国際キャッシュカードとは

みなさんVISAやMasterCard等のクレジットカードはご存知だと思います。VISAやMasterCard等のクレジットカードを持っていれば日本国内にだけでなく海外でのショッピングでも利用出来て便利なカードですね。では、国際キャッシュカードと何が違うのという事ですが、国際キャッシュカードは旅行先の海外ATMを使用して日本にある自分の銀行口座から日本円ではなく現地の通貨を引き出す事が出来ます。又、クレジットカードの大きな違いとしてはキャッシングではないので支払い方法は一括で自分の銀行から直接引き落としになります。国際キャッシュカードは通常、海外で現地の通貨を引き出す事が出来る一日の上限額が決まっていてカードを発行する銀行によって限度額が異なります。長期の旅行の場合、多額の現金を持ち歩くのは危険なので、国際キャッシュカードを持っていると必要な時に海外ATMで引き出せばいいので安心です。色々な銀行が国際キャッシュカードを発行していますが、ほとんどの銀行が出金手数料無料となっているので是非持ちたいカードですね。

国際キャッシュカードはどこの銀行で発行しているの?

上記の銀行で国際キャッシュカードの申し込みをする事ができますが、それぞれの銀行によってサービスや手数料等が違いますので違いを見てみましょう。

銀行
カード発行手数料
出金手数料
換算レート
年間費
1日引き出し上限額
楽天銀行 無料 無料※1 VISAが定めたレート+2.94% 1,000円

20万

新生銀行 無料 無料※1 VISAが定めたレート+4% 無料 原則50万円
スルガ銀行 無料 210円 VISAが定めたレート+3% 無料 30万
シティバンク 無料 210円

米ドル:米ドル電信売レート(TTS)に3%を加えたレート(TTS×1.03)

米ドル以外:提携機関米ドル換算レート+3%を加えたレート(TTS×1.03)

無料
りそな銀行(JMB) 無料 無料※1 VISAが定めたレート+2.5% 1,000円(税込)初年度無料 50万
JTB MoneyT Global 無料 200円 VISAが定めたレート+4% 無料 10万

※1 海外ATMで現地の通貨を引出す際、銀行側が引出し手数料が無料でもATMによってはATM使用料(1回200円〜500円程)を徴収される事がありますので注意して下さい。

上記の表を見てみるとカード発行手数料無料、年会費無料、出金手数料無料、となっている新生銀行がお得に見えますが、年間10万以上の利用があるのであれば年会費1,000円を払ってでも楽天銀行を選んだほうがお得になります。その他にも楽天銀行には2つのメリットがあります。一つは海外で一日に引出せる上限額が新生銀行の2倍の20万まで可能。二つ目は楽天の国際キャッシュカード(楽天デビッドカードという名前でサービスをしています)を使用すると楽天ポイントが貯まるんです!例えば、楽天デビッドカードの利用1,000で2ポイント(ゴールド会員なら5ポイント)、他銀行から楽天銀行への振込みがあった日ごとに1ポイントを獲得できますその他にもポイントを獲得できる条件が多数あります。

ミッチェルは楽天銀行の国際キャッシュカード(デビッドカード)を持っていますが色々と便利ですね。例えば、現地について日本円を現地の通貨へ両替する場合、現地空港の両替所は混雑しますが、そこに並ばずに海外ATMですぐに現地の通貨を引出せるのはいいですね!!後、Visaデビットとしての利用もできます。VisaデビットはVISAの使えるお店で買い物をすると日本にある自分の銀行から使用した分が即時引き落としされます。使い分け方としては、治安の良い国でVISAが使える店舗が多数ある場合はVISAデビットカードとして使用し、VISAを使用出来ない店舗が多かったり、治安の悪い国やあまり信用出来ない店舗で商品を購入したい場合は国際キャッシュカードを使って海外ATMで現地の通貨を引出して現金を使用します。治安の悪い国や信用出来ないショップでカードを使用するとスキミングの危険がある為です。

海外ATMは色々なとこに設置されているので、渡航前に調べておくといいと思います。ちなみに設置場所はこちらで確認できます>>

必ずしも楽天銀行がお得という事ではありません。数百円でも損をしたくないのであれば別のカードもあります。大切なのはそのカードが自分に合っているかです。楽天で全然買い物もしなくて、海外旅行はめったにいかない人であれば楽天銀行のカードは損するかもしれません。年間費やレートも大切ですが、カード独自のサービス内容や信頼性なども考えて選ぶと良いでしょう。