に休憩を挟んでくれます。さらに休憩中にちょっとしたサプライズも。サプライズがあるかないかは、ガイドさん次第だと思いますが、今回は梨をむいてきてくれており、暑さと疲れで体力を消耗していたミッチェルにはありがたいサプライズでした。帰りは約40分~1時間かけて帰ります。出口に到着すると、最後のサプライズでペプシを一人一本頂きました。(ペプシのサプライズは必ずあるそうです。)
帰りはホテルまで送ってくれるのですが、帰り道でもガイドさんが「ウェンディーズのドライブスルーでアイスを食べないか?おごるよ!バニラとチョコ、どっちがいい?」と言ってくれました。本当にフレンドリーでいい人です。梨をたんまり食べてペプシを飲んだ直後だったので、お腹がいっぱいで食べれそうになかったので今回は遠慮しました。
今回、ツアーガイドの方が変更になってしまった事と、ツアーに参加しているのがミッチェル&ジェシカの二人だけだったという事で好待遇だったのかもしれません。こういうラッキーやアンラッキーも参加してみなければ味わえない旅行の醍醐味ですよね。ホテルに戻ってきたのは14時頃で、約5時間の冒険となりました。
パガットケーブツアーの参加は、今回本当に悩みました。なぜなら、まず沖縄には山がない為登山などの経験が全くなかったからです。ですが、参加して本当に良かったと感じています。今回はたまたま日本語が通じる方ではなかったのですが、とてもいい人で、英語が話せなくてもなんとかなります。今回の記事では書いていないサプライズもあるかもしれませんので、是非参加してみてください。参加してみて思った事は2時間以上のウォーキングを余裕で出来る体力がないと結構大変だと思います。後、筋肉痛になってしまうと歩き回れないので、ツアーの最終日あたりに持ってきた方が無難だと思います。高所恐怖症の方、閉所恐怖症の方、虫を見るのも嫌という方は参加を控えたほうがいいかもしれませんね。
※下の動画はパガットケーブツアーを撮影したものです。参加する予定のある方にとっては一度見てしまうと感動が多少薄れるかもしれないので、見ないほういいのかもしれません・・・。