ハワイのBLTステーキへ行ってみた

今回のハワイ12泊１4日の旅の8日目はBLTステーキでディナー。トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ・ビーチウォーク1階に位置するBLTステーキ。

フランスとアメリカをミックスさせた料理を提供しており、どれも斬新でとても人気です。ステーキだけでなく、シーフードやワイン、デザートも楽しめます。日本でも人気が高く、観光雑誌や口コミサイトなどでも多く取り上げられていたので、グルヤクさんで予約をし、お店へ行きました。お店の受付には、日本語が話せる方がいたので助かりました。いざ店内へ入ると、８割が日本人！「日本人に、めちゃくちゃ人気のお店なんだなー」と感じながら着席。落ち着いた雰囲気の店内は、キッチン部分がガラス張りになっており、シェフたちの様子を見る事が出来ます。

日本語のメニューがあります。

今回は、「ロブスターコブサラダ」「フィレステーキ」「スカート」「ライス」を注文しました。まずは、突き出し（お通し）が出てきます。

パン＆レバーペースト

レバーの臭みは全くありません。ですが、舌触りでレバーという事が分かるので、レバーが苦手な方は食べられないかもしれません。少し塩分が強く、塩っ辛いので少しだけつけて食べましょう！

ポップオーバー

突き出し（お通し）はレバーペーストだけだと思っていましたが、巨大なパンのようなもの「Ｐｏｐｏｖｅｒ（ポップオーバー）」が出てきました。

無塩バターとＰｏｐｏｖｅｒ（ポップオーバー）のレシピ、塩が一緒に出てきます。バター、塩をお好みでつけて食べましょう！これだけ突き出し（お通し）が出てくると、メインのお肉に辿り着くまでに満腹になってしまいますので、セーブしながら食べましょう！

ロブスターコブサラダ　＄29

カリカリのパンと、レバーペーストです。

サラダの部分は普通の変わりないシーザーサラダです。ですが、その上にのっているロブスターがレモンとバターで味が付けられており、プリプリでとても美味しかったです。大きい身が２つと、小さい身が２つの計４切れしかロブスターが入っていないので、あっという間に通常のシーザーサラダになってしまう事が残念でした。ですが、なかなか贅沢なサラダでした。

フィレステーキ 8オンス　＄45

カリカリのパンと、レバーペーストです。

フィレ肉なのに、硬くて驚きました。味も思いっきり塩が振られており、塩っ辛かったです。期待しすぎていたせいか、正直…全然美味しくありませんでした。今回ハワイで食べたステーキの中でも最下位です。家の近くのスーパーで安いステーキ肉を買って焼いて食べた方がよっぽど美味しいと思いました。いいお値段だっただけに、かなりガッカリしました。結局残してしまい、店員さんにテイクアウトを進められましたが、持って帰っても食べそうになかったので断って帰りました。

スカート（サガリ）10オンス　＄52

めちゃくちゃ味が濃いです！！ご飯が進むという域を超えています。肉が柔らかくて美味しいだけに、本当にもったいないです。お肉と一緒にクルトンのようなものと、ネギがのっています。クルトンは、油を思いっきり吸っているので、食べてしまうと胃がもたれてしまいます。あのクルトンはお肉と一緒に食べるものだったのか、油を吸わせるためだけに置かれているものなのか・・・英語が分からない私たちには、お肉＋ネギ＋クルトンといった顔触れは、謎のコラボレーションでした。。こちらも残してしまいましたが、テイクアウトはお断りしました。。

基本的に、全て味が濃いめで塩分が高めです。私たちは、沖縄に住んでいるので味は基本的に濃いめを好みます。そんな濃い味派の私たちが「濃い！塩っ辛い！」と感じるという事は、結構な濃い味だという事です。決して薄味派の意見ではありません。薄味派の方が食べると、私たちよりももっと濃く感じるかと思います。

両隣の日本人の方達は「美味しい」と言って食べていました。あまりステーキを食べていなかったり、ハワイやグアムに来た時だけステーキ店に行くという方なら、このくらい硬いお肉は「ＴＨＥ・肉！」という感じで、これが普通だと感じるのかもしれません。

海外・国内問わず、様々なステーキ店を食べ歩いている方であれば、もしかすると口に合わないかと思います。正直、このレベルのステーキで、この金額はあり得ないと思います。国内であれば、この金額でいいレベルの最高のお肉を味わえると思います。

同じくらいの金額を出すのであれば、こちらのお店よりもウルフギャングステーキハウスをオススメします。ウルフギャングステーキハウスの記事はこちらから

海外の「肉！」という感じのステーキを食べると、国内の和牛の美味しさを実感します。